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概要

2000年1月26日・2月2日放送。全2夜。

「2000年のカレンダー用写真の撮影会」としてonちゃんミスターがモデル、大泉洋がカメラマンとなり、HTBの制作スタジオを用いて撮影を行う。「写真家・大泉洋」の初登場企画でもある。格好こそ「登山家・大泉洋」と同じだが、こちらは北海道弁訛りがない。

企画開始時間である午前6時32分から社内広報番組である『TVぴかぽん』の収録が始まる午前10時までに終わらせなければならず、準備も含めて一月あたり10分弱のペースで撮影を行う計算となり、ロケ企画ではないもののハードスケジュールの中で進行していた。

なお写真撮影に関する全ての機材は当時HTBに在籍していた金子のりとしアナウンサー(シェフ大泉クリスマス・パーティー編中、早起きクマさん出演者の中で最初にエビチリを食べてむせてた人、早起きクマさん襲撃事件で頭をかじられた人)の私物である。

ちなみに5月の撮影時に、大泉が「バカみたいに膨らんでないでたまには動きつけろよ、バカ!」と口を滑らせてしまい、憤慨したonちゃん(の中にいた安田)が大泉を蹴り飛ばすという一幕があった。この時安田は(自身は「覚えていない」としながらも、予定調和の演出では無く)マジ切れしており、DVDの副音声においても藤村Dが「蹴り方マジだもんね」、大泉は安田を指して「こいつは『どうでしょう』の中でもこんな怒るんだ、って」と思った事をそれぞれ振り返っている。

「安田騙し」

…が、この企画の本当の目的は安田顕アメリカへ拉致、もとい番組イベントである「アメリカ 生き地獄体験ツアー」のトークショーへゲスト出演させるためであり、11月をハワイ、12月をラスベガスで撮影し、大泉が拉致を実行する側に回る形になった。レギュラー企画で唯一大泉が拉致の仕掛け人となった例である。その動機は相変わらずいい加減で、ミスターがラジオの収録を終えたらすぐにホノルルへ飛び、そこから飛行機を乗り継いでラスベガスへ向かい、その翌日帰国するという強行日程に道連れが欲しいからというもの。

ちなみに安田顕に取ってこの海外拉致が初の海外旅行であり、局預かりのパスポートは真っ白だった。

当のヤスケンは「大泉君に僕が騙されたの…?」と呆然。「(大泉が毎度毎度ダマされていることについて)なんで気がつかないんだろうこのバカは」と思っていたらしく、自分がダマされる側に回って周りの騙しの腕がプロだと認識を改めたそうな。一方で下記のコメントも残してはいるが…

安田「だって。貴方達ね、ダマしダマされ罵りあいのコミュニケーションのね。そんな人達とは一緒に行きたくない」

余談

このカレンダーは実際に発売され、2004年と2012年に「復刻版」が発売されている。

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