機体データ
型式番号 | MSR-100S / MSR-00100S |
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所属 | エゥーゴ、地球連邦軍 |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
生産形態 | 量産検討機 |
全高 | 19.2m |
頭頂高 | 19.2m |
本体重量 | 39.2t |
全備重量 | 42.5t |
固定武装 | ビーム・サーベル×2、ビーム・ガトリングガン |
携行武装 | ビーム・ライフル |
概要
雑誌企画『Ζ-MSV』に登場(正確には当時発売されたアクションフィギュア『ハイコンプリートモデル 百式』をガレージキットの改造パーツを使って百式改化してみるために『B-CLUB』で設定されたのが初出)。
Ζガンダムの量産化に失敗したエゥーゴが、代替として用意したエース用少数生産機であり、その名の通り百式改の量産型にあたる。
量産化に当たってはワンオフ機であった百式の生産ラインをリサイクルするためなのか、頭部と肩部以外は百式と同一の形状になり、バックパックも百式と同型へと戻された。一方、コストダウンのためにフレキシブル・バインダーは廃止され、カラーリングも今まで同様の金色ではあるがエマルジョン塗装は省略されている。さらにメガ・バズーカ・ランチャーの使用もできない。ゲーム作品によっては頭部のパルス・レーザー砲やクレイ・バズーカが使用可能な事もある。
エース用としての性能は申し分ないのだが、グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争に実戦投入がされたかどうかはかなり曖昧で、可変機の台頭により量産化は見送られたとも言われている。稼働した機体も確認できるのはガンダムデルタカイとの機体性能比較機としてマリアナ基地で保管されていた物のみとなっている。
なおその機体は後に遊撃部隊フレスベルグの所属機として初期型ナイトロシステム搭載のサイコガンダムMK-Ⅱと交戦し中破。パイロットのマーティン・マータフ大尉はその後宇宙に上がった際にフルアーマー百式改を使用しているが、本機を修復した機体かどうかは不明。
ゲーム作品では
Gジェネレーションシリーズ
百式改から開発可能。作品によっては量産型Ζガンダムからも開発できたり、百式改に「量産型」とついた機体を組み合わせて設計も可能。量産型ながら耐ビーム・コーティングを有しており、性能は高い方だが、開発先は事実上袋小路。
機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
2022年12月に期間限定任務の報酬として実装。
焼夷弾を撃つクレイ・バズーカ2丁を主兵装に据えた、コスト550の汎用機。火力は高いが足回りと耐久力が低い攻撃特化な性能の機体になっている。武装は全体的に弾数が少なくリロード時間も長い上、主兵装のクレイ・バズーカは水中では使用できない点に注意。
立体物
ガンプラはプレミアムバンダイ限定でMG化。百式Ver.2.0に新規パーツを追加した仕様変更品であり、百式として組み立てる事も可能なコンパチ仕様となっている。エマルジョン塗装は省略されたという設定を反映してか、メッキ塗装ではないため、塗装の際にメッキ塗装を剝がす手間がかからないという利点がある。
アクションフィギュアではMETAL ROBOT魂で商品化されている。