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概要編集

アメリカロッキード社が開発した方式。コンクリート製の軌道の上に鉄のレールを敷き、その上を鉄の車輪を使って走行する。

アメリカの会社が開発したが日本以外で採用されたことはなく、現存する路線もない。


採用路線編集

小田急電鉄向ヶ丘遊園モノレール線編集

小田急電鉄向ヶ丘遊園線500型/断面図

小田急電鉄小田原線の向ヶ丘遊園駅から向ヶ丘遊園正門駅までを結んだ。向ケ丘遊園への来園者輸送に使われたが、地域住民の利用もあった。

1編成が終日往復するのみであり、多客時には8分間隔で運転された。評判もよく、向ケ丘遊園でウルトラマンショーが開催されると車両前後端を覆う巨大なウルトラマンのマスクを取り付けるなどして話題となった。

2000年2月13日、台車に老朽化による致命的な亀裂が生じていることが判明。運行を休止し、そのまま再開されることなく廃線となった。


姫路市営モノレール編集

姫路市交通局モノレール/100形

姫路駅と手柄山駅を結んだ。1966年に開業したが利用不振により1974年に休止。1979年に廃線となった。

廃線後も軌道桁などがそのまま残され、1991年には社会学者の鵜飼正樹が古代ローマの水道橋をも連想させるこの廃線跡を「現代遺跡」と命名した。

運営事業者である姫路市交通局は市営バス、書写山ロープウェイも運営していたが、2010年3月26日に閉局し現存しない。

車両は片運転台式、両運転台式それぞれ2両が存在したが、現在は後者が手柄山交流ステーション内で一派公開されている。


詳細は当該記事を参照。


関連編集

神姫バス:前述の市営バスの移管を受けたほか、書写山ロープウェイの運行管理を姫路市より委託されている。

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