ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アウストラロヴェナトル

あうすとらろゔぇなとる

白亜紀後期のオーストラリアに生息した中型の肉食恐竜。アウストラロベナトルとも。

概要編集

白亜紀後期のオーストラリアに生息していた鳥獣脚類メガラプトラに属する獣脚類

学名の意味は「南の狩人」 。

ティタノサウルス類ディアマンティナサウルスウィントノティタンと同じ場所で化石が発掘された。推定全長6~7メートルの中型獣脚類。


発見された化石は断片的だが、肋骨手足下顎などが確認されている。前肢が著しく発達しており、純肉食恐竜としては体に対する前肢の比率が最大級であった。

2015年にはCTスキャンした3Dデジタルモデルを用いた研究で、前肢の可動範囲はティラノサウルスアロサウルスより大きく、ドロマエオサウルス科と同程度であったらしいことが分かっている。

前肢が回内できたとする研究もあるが、橈骨が真っ直ぐなため実際に回内できたかは不明。


長く重いとの釣り合いを取るためは長かったと想像され、発達した脚の筋肉がつくことによって驚異的な速度で走れた可能性もある。軽量で身軽な捕食者であったと推測され研究者はチーターに喩えている。


グアリコなどとの比較から、よりアロサウルス科に近い種とされたが、グアリコの分類が二転三転しているため現在あまり支持されておらず、メガラプトルの仲間ではないかと言われている。


余談ではあるが、「南極アロサウルス」などと呼ばれていたオーストラリアの獣脚類(通常オッシー)はアウストラロヴェナトルかそれに近縁なメガラプトラであると考えられている。(地味に「尺骨がアウストラロヴェナトルより曲がってるから別の恐竜」という論文が出てたりする)


関連タグ編集

獣脚類 メガラプトル科

関連記事

親記事

メガラプトル科 めがらぷとるか

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1880

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました