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「お前を殺しはしない、その訳はいずれわかる。殺す事より恐ろしい悪! それは愛するものを変えてしまうことだ!! 恐ろしい怪物になぁ~」

CV:丸山詠二 人間態:高杉哲平

超人バロム・1』第26話「魔人ハネゲルゲが赤い月に鳴く」登場


概要編集

ドルゲ始祖鳥の羽根から作りだした魔人。

「ドルゲの赤い月の呪い」という儀式で月を「赤い月」に変えて出没し、赤ん坊をドルゲの赤子に変えた後でいったん元の姿で親元に戻し、赤い月が三日月の日に変身させて母親を実の子の手で殺させる作戦を実行しようとする。

飛行攻撃に加え、手を振りかざすことで火花を飛ばし、昆虫のような眼から催眠光線を出す。

配下のアントマンは羽根を模した虹色のナイフを使用する。


怪物になっても我が子を捨てられない母親の人間性と赤子に手が出せなくなるバロム・1の正義感を利用して作戦を進めようとするが…


バロム・1がボップを利用した技「サンシャインボップ」で赤い月を消して昼間にしてしまい、呪詛の効果は失われた。

飛翔による体当たりとクチバシで応戦するも、弱点である目を攻撃されて弱ったところをバロム返しとバロム爆弾パンチで火花を出しながら散った。


ドルゲの赤子編集

ハネゲルゲの呪詛によってくちばしと羽が生えた赤ん坊。母親とバロム・1のみ怪物に見える(レントゲン写真にも羽根が写っている)が、他の人間にはただの赤ん坊にしか見えない。

他の魔人の手下となった人間同様に美しいものを嫌い、花を溶かしてしまう。


ハネゲルゲの死によって元の赤ん坊に戻った。


余談編集

元々はトンボのドルゲ魔人として登場予定だった模様。眼が昆虫のような形状なのはその名残か。

一度だけバロム・1に「ドルゲ妖怪」と呼ばれているが、『ゲゲゲの鬼太郎』の姑獲鳥(うぶめ)を意識しているとも考えられる。(こちらも赤ん坊を攫っているし)

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