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概要編集

ゲノム大学の研究者。初登場はパワプロアプリ

霧崎礼里往田真威人を改造手術し、明神陽を改造手術したのも恐らく彼である。

現時点では霧崎の追憶バージョンの回想、フリート高校の強化シナリオ、彩菊花高校に登場。そしてゲノム大学附属高校では野球部の監督を務める。


パワプロアプリにおいては珍しく数少ない純粋な悪役、黒幕ポジションであり(過去作では神高燐といった例もある)、同じくマッドサイエンティストと呼ばれる比良女木美々とは違った方向性を持っている。

ゲノム大学附属高校のシナリオでは一応味方のため今まで描かれていなかった心理描写が描かれている。


登場した場面編集

霧崎礼里(追憶バージョン)編集

霧崎の追憶バージョンのSR以上限定のイベントにて初登場。

彼女の読心能力に興味を持ち、実験を進めて霧崎と往田の髪色が変わるきっかけを作ったのも彼である。


フリート高校(強化シナリオ)編集

シナリオ序盤から登場。海賊船を率いて泡瀬満里南を誘拐し、海の民の遺伝子を組み込んだ改造人間を作ろうと目論む。

フリート高校が甲子園出場を果たした際に再び現れ、実際に誘拐してしまう。フリート高校一行の前に時任幽平と彩菊花高校の能力者が現れて能力の力によって追いつかれ、泡瀬を賭けて実験サンプルの選手を使って勝負することになる。負けるか引き分けになると実験体にされてしまうというパワプロ8の伝説最強戦のように後味の悪いバッドエンドとなるが、試合にフリート高校が勝っても諦めず、その後も意味深な発言を残してからシナリオを締める。


彩菊花高校編集

能力を使って人助けをしていた彩菊花高校の面々の前に登場する。時任幽平照木静音とは面識があるため彼らには警戒される。その後彩菊花高校に堂々とやってきて批難されるがちゃんと許可を取って高校に入っており、野球部に用があって来たわけではないと告げる。そしてフリート高校の強化シナリオにおいて時任が語っていた部分が明かされるが彩菊花高校のメンバーに手を出そうとしたのは彼では無いことが判明する。


彼の思考は分かりづらい部分があったが読心能力を持つ蔦枝心音の力によって超能力者どころか自分自身にすら興味を持たず、たった一つの遺伝子を生み出す為なら何を犠牲にしても構わない精神の持ち主と判明した。


ゲノム大学附属高校編集

遂に本格的に登場。そしてフルネームも明かされた。研究員兼監督という立ち位置でゲノムフレグランスで主人公のサポートをしてくれる。

シナリオの固有イベントや分岐によって彼の初心(昔の来間)が垣間見える。

普通にプレイすると見ることはないがゲノム回収を損ねると彼に叱られ、その度に評価が必ず0に下がってしまうので注意。


ゲノム大学附属高校のシナリオにおいて編集

※ネタバレを含んでいるため注意。


彼が監督になりチームも良くなっているがパワプロくんがゲノムフレグランスについて怪しんでいたらリスクを冒す必要もないのだから信用してくれていいと説く。

瀧上輝汐が事故に遭ってしまった際には彼女に治療法を提案し、瀧上の希望もあって手術を行うことになる。そして野球部に顔を出した際に瀧上の外見の変化に驚きブレイクスルーだと嬉しそうにしていた。


冬に部室に現れたチョウトンボを見てこんな季節にこんな場所で出会うなんて奇跡と驚き、希少生物の生物の保護は人類の義務と語る。自分が研究者になったのは希少な生物を守るためだったと明かす。そしてタヌキノショクダイという希少生物について語り始めるがここで話が長くなりそうだとカットされる。


その後新年度を迎え新しい部員も入ってくるなかキャプテンの竹内脅人に再改造を求められるがデータが足りないと断り、その会話をパワプロくんはたまたま聞いてしまう。


紅白戦で瀧上が変身を遂げたのを見て驚き、瀧上の姿を幻獣だと表現している。

明神や尾上亜月の変身も考慮して変身に関する研究を並行して進める事を決めた。


霧崎と往田が敷地内に現れ、騒動が起きた際にカードキーを入手したパワプロくんは侵入を試みるが侵入した場合は研究所内にて被験者として捕らえられた真開彩葉真開伊瑠花と遭遇する。その直後にピンチになるが(台詞のみの登場だが)照木静音らしき人物に助けられる。

