うわさ
人体消失マジックを得意とするマジシャンは、まだ世間にその名を知られていなかった。もしかしたら、かつて無数の芸術家を輩出したエウリュディケ荘園で、彼は新しい公演の霊感を得ることができるかもしれない。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場するサバイバーの男性。
空中浮揚マジックを行った同名の実在の人物がモチーフ。
ストーリーでは傭兵・冒険家・オフェンス・野人らと共に冬のゲームに参加している。
プロフィール
名前 | セルヴェ・ル・ロイ |
---|---|
出身階級 | 中産階級 |
年齢 | 35歳 |
誕生日 | 7月4日 |
趣味 | マジック、スーツ |
長所 | マジック |
嫌いなもの | 人に脅される |
好きなもの | 巧緻な杖、スーツ |
CV(日本語吹き替え版) | 高木渉 |
性能
外在特質
- マジック
マジックステッキを携帯し、その場に幻像を作って数秒間自分の身を隠すことができる。
しかし隠れた状態で攻撃を受けると恐怖の一撃が発動する。
専門技術により、マジシャンが隠れた時の移動速度が40%上昇する。
- 機敏な手
機敏で器用な両手を持ち、暗号機解読における調整発生確率が20%低下し、
暗号機解読における調整発生時の判定範囲が20%増加する。
- 真偽不明
仲間たちはペテンショーによって、ロケットチェアに拘束されているのが本当にマジシャン自身なのかどうか分からなくなる。
マジシャンがロケットチェアから救出されると、直ちに脱出マジックを発動し、その場で幻像を作り、2秒間自分の身を隠すことができる。
主な立ち回り
チェイス・牽制型のサバイバー。
最大の特徴はステッキ幻像による攻撃の防御。攻撃を受ける直前にステッキを発動して幻像に攻撃を受けさせ、透明化&移動スピードアップの間に次のチェイスポジションに移動できる。
同じく攻撃無効化できる香水との違いはハンターが幻像を攻撃しても存在感が貯まらないこと。
救助では透明化している間にチェアに近づき救助狩りを避けたり、狭い箇所に幻像を設置することで通せんぼできたりと様々な使い方がある。
過去にデメリットであったステッキ使用中の恐怖の一撃や、チェア救助スピードダウンがアプデにより無くなった。
強いて言えばデメリットはステッキ透明化中は味方にも位置が分かりにくいことがある(輪郭は見える)。
救助された後に幻像が残ることから救助しに来た味方が混乱しダウンとられたり、透明化救助したことに味方が気づかず棒立ちしていたり、要注意である。
衣装(スキン)一覧
UR | |
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宝探し貴族 | コウライバト |
砂漠、墓穴、ファラオ、どれも興奮するほどの冒険だ。金目の物が見つかればより素晴らしい。 | 自然淘汰は砂漠の生存法則だ。だが私は、物語と手品が得意なただの行商人だ。 |
SSR | |
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ブルーアラジン | 白金アラジン |
『千夜一夜物語』はマジックの霊感の源だ。この異国情緒あふれる青い衣装が幸運をもたらしてくれるかな? | 『千夜一夜物語』には1001の物語がある。白金アラジンはそのうちのひとつから霊感を受けた。 |
光学レンズ | 白ひげ |
団長の使命として、代々守り継がれてきた封印されし邪眼を守り、光と影の幻影の中でのみ己の独占欲を満たしてきたが —— 裏切りの刹那、彼は徹底的に砕け散った。 | 神秘的で英知のある白魔法魔術師のリーダーは能力に優れ、慈悲深くて優しい。彼は町の住民と子どもたちを守ると誓った。 |
仮面紳士 | マーリン |
これが杖の正しい使い方だ。誰がこれを腰に付けるか! | マジックと魔法には本質的な違いがある、くれぐれも混同してはならない。 |
文学教授 | 動力の芯 |
運命を好きに書き記す事ができるなら、あなたは不幸な「喜劇」と「幸福」な悲劇のどちらを選びますか? | 尽きない燃料が永遠に動力を維持し続ける。あらゆる指令は生産ラインの轟きと化し、一切の雑音を呑み込む。 |
広津柳浪 | |
ポートマフィアメンバー‐広津柳浪の服装。 | |
文豪ストレイドッグスコラボ衣装 |
SR |
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銀白テク |
