「見たかデビルマン、これがドクターヘルが誇る海底機械獣バルバドスF7だ!」(妖獣ブゴ)
概要
劇場用作品『マジンガーZ対デビルマン』に登場した機械獣で、劇中では「海底機械獣バルバドスF7」と呼ばれていた。あしゅら男爵が指揮する海底要塞サルードから出撃。
武器としては口部から放つカプセル式の電磁ネット。胸部左右に大型魚雷、腹部に四連装魚雷を内装している。両手は前半分が二又に分かれた電磁ムチになっている。
最大の武器は頭部から発射する超高熱ビーム。一時的ではあるがブレストファイヤーと拮抗するかと思われる威力があった。
水中を高速で移動するグロッサムX2と違い、本機は「海底機械獣」の呼び名の通り、海底をのっしのっしと二足歩行で移動している。
劇中での活躍
ドクターヘルの命令で海底要塞サルードから出撃し、妖獣ブゴを追ってきたデビルマンの前に現れる。デビルカッターやデビルアローを跳ね返し、口からの電磁ネットでデビルマンの捕獲に成功、魚雷でとどめを刺そうとする。しかし間一髪のところで駆けつけたマジンガーZに妨害されてしまう。
バルバドスF7は頭部からの超高熱ビームでマジンガーZを苦しめるが、ブレストファイヤーによる反撃で機能不全に陥り、さらに体当たりでZを潰そうと近づいてきたサルードに押しつぶされた。
超高熱ビームとブレストファイヤーの撃ち合いの場面は、永井豪が描いた漫画版のグロッサムX2との戦闘場面の一部を再現したもの。
原案デザイン
原案デザインは石川賢。
原案時は、胴体部がもっと丸くずんぐりむっくりな体型で、「胴体部がそのまま巨大な頭部であり顔」といった、某作品のガンメンのような印象を受ける。
(胸部の大型魚雷発射口が両目に見えるため、なおの事そう見える)
また、原案では腹部の連装魚雷発射管が縦になっているが、決定稿では横になっている。