パワプロくんらが去った後に来間の会話が挟まり、今後の対応について話すのだが研究所内のトンボが無事なのを喜び研究対象なのではないかと問われるがモチベーションであり戒めでもあると答えている。

その翌週にパワプロくんは連行され、来間になぜ忍び込んだかと問われる。そしてゲノムフレグランスは一種の外部遺伝子ということを明かす。遺伝子を自由にカスタマイズできれば生まれ持った資質の差を無くし真に平等な社会がやってくるという進化の可能性を追い求めており、その域に達することができれば人類が滅ぼしてきた億万の種に対し、その犠牲は無駄ではなかったと胸を張って証明できると自らの理念を明かした。それを聞いたパワプロくんに対し協力をするかを提案してくる。(ここの返答でパワプロくんの結末は変わることになる。)


甲子園出場を決めると同時にアンドロメダ学園も甲子園出場を決めた事を知り、科学に心を売ったもの同士の戦いを楽しみにしており甲子園に到着した際のイベントではアンドロメダ学園の監督の武井田ジョーと張り合っていた。


甲子園決勝まで勝ち進み、決勝がアンドロメダ学園と確信していた来間だったが選手たちに指摘され新聞を確認することでアンドロメダ学園が準決勝で敗退していた事を知る。

その直後に一本の電話が入りタヌキノショクダイの自生場所が見つかったという知らせを受けてすぐに向かおうとするがパワプロくんに良くも悪くもここまでやってきたことの成果が出る舞台なんだと止められ、試合に臨むことを決めるが決着はなるべく早くと頼む。


甲子園を優勝したものの、来間は試合終了と同時に去りタヌキノショクダイの自生場所と告げられた場所に向かうが霧崎と往田の罠だった。タヌキノショクダイの性質から1人で来ると読まれていた来間は目的達成のために手段を選ばない霧崎に対して教え子の成長は嬉しいと言い、自分をお前の教え子だと思ったことはないと霧崎を怒らせる。だが、来間は君たちは実験体だから私のほうが学ばせてもらう立場だと返し、覚悟しろと激昂する霧崎の台詞で場面は切り替わる。


しかし、デッキに瀧上を入れていると霧崎の台詞の直後に瀧上が現れ、霧崎の前で変身をして倒れたのだがゲノムによる変化を可逆変化(元に戻ることが可能な事)なら自分の計画は無駄ではないかと思いつつも事実確認の為に瀧上を連れて立ち去る。興がそがれたという霧崎だが往田の提案により日を改めることにする。そして自分たちのような存在を生み出さない為に常に監視していることを忘れるなといいその場を締める。


エピローグでは矢部からは急にいなくなってから帰ってこなかったと言われているが瀧上曰く野球のことなんてすっかり忘れてどこかで研究を続けているらしい(想像ではなく本当の事のようだ)。


パワプロくんとの関係編集

※こちらもネタバレを含んでいるため注意。


最初のターンのイベントにてゲノムフレグランスのお礼に何かできないかと言うパワプロくんに来間はゲノムの収集を依頼することになる。(収集方法としては収集キットを身に付けたまま練習をすれば良いらしい)。


ゲノムを初めて提出した際にはパワプロくんに関してのレポートを見てゲノムフレグランスの効きが他の選手より強いようで実に興味深いらしい。

ゲノムレベルの全体ランクを上げる度に練習器材を良くしてくれるが能力に見合った設備を用意するのは研究者として当然と語っている。

ちなみに新しいゲノムフレグランスの合成にてマッドサイエンティストの香りを選ぶとはっきりモノを言うんだねと眼鏡を曇らせるが意味を理解していないのかそれほどでもとパワプロくんは返す。


とはいえゲノムを回収できていないと遺伝子レベルでの欠陥を疑って評価が0になったり、ランダムイベントで説明を聞いて理解できなかったパワプロくんを蔑み、頭脳を成長させて理解するのはどうかと提案してきたりする。


評価が低いと無価値な標本、特筆すべき点はないと評価し、評価を上げると瀧上のようにブレイクスルーだと評価してくれる。


そして終盤の協力を持ち掛けるイベントで協力する展開ではパワプロくんは強くなるのに手段なんて選んでられないと瀧上のように内に思いを秘めるがエピローグで来間が去った後に突如体中が痛み、パワプロくんも獣のように吠えてしまうことになる。なお、その際のパワプロくんの姿は明かされていないが尾上のような獣人になったと思われる。