今回のショーのテーマは、銀のきらめきの奇跡! |
鑑定 |
国王が彼の真の姿を見つけた瞬間、そこでゲームは終わる。 |
結婚式の司会 |
挙式予定の新郎新婦がいまだに姿を現さないので、司会者は自分の持ちネタで会場の空気を和らげたものの、祝辞を述べることはできなかった。 |
祝宴の司会 |
祝典の司会者は永遠にスタミナ全開だ。 |
無楽の舞 |
権利の魅力の一つは人を上の空にさせてしまうことだ。 |
無雪の峰 |
神がもたらした奇跡ではなく、激怒して下した懲罰なのかもしれない。 |
雅藍の礼 |
優雅な藍色の模様は定番中の定番だ。格調高い紳士なら試す価値がある。 |
シマウマの影 |
怪奇ショーの人気がなくなってから、彼はサーカス団随一のエンターテイナーになった。カーニバルのパレードでも彼は欠かせないぞ! |
隠密の達人 |
魔術は壮大なペテンだ。彼はそれを生活の中で演じることもいとわない。 |
マッドハッター |
お茶会の参加者の一人。人々は言う、彼は「狂った帽子屋」だと。 |
竜芽 |
手品を使っている内に、人間事にもけりがつく。 |
アルペンスキー |
4つの小さな氷の人形。雪山では歩くこともままならず。真っ白な雪の中で刃が光り、4つは3つになった。 |
ダリヤ |
ダリヤ――彼はかつて皇后の唯一のお気に入りだった。物語の最後に彼が現れなかったら、「裏切り」が彼の新しい名前になることはなかっただろう。 |
秘密裏に訪れた観客 |
チケットに隠された手掛かりが刑事をここへ呼び寄せた……観客に紛れ、幕裏に潜入することが、真相へ近づく近道だ。 |
ラビッツ・フット |
都合の良い偶然も、思いがけない結末も、ウサギがもたらしたほんの少しの幸運によるものだと彼は全員に信じ込ませた。 |
R | |
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深紅のコート | |
実証されていない秘伝:赤いコートを身につけた職業の地位は一番高い。 | |
オリーブ | |
このオリーブの枝を私の手から落とさせないでくれ。 | |
魅惑の紫 | |
各ジェントルマンは紫色のラシャのコートを持っているはずだ。 | |
葡萄酒 | |
パフォーマンスの前に酒を一杯飲めば、手がぶれないんだ |
初期衣装 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 |
ボロい服 |
服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
裏面 |
これは今まで他人に見せたことのない顔であり、取り戻せない過去を象徴している。 |
関連イラスト
関連タグ
背景ストーリー
セルヴェ・ル・ロイはベルギーでマジシャンとしての人類を歩み始め、ロンドンに移住して自分のマジックグッズの専門店を開いた。
しかし人体消失マジックを好むこのマジシャンは、まだ世間にその名を知られていなかった。
もしかしたら、かつて無数の芸術家を輩出したエウリュディケ荘園にて、彼は新しい公演のインスピレーションを得ることができるかもしれない。
背景推理(ネタバレ注意!)
この先ゲーム内における「背景推理」のネタバレを含みます。
1.芽生え | 自分が何を目にするかなんて、永遠に知ることはできない。でも、だれもがそれをりかいしているわけじゃない。 |
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1枚の写真:幼い男の子が両親と劇場の前に立っている。劇場の門にはマジックショーのポスターが貼ってある。 | |
2.学習 | 真の教育者であれば、君を解放してくれるだろう。でも、誰もがそれを理解しているわけじゃない。 |
1枚の写真:白髭のマジシャンが、礼帽をかぶった若者に手中のトランプを見せている。 | |
3.アシスタント | マジシャンは正真正銘のマジシャンではなく、マジシャンを装った役者にすぎなかった。 |
1枚の写真:礼帽をかぶった若者が白髭のマジシャンの傍に立っている。その顔は憂鬱そうだ。 | |
4.増大 | 世の中、そう易々となり遂げられる事なんてないんだ。 |
喜んで一生引き立て役を演じたい奴なんかいない。誰だって舞台のスターになりたいものさ。 | |
