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この記事は存在そのものがネタバレです。未見の方は注意!

























演:永谷咲笑

概要編集

ゴジラ-1.0』の登場人物。大石典子東京大空襲の際に戦火に巻き込まれた女性から託された戦災孤児の赤ん坊。行く宛てがなかったことから典子とともに敷島浩一の家に住み着くようになった。そのため、浩一とも典子とも血は繋がっていない。

名前に関しても服に書かれていた「アキコ」という字から判明しているだけであり、本来の名字は不明(※)、「明子」という漢字はおそらく当て字と推測される。

浩一も追い出すことができず結局2人を養うことになるものの、彼女たちの存在によって徐々に生きる気力を取り戻していき、3人で幸せに暮らしていた…。


しかし、それから約2年後、義母である典子がゴジラの銀座襲撃により生死不明となったことで「おかあちゃんは?」と澄子に聞いたものの、彼女は真実を伝えられず「遠い所にお仕事に行っちゃったんよ」と答えるしかなかったため、寂しさから号泣していた。

それからは「海神作戦」の準備のため家を空けるようになった浩一に代わって澄子が明子の世話を行うようになる。明子も彼女に懐くようになるものの、やはり母親がいなくなったことに対する悲しみは癒えておらず久方ぶりに義父である浩一と再会した際には家族3人を描いた絵を渡しながらも泣き出していた(この時は「海神作戦」決行前夜で浩一も死ぬ覚悟を決めており、子供ながらに彼の雰囲気から「おとうちゃんまでいなくなってしまう」と予感がしたのかもしれない)。

翌朝、自身が寝ている間に浩一がお金と手紙を置いていることに気づき、それを澄子に渡す。

その後、生還した浩一を澄子とともに迎え、浩一に連れられる形で間一髪生き残っていた母親・典子とも再会を果たした。


※役名も「明子」としか表記されていないため、名字についてはどちらを名乗っているのか不明。


余談編集

後に明かされた撮影裏話によると、元は「明(あきら)」という男の子の予定だったが、明子を演じた永谷咲笑がオーディションで撮影側の指示をしっかりと汲んでくれたことから、「明子」に変更されたという。


劇中では見事な泣きの演技で視聴者を驚かせたが、山崎監督によると、彼女は昼寝の時間の直前に眠気から不機嫌になることが多く、その習性(?)を撮影にうまく活用したとのこと。つまり、あの泣きの演技は彼女が役柄に入り込んで泣いていたわけではなく、眠くてしょうがないのにぜんぜん寝かせてもらえず、ぐずって泣いてしまっているところを撮影したというのが真相だったようだ。


関連タグ編集

ゴジラ-1.0


古行淳之介:本作と同じく山崎貴が監督を務めた映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの登場人物。彼もまた身寄りのない子供だったが、ひょんなことから茶川竜之介の自宅に転がり込み、一緒に暮らすようになった。ちなみに、茶川を演じた吉岡秀隆氏は本作にて野田健治役で出演している。

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