概要
2020年秋の改編時点では月曜から木曜は23時-23時56分、金曜は23時30分-0時15分に、それぞれ放送されている。
ただし現在の番組ロゴは「news23」を採用している。
歴史
1989年10月に、朝日新聞の記者だった筑紫哲也をメインキャスターに据え、「筑紫哲也NEWS23」というタイトルで放送を開始した。
平日22時台にニュース番組を据えるという、テレビ朝日に習った編成が大失敗に終わったことを受け、かつてJNNニュースデスクを放送していた時間帯にニュース番組を復活させたもの。
良くも悪くも筑紫哲也の個性が表れた番組ではあったが、2007年5月に筑紫ががん治療のための療養に入ったため、出演回数を減らさざるをえなくなり、当時アシスタントを務めていた膳場貴子がメインキャスター代用を務めた。その後2007年12月から、金曜以外は共同通信から招聘した後藤謙次という人がメインキャスター代行を任された。
2008年3月、ついに筑紫が降板、タイトルも「NEWS23」と改められた。これを機に後藤が金曜日もメインキャスターを務めることになった。
同年11月7日、筑紫がこの世を去る。その夜は15分間にわたって彼の追悼特集を組んだ。
2009年3月、長らくアシスタントを務めていた膳場がメインに昇格、2016年3月に「報道特集」のテコ入れに伴い勇退するまでこの番組の顔を務めるも、一時期「NEWS23X」と名乗っていた。
2016年4月に、朝日新聞の記者であった星浩がメインキャスターに就任したのだが、実はこの人、朝日新聞時代に度々ライバル番組に顔を出しており、いわば「引き抜き」という形での登板となった。
だが場を仕切る能力がなかったのか進行に難があったため、わずか3ヶ月で雨宮塔子にメインキャスターの座を譲るハメになった(ただしアシスタントという格好で2020年12月までは出演)。
2019年6月、雨宮から小川彩佳にメインキャスターが交代しているが、実は小川もまたテレビ朝日の局アナとしてライバル番組に出演したことがあった。
その小川も一身上の都合により2020年7月から10月半ばまで一時的に降板しており、その期間中はサードキャスターを務めていたTBSの山本恵里伽アナウンサーがメインキャスター代行を務めた。
2023年10月からは、小川は月曜日-木曜日のメインキャスターに移行、金曜日のメインキャスターはTBSの女性局アナが務める。