5.円満 | セルヴェ、お前は舞台に立てる。お前はそのために生まれてきたんだって、あのじいさんがそう言っていた。 |
1枚の写真:礼帽を被った若者が舞台に立ちトランプマジックショーをしている。 | |
6.成功のコツ | 努力と才能はどっちがより重要だろうか?才能のない者に言わせれば、努力こそすべてだ。 |
1枚の写真:礼帽を被った若者がマジック道具を整理している。地面には鎖や鉄条網が置いてある。 | |
7.アウトロー | 偉大なペテン師は、同時に偉大なるマジシャンでもあるのさ。 |
1つのニュース:大マジシャン「ジョン」、実演中にハプニング発生。 | |
8.脱出マジック | 観客の目の前で、顔色ひとつ変えずにパートナーの錠前を外すなんて日常茶飯事さ。 |
鎖に問題がなければそれでいい。 | |
9.サーストンの3原則 | 観客の行き過ぎた情熱は人を困惑させる。パーフォーマーとして、どう処理するかは分かるだろう。 |
マジックを演じる前に、現象を説明してはいけない。同じ場所で、同じ観客相手に同じマジックを2度繰り返してはいけない。種明かしをしてはいけない。 | |
10.近距離マジック | 近距離で観客の目をごまかすには、そう簡単なことじゃない。少し頑張らないとな。 |
例えば、人の目の前で忽然と消えるとか。 | |
11.アスターの空中浮場 | あらゆる場所もあらゆるものも変幻自在、セルヴェ・ル・ロイは今世紀最高の脱出マジックマジシャンだ! |
1部の新聞:大マジシャン、ジョンの後継人セルヴェ、まもなく巡回公演スタート。 |
誕生日タスククリア(1回目)
デロス男爵への返信
尊敬なるデロス男爵
あなたが手紙でおっしゃっていた通り、毎回のマジックショーはまるで生死の分かれ道を彷徨うかのようです。そしてこのような運命の掴みどころのなさは、往々にして異常な現象が表すものです。
先生が命を落としたあのショーの夜、1人の少年が舞台裏に飛び込んできて、私は人生で最悪の間違いを犯しました。
この少年が、その現象です。彼の出現はまるでトリガーのように、私の心の中に無自覚に存在した不満に火をつけました。私はその少年を追い払うと、道具の検査を止めました。
故意であろうと、過失であろうと、あの夜私は自分がやるべき仕事を終えなかった。
責任から逃れようとしているわけではありません。ただ、1つのきっかけによってどれほどの変化が起きうるか、この件を例にあなたに知ってほしいのです。
あなたの提案は検討します。ですが私は探偵ではありません。失踪した男性についても何も存じ上げないのです。
敬具
誠意を込めて
セルヴェ・ル・ロイ
補足
「デロス男爵」は空軍らをゲームに誘い、ホワイトサンド精神病院の治療(泣き虫記念日タスク)に関わった人物。
エウリュディケ荘園の主であり、ゲームの主催者と思われる。
セルヴェの弱みである師匠の「ジョン」死亡事件をネタに強請り、ゲームに強制参加させたものと思われる。
誕生日タスククリア(2回目)
マジシャン日記
12月8日
到着した夜も含めると、もうここへ来て5日目になる。もううんざりだ。夜中に部屋を駆け回る鼠、ボロボロの部屋……くそ、かつてないほどの侮辱だぞこれは! これが偉大なマジシャンの待遇か? ちゃんとした厨房やランドリーすらない!
答えはすぐ目の前にある。だがくそったれのナワーブ・サベダーがずっと調査の邪魔をしてくるのだ。あのイノシシの中には何かあると確信している。奴の悪事を暴くチャンスを待つだけだ。待ってろよ、ナワーブ・サベダー。何を隠しているか知らないが、私に見抜けないトリックはない!
この荘園の全てが罠なのかもしれない。そして私はこの4人の中で唯一全てを見破ることができる参加者だ。
今朝、ランドリーで奇妙なカラフルのボールをいくつか見つけた。報道の数々を連想させる。例えばサーカスの惨事、失踪した女調教師、イノシシと驚きの「野性の子」のショー……彼らもきっと噂に聞いた連中と同じように、この不思議な荘園にやって来たのだと私は確信している。
だがその後は? 彼らはどこへ行ったのか?
自分があんな三流サーカス団が住んでいたかもしれない部屋にいると思うと虫唾が走る。急がなければ。脱出マジックでここを離れるのだ――あの「証拠」どもを持って!
補足
調査とは「デロス男爵」から依頼された男性の消息調査だろう。ゲームストーリーでもナワーブに捜査妨害を受けている。
セルヴェたちの参加したゲームが月の河公園事件関係者(道化師ら)の参加したゲームの後に開催されたことが分かる。