［自走コンテナ］
R-9の機体の一部をコンテナに改装したモデル。
施設内での運用を円滑に行うために２本のマニュピレータを備えている。
概要
『R-TYPE FINAL』シリーズに登場するR戦闘機の一つ。本来は輸送用の機体だが、同ゲームではフォースや波動砲などの武装が施されている。コンテナ化の影響で機体の幅が広がっており、カモノハシを意味する名前のように全体的に丸みを帯びたボディとなっている。
後継機として地上走行型のTW-2が存在するほか、索敵機TP-1の原型ともなっている。更にTP-1から発展した輸送用機体、TP-2 POWアーマーが存在する。
なお、『R-TYPE TACTICS』シリーズには一切登場していない。
武装
カーニバル波動砲
圧縮炸裂波動砲から発展した広範囲攻撃用の波動砲。一定距離を進むか敵や地形に着弾すると波動エネルギーが拡散し、放物線軌道を描いて飛び散る。拡散前に直撃した際の破壊力はR-9Aのスタンダード波動砲を上回るが、固い敵や障害物などにぶつかると消滅してしまうので爆風でダメージを与える衝撃波動砲、圧縮炸裂波動砲のような運用は出来ない。
余談だが、波動エネルギー拡散時の光景は名前の通りカーニバルの花火のように華やかである（当然その拡散弾は装甲の薄い敵機をまとめて焼き払うほどのエネルギーを秘めているのだが）。
キューブ・フォース
ロッドレスフォースを基に開発されたフォースで、立方体型のフィールドで構成されている。このフォースから放たれるレーザーはロッドレス・フォースのフラクタルレーザーの理論が活かされており、全てのレーザーに地形を追従する効果がある。
ダブルフラクタルレーザー
正面に向けて赤と青のレーザーが交差するレーザーを発射する。先述の通り、赤クリスタル系レーザーとしては珍しく傾斜の緩い壁に追従する機能がある。
スラントフラクタルレーザー
斜め上下に向けて屈折し、地形を追従するレーザーを発射する。
ヴァーティカルフラクタルレーザー
上下方向に向けて地形を追従するレーザーを発射する。
爆雷
機体の真下に投下する爆弾。威力は低いものの爆風によるダメージも期待できるほか、敵に肉薄した際の連射性にも優れている。
誘爆ミサイル
機体前方に投下される対地ミサイル。敵や地形に着弾すると炸裂し、爆風は地表に沿って一定距離を進む。
後継機
TW-2
無限軌道により地上を走行する戦車として設計された機体だが、ゲーム中ではそんなことはおかまいなしに空中や水中を航行する。ただし、『R-TYPE TACTICS』では純然たる戦車となり、フォースの代わりに弾道弾迎撃ミサイルや対空機関砲などを備えている。
TP-1
TW-1のカーゴスペースに偵察用機材を搭載し、マニュピーレターを歩行用の脚に変更した偵察・索敵用の機体。
POWアーマー
シリーズの顔とも言えるアイテムキャリアーで、『R-TYPE FINAL』では本機のバリエーションが多数登場している。
