概要
細田守監督アニメ映画「竜とそばかすの姫」に登場するちっちゃなAI(人工知能)たち。
人間の少女の顔にナマコやシャコ、イソギンチャクといった水生の無脊椎動物の身体を合わせ持った、さまざまなバリエーションがある。
謎多き存在・竜が隠れ住んでいる城の守りを任されており、侵入を試みようとする第三者を言葉巧みに幻想的な異空間へと迷い込ませている。
因みに、主人公の女友達が持つAs(アズ)・ヒロちゃんAsはサメのような水生生物要素もある姿なので、人魚AIと並ぶと一体感があってとても様になる。
その他
仮想世界『U(ユー)』で使われるアバター・As(アズ)のキャラデザには、漫画「虎鶫(とらつぐみ)-TSUGUMI PROJECT-」のカニ人ことippatu氏、PALOW. − sss氏、IKEGAMI_YORIYUKI氏といった数名のクリエイター達が参加し、本稿の人魚AI含めとてもユニークな可愛らしいキャラクター達を生み出している。
本作「竜とそばかすの姫」はフランスの民話「美女と野獣」をオマージュしている。本稿の人魚AIは、ディズニー映画に登場するルミエールやコグスワースたちのような、野獣(ビースト)の従者たちと似た立ち位置にいる人魚たちなのだろう。