概要
第62話「意外!?ボスロボット空中飛行」に登場した機械獣。
キングダンX10、ジャイローンJ1などのように、甲冑をまとった西洋騎士のごとき姿をしている。本来は戦闘用ではなく破壊工作用(Dr.ヘル曰く「マジンガーZ攻撃用には作ってない」との事)で、あまり戦闘能力は高くない様子。手にした鎌も、発電所の破壊に用いるもので、マジンガーZに攻撃したらあっさり砕けてしまった。
しかし後に戦闘用に改造され、飛行機能を追加。更には、頭部にカッター、腹部に隠された顔面部からの光線と、武装を施される。手持ちの武器も、超合金Zを切り裂く鎌となった。
全高18m、重量200t。
劇中での活躍
当初は、光子力研究所への電力供給を断つために出撃。発電所を破壊し、送電を止めようとするが、いち早くスクランダーで駆け付けたマジンガーZと交戦。中破しそのまま退却する。
後に改造され、再び出撃。ボスボロットを飛行させるためにと、ムチャとヌケによりスクランダーの誘導装置が外されたマジンガーZと対決する。
空を飛べないマジンガーZを苦戦させるも、スクランダーは三博士に発見され、マジンガーZは再び飛行可能に。
ボスボロットも、以前にZが行った「アフロダイミサイルを飛ばし、それを手で掴み飛行」という方法を実行。
そのまま、ボスボロットのニアミス体当たりを受け、更にはマジンガーZからブレストファイヤーを受け、破壊されるのだった。
原案デザイン
原案デザインは、石川賢。腰のベルト部分と、手持ちの鎌のデザインが変更された(原案デザインで持っていた武器は、「西遊記」の沙悟浄が持つ「月牙鏟」という武器に似ていた)。
それらの他に、決定稿では腕がやや長めになっている。
戦闘獣ダンテ:こいつも後にボスボロットの急造での空を飛ぶ方法(突撃)の末に、激突(ニアミス)してしまった。しかもそれで撃破されている。