人物編集

※こちらもネタバレを含んでいるため注意。


ランダムイベントではドードーを蘇らせて強くするというパワプロくんたちの会話を聞き面白い題材と関心を持ったり、外来生物が目撃されたから遺伝子プールを守るために練習を後回しにさせるというイベントがある。また、後述の4コマでは明神らの見つけたゲンゴロウを保護している。

シナリオにおいてチョウトンボの直後の緑文字の「希少な生物」の解説によると来間はチョウトンボの美しさに魅せられて遺伝子改良の道に踏み込み、彼が生み出したチョウトンボは劣悪な環境下でも生き延びる能力を持っていながら遺伝子汚染の懸念から処分されてしまった。

上記のことから来間も根っからの悪人ではなく希少な生物を守るためという理念があったが歪み、彼なりに資質の差を無くして平等を求め、犠牲は無駄ではなかったという証明を追い求めていたのであった。マッドサイエンティストと言われるだけはあるが、特に霧崎や泡瀬らのファンからは(誘拐等を行っているため)彼の行いは良いものとは言えないのであった。


名前の唯良の由来はただ一つ(唯一)の遺伝子さえ良ければ構わないという彼の理念に掛けたものと思われる。


余談編集

比古地朔弥氏の作品においても来間博士という人物が登場しているが関係はない。

また、実況パワフルサッカーに同じ名字の来間綾人というキャラが存在しているが今のところ関係は無い。ちなみに彼は(厳しい監督の下にいるため)個人としての意思を失っている。


初登場から長らく名前は不明だったため、ネットではゲノムおじさん及びゲノおじなどとネタ気味に呼ばれていた。パワプロ公式Twitterにて公開された4コマ漫画にて名字が判明した。名前が判明したのはゲノム大学附属高校のシナリオの実装のタイミングとなった。


上記の4コマにおいて上半身が魚(魚の胸鰭辺りまで)で胴体は人間(さらに魚の尾鰭が付いている)人魚を作ると冗談ながら言っているが、ゲノム大学附属高校のシナリオが実装された際に公開された4コマでは実際に生み出したようでゲノム大学の敷地内のジャングルの沼地に放置している。パワプロくんに問われた際には希少生物だと濁している。


ちなみにゲノム大学附属高校のシナリオの実装により今までの伏線が回収されるのではないかと思われていたが実際のところむしろ風呂敷を広げてしまっている。この辺りも強化シナリオや他のシナリオに絡むであろう。

瀧上をデッキに入れていない場合のクライマックスでは霧崎らに始末されたのではないか?とファンからは言われているが明かされていない。実際にどちらの結末がトゥルーなのかも明かされていないがその内明かされる可能性もある。


2024年のエイプリルフールでは1日限定のイベントとしてサクセスの4月1週目のイベントで女王バチのフェロモンを使って人を虜にするフレグランスを試作して試そうとしていたものの、急いでいた安内なみきと衝突してしまいフレグランスが彼女にかかってしまいなみきが災難に遭うことになる。


関連人物編集

  • 霧崎礼里往田真威人:恵比留高校の選手。二人が中学生の頃に実験を受けさせた。
  • 泡瀬満里南:フリート高校のマネージャー。海底の民である彼女を狙っている。
  • 真開彩葉:フリート高校の強化シナリオにて彩葉をデッキに入れなかった場合のイベントで彼女の泳ぎを見て彩葉も深海の民であると見抜く。
  • 時任幽平:彩菊花高校の選手。彼の能力に目を付け誘拐したことがある。
  • 照木静音:彩菊花高校の野球部監督。時任幽平が誘拐された時に彼を助けており、来間とは対立関係にある。
  • 明神陽夜神極竹内脅人瀧上輝汐尾上亜月:ゲノム大学附属高校野球部のメンバー。

関連動画編集


関連タグ編集

パワプロアプリ ゲノム大学


研究者 黒幕 人間のクズ

マッドサイエンティスト 悪のカリスマ


桧垣東児:パワプロ(パワポケ)シリーズにおいて来間よりも先に登場していたマッドサイエンティストなキャラ。彼に比べると来間はまだマシという意見もある。

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