概要
バンプレストオリジナルの人型機動兵器が使用する武装の1つ。
正式名称は「ゾル・オリハルコニウム・ソード」であり、文字通りゾル・オリハルコニウムという金属で形成される実体剣。
一般的な金属と違って温度変化ではなく結晶核による結晶化で液体から固体へと変化するゾル・オリハルコニウムの特性を利用しており、通常は液体金属の状態で柄の内部に収納されて戦闘時にビームサーベルのごとく瞬時に刀身が展開される等、取り回しに優れた武器となっている。
その反面、柄に内蔵された液体金属で刀身が構成されている故に戦闘で刀身が破損した場合は新たに液体金属を補充する必要があり、ゾル・オリハルコニウム自体が高コストである事も相まって量産には向いていない代物と言える。
該当する機体
SRX
形状が両刃の直剣であり、刀身が緑色のクリスタル状である。別名「天上天下無敵剣」。
念動力によるT-LINKシステムで刀身を形成するギミックとなっており、敵に突き刺した後に刀身を折って念動力で爆散させて内部からダメージを与える戦法(天上天下念動爆砕剣)も可能。
アストラナガン
片刃剣で刀身が緑色のエネルギー状となっている,
バリエーション
参式斬艦刀
グルンガスト参式とダイゼンガーが使用する武器。
日本刀の形をしており、刀身が現実の実体剣に近い銀色。
柄を展開する事で内部のゾル・オリハルコニウムが噴出して刀身をククリナイフや両刃の大剣へと変化できる。
斬艦刀
スレードゲルミルが使用する武器。
ベース機にあたるグルンガスト参式と同様に瞬時に大剣へと変化する仕様であるが、刀身が青でマシンセルの応用でビームサーベルのごとくエネルギー状となって延長させる事も可能。
ファング・スラッシャー
ヒュッケバインMk-Ⅲの武装の1つ。
十字型のブーメランであり、投擲時に先端からゾル・オリハルコニウムの刃が展開して切れ味を倍増させる。
Z・O・サイズ
ディス・アストラナガンの武装の1つ。
その名の通り、ゾル・オリハルコニウムの刃で形成される大鎌。
S・Z・O・ソード
SRXの後継機であるバンプレイオスの必殺武器。
正式名称が「スーパー・ゾル・オリハルコニウム・ソード」であり、別名「天下天上念動無双剣」。
脚部ブレードを分離・展開して形成する大型剣で、2本の刀身が鋏のような形になっており、敵に突き刺した後に刃を開くこともできる
類似する武器
コールドメタルナイフ/コールドメタルブレード
ゾル・オリハルコニウム製のナイフであり、前者はR-1、後者はART-1が装備している。
Z・O・ソードと違って当初から刀身が固体として加工されているため、一般的な実体剣と同じような扱い。
ブレード・トンファー
アルブレード(もしくはアルブレード・カスタム)の武装の1つ。
コールドメタルナイフと同様に実体剣として加工されたゾル・オリハルコニウム製ブレードと一体化したトンファー型武器。
計都瞬獄剣
グルンガスト弐式の必殺武器。
Z・O・ソードと同様に柄から瞬時に刀身が実体化する実体剣であるが、原理が異なる模様。
関連タグ
スーパーロボット大戦シリーズ バンプレストオリジナル OGシリーズ ゾル・オリハルコニウム
グフサーベル…ある意味、先駆けとも言える武器。
GNソード…こちらも実体剣とビームサーベルの特性を兼ね備えた武器であるが、原理がZ・O・ソードとは似て非なる。
