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キャラ虐

きゃらぎゃく

一般作品の一次作品・二次創作において酷い目に会う(もしくはあった)キャラクターに対して比喩的に用いる表現。 「〇虐(〇に入るのはそのキャラの略称)」とも書かれる。 強い言葉であり、荒らし・ヘイト創作要素を含んだアングラジャンルとも関わりが強いスラングなので注意。
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※他者に嫌悪感を与える危険があるスラング(俗語)ですので注意。

概要編集

元ネタの発祥の経緯編集

「〇〇虐待」及び「〇〇虐」とは、元々は主にインターネット発のマスコット系のキャラクターへの虐待行為を正当化するために害獣に貶める非公式の設定を付けてキャラ改悪し、虐待及び虐殺のターゲットとするアングラ系のキャラヘイトヘイト創作界隈のことを示していた。


その関係上、昔のインターネットにおいては「〇〇虐待」ないし「〇〇虐」(○○はキャラ名かその略称)と呼ばれるその作品は多くがR-18Gに相当していた。

だがR-18G指定の作品を全年齢で投稿したり、そのキャラのファンアートに嫌がらせのようなヘイト二次創作を行ったり、キャラクターを貶める悪質なコメントが投稿されたりとその界隈への荒らしや嫌がらせ行為も多かったため、厨房(ネットスラング)と呼ばれるインターネット荒らしの中でも特に民度が低く問題となっていた。


pixiv内およびpixiv百科内にも「〇〇虐待」もしくは「〇〇虐」の名が付くもので、下記の「近年での比喩的に用いられた際の概要と具体例」以外の作品や記事はあるが、R-18Gに相当しヘイト創作とも重なり、多くの人が不快になりうる表現が多用されるため、


「〇虐」の発祥の元ネタとなったキャラクターを貶める非公式の設定を付けて虐待・虐殺のターゲットとする個別記事へのリンクはこの記事においてはゾーニングの為に行わない。


比喩的に用いられた例編集

上述のヘイト創作要素を含むアングラジャンルに使われていた「〇〇虐」という呼び方が形を変え、近年では一般作品の一次作品・二次創作において酷い目に会う(会った)キャラクターに対して比喩的に用いるケースがある。

この記事においてはその比喩的に用いられたケースを挙げる。


  1. 隙があったり、可愛い怯え姿を見せたり、うざかわいい系だったりなどドSホイホイなキャラクターに自然発生したキュートアグレッション的な二次創作群。(かす虐カイ虐フリ虐など)
  2. プレイヤーキャラへの当たりが強かったり、他キャラに迷惑をかけたりなどユーザーの感情を逆撫でし、嫌われたり昏い欲望を抱かれたキャラクターが制裁される二次創作群。(ラン虐樋虐など)
  3. 公式作品の時点で(製作スタッフに虐待されているかのように)危険や苦難、過酷な境遇を与えられているキャラクターの扱いへの比喩。また、そうした作中での扱いを元にした曇らせ二次創作群。(キャル虐ミオ虐グエ虐など)
  4. ゲームジャンルにおいて、特定のキャラクターを酷使したり虐待・虐殺するプレイが効率的だったりする様への比喩、およびそれを元にした二次創作群。(タブンネ狩りコロ虐たまごっち虐(たま虐)、ピク虐(ピクミン虐)など)
  5. マスコット系の一般向け一次作品でマスコットキャラが苦痛を感じたり生命の危機にあう描写をする作品や、それに乗じた二次創作群。(ちい虐モル虐など)

などなど。


注意点編集

バーチャルYouTuberが仲間内の弄りとして「〇虐」という言葉を使うことから近年急速に広まり浸透した言葉であるが、「〇虐」とは概要の前置きの欄にあるように元々既に存在する人気マスコットキャラクターをキャラ改悪するキャラヘイトヘイト創作にも繋がるジャンルによって生まれた言葉であり、これは厨房(ネットスラング)と呼ばれるインターネット荒らしの活動ジャンルとしての側面も強い界隈だったので不快に思う人も多い。


それを抜きにしても「虐」とは強い言葉であり、虐待や虐めに関連する言葉を気軽に扱うことでそれらの行為への心理的ハードルを低くするゲートウェイ的なものとなる危険も考慮される。

リアルにおいては決して嫌がる人に対して使ってはならないのは当然として、「〇虐」という言葉を使われた相手が表面的には嫌がってなくても内心では快く思っていなかったり、度が過ぎるとトラブルとなることも考えられる。


またどの辺りまでが相手に不快感や嫌悪感を与えるラインを超えないでいられるのか非常にデリケートなものである為、周囲に嫌な思いをさせないように非常に注意を払う必要がある。


そのため現実の人間関係において使用することは決して薦めることが出来ない。


ソフトな表現編集

曇らせ隊より曇らせなどが該当する。

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