エミール・フォン・ゼッレ
みえーるふぉんぜっれ
表記 | Emil von Seclä |
---|---|
所属 | 銀河帝国 |
CV | 置鮎龍太郎 |
幼年学校の生徒で、ラグナロック作戦の時に実地訓練のため総旗艦ブリュンヒルトに乗り込んでおり、その後はヒルダの推挙を経てラインハルトの従卒を務める事になる。
父親は巡航艦の軍医だったが、アムリッツァ星域会戦で戦死。その影響もあってか軍医を志し、軍医学校へ進むため勉学に励んでいた。そのため、アムリッツァで同盟軍を打ち破ったラインハルトを崇拝している。その純粋な精神の鳶色の髪の少年にかつての友人の姿を見たラインハルトは、後に例え腕は未熟でも自分の主治医にすると述べている。
以後、終盤のシヴァ星域会戦に至るまで、従卒として病状が悪化しつつありながらも、最前線に立って指揮を続けるラインハルトを支え続けた。
そして、アンネローゼやヒルダと共にラインハルトの逝去にも立ち会った。
『ある程度年齢が離れていた上司(主君)にとって私情を出せる年下の相手であり、公私にわたり信頼されていた』という点ではヤン・ウェンリーにとってのユリアン・ミンツに近い。
実際にエミールは父の仇とも言えるヤンとラインハルトの会見、更には講和成立後のユリアンとラインハルトの会談、そしてラインハルトの逝去に立ち会うなどいくつもの歴史に立ち会っている。
ラインハルト・フォン・ローエングラム-主君。キルヒアイスに雰囲気が似ていたこともあってか、エミールを弟のように可愛がっている。キルヒアイスやアンネローゼ、ヒルダを除けばミッターマイヤーとロイエンタール以上にラインハルトを間近で見ている。
ユリアン・ミンツ-『上司(主君)を敬愛し、相手側にとって砕けて話せる少年』という点で共通。同時に私生活がだらしないヤンの身の回りをユリアンが焼いているように、エミールもラインハルトの従卒を務める、いずれは軍に携わろうとしているなど共通点は多い。エミールは謂わば、ヤンにとってのユリアンとも言うべき人物。
そして、ユリアンが同盟の視点からいくつもの歴史の転換点を目撃したように、エミールもまた帝国の視点から歴史の転換点を目撃している。
ヤン・ウェンリー-アムリッツァで父を殺したやも知れぬ相手。だが、ある程度気持ちの整理が着いたらしいエミールにとっては敬愛するラインハルトの好敵手という興味の方が強かった。
エミール・フォン・レッケンドルフ-オスカー・フォン・ロイエンタールの副官。密かにファーストネームが被っていたが、こちらは主に「レッケンドルフ」と呼ばれた。
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