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M19

えむじゅうきゅう

S&W社が1955年に販売を開始したリボルバー。通称『コンバットマグナム』。本項ではそのステンレスフレーム版であるM66についても解説する。
目次 [非表示]

S&W社が1955年に販売を開始したリボルバー

通称「コンバットマグナム」。


概要

当時、リボルバーの弾のスタンダードは.38スペシャル弾であったが、更なる威力を求める声が有った。S&W社には.357マグナム弾を使用するM27があり、.38スペシャル弾より強力で狩猟などで使われたが、大型のNフレームを採用しており携行に不向きであった。

コンバットシューティング第一人者であったビル・ジョーダンの意見を取り入、調整可能なリアサイトを持ち、角を落とさない末広がりの台形のスクウェアバット型グリップを備え、.38口径用のKフレームサイズで.357マグナム弾を撃てる拳銃として設計された。

しかし、Kフレームで.357マグナム弾を使用しているとシリンダーの歪みや破損などを起こすことがあり、その後、一回り大きいLフレームを使用したM586が開発された。

現在は熱処理技術の向上と、シリンダーの溝の位置変更により、シリンダーの破損の危険は低くなっている。


アメリカの警察で広く採用され、1970~'80年代のポリス・アクションには欠かせない。……のだが、実は脇役であることが多い。と言うのも、「力こそパワー」なアメリカではよりハイパワーの.44マグナム.45ACP弾使用の銃が主役級を張ることが多いため。また同口径でも、マッシブなフレームをもつコルトパイソンの方が映像で映えやすく多用された。

創作物で一番欠かせないと作品と言えば、日本においてはやはり『ルパン三世』次元大介の愛銃だろう。



M66

前述のとおり、ハイパワーの.357マグナムを小型のKフレームで撃つ事により歪みやシリンダーの破損等が絶えなかったM19の根本的な改良策として、より剛性に優れ、尚且つ経年耐久性も高いステンレス製としたものがM66である。通称も同じく『コンバットマグナム』。


関連タグ

次元大介 - アニメルパン三世の登場人物。M19を愛用

コルトパイソン - ライバルメーカーの製品

スマイソン - パイソンの銃身とM19の銃身以外を悪魔合体させた魔改造カスタム

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