ボスってのは常に笑っているべき。これはかつての部下の言葉。
顔に鉄火面を、心に鎧を纏え。これは父の口癖。その通りだなーと思って守っています。
概要
CV:伊藤静
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世界平和のために武器商人をしている白髪長髪で碧眼の白人女性。
海運王のフロイド・ヘクマティアルの実子で、顔がよく似ている兄キャスパーがいる。
HCLI社のヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門の一翼を担っている。
現場担当として私兵達を率いて世界各地を飛び回っており、新入りのヨナがお気に入り。
人物
普段から戦闘時でも、常に笑顔を絶やさない。理由はヨナが入隊する前にいた兵士、エコー(エッカート)が「ボスとはどんな時でも笑っているべきだ」と諭していたことが起因。エコーはココを庇い死亡するがその事は、ココの心に刻まれ大事だと思い守っている。
子供のころを知るレーム曰く、「むすっとしたガキンチョ」だったようだ。
少女時代から、武器商人として世界中を飛び回っていた為、学校に通った経験はないと言うらしい。だが、長年の経験と武器商人の勘などから高い教養を備えている。全ての欧州の言語はもちろん、その他の言語も話すことが可能。
HCLIの実子であると同時に、武器商人という立場故に、常に命を狙われているという強いストレスを抱えており、護衛なしで屋外に出ようとすると、一歩も動けなくなり小さな物音にも怯えるほど。交渉においてビジネスマナーをわきまえない人間に対しては容赦がなく、交渉相手のマフィアが武器購として高額で換金できると薬物を出した際には怒りを露にしていた。
幼い頃からそんな生活だった故か、実父であるフロイド・ヘクマティアルの事は他人行儀に「フロイドさん」と呼んでいる。これは実兄、キャスパー同様。だが、「顔に鉄仮面を、心に鎧を纏え」という父の口癖は「武器を売り歩くと、心が腐る」という観点から正しいと思い、上記のエコーの言葉同様しっかりと守っている。
酒癖が悪く、酔うと動くもの全てにプロレス技をかける。これをくぐり抜けると、ココの裸踊りを見られるらしい。また過酷な状況になると不満を口にする。
私兵達
私兵である部下を大変信頼しており、同時に部下からの信頼も厚く「お嬢」と呼ばれている。
特に最も一緒にいた時間の長いバルメには、家族や友人を超えた特別な感情を抱いている。
さらに新入りであるヨナに対しても弟の様に可愛がり、常にベタベタしている。
技術
商品である、銃の扱いには慣れており有利な交渉に持ち込む精神力を持つ為、劇中でも射撃のシーンは僅か。使用したのはデザートイーグルおよびグロック17。しかし、射撃技術は武器商であるため、一流である
作中の活躍
元山岳兵のヨナを自らの私兵部隊に加え、世界中の紛争地域や政府の要人相手に武器を売り捌いて世界を点々と回っている。
ヨナの入隊試験と称した商品の取引のごたごたの中「何故武器を売るの」かというヨナの問いに、「世界平和のため」と答えた。
しかし本心は、人間に絶望し世界を忌み嫌いながらも、武器を売る行為の犠牲に報いるため密かに壮大なる計画を企てを推し進めた。
彼女が人間に絶望しながらも過剰な推進をしなかったのは、ヨナを傍に置いていたからである様だ。実際、ココから離反しヨナがいなくなった途端、計画は過剰になった様である。
親友である、Dr.マイアミには、ヨナへの執着が計画の障害になるのではないかと懸念を抱かれ計画に数年の誤差を設けられていた。