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概要編集

春場ねぎの漫画『五等分の花嫁』のヒロインである中野家の五つ子の長女、中野一花黒化ヤンデレ化)した状態を表すタグ。


原作では編集

黒化の経緯編集

全ては家族旅行での四葉の「一花だけ我慢しないでしたいことしてほしい…かな!」の一言から始まった。


一花は主人公である上杉風太郎への恋を自覚して以降、妹である二乃三玖も同様に風太郎に恋をしていることに気づき、二人を出し抜こうとして学校の廊下で三玖の変装をしてまで風太郎の気を引こうとするなどの暴走が見られるようになった。


そして高校3年の修学旅行にて、伏見稲荷大社で風太郎への告白を心に決めた三玖を牽制すべく彼女に変装して参道を先回りして頂上に着いたところを妹四人(二乃、三玖、四葉五月)と風太郎に見つかってしまった。四葉は「それが本当にしたいこと?」「一花は邪魔しようとしてる」「三玖から上杉さんへの告白だよ」と問い詰めた(これについては四葉が言えたことなのか、という意見も一部ではある)。結果、三玖はショックでその場から逃げ出して宿舎のホテルに引きこもってしまい、二乃はこう言って一花を強く詰った。


「たとえ あんたが選ばれる日が来たとしても 私は… 祝福したかった…!」


※第10巻所収の第81話「シスターズウォー 四回戦」。アニメではTV第2期『五等分の花嫁∬』第11話「シスターズウォー 前半戦」。


その翌日、団体行動となる清水寺への観光にはホテルに引きこもる三玖とそのサポートで残った二乃以外の三人と風太郎で出たが、風太郎は参道で(その場にいない筈の)三玖に手を引かれて二人きりになった。三玖は風太郎に、小学校の頃にここに来たことがあるのでは、という話を切り出し、風太郎はしばし「写真の子」との思い出話をしたが、次の瞬間、その三玖の正体が一花であることを見破り、突然降り出した雨の中で彼に嘘をついていたことを詰った。これに対し一花は、「写真の子」の正体が五つ子の誰かであることを知っているのでは、と問いかけ、風太郎が肯定したのに対しこう言って懇願した。


「私… 私だよ… 私たち 六年前に会ってるんだよ… 嘘じゃないよ… 信じて…」


そこで風太郎はそのときに買ったお守りを持っているか尋ねたが、一花は持っていると答えたため、嘘であると判断した(作中の経緯から「写真の子」が持っていたお守りは風太郎が持つに至っているが、五つ子のいずれかである彼女はその時お守りを姉妹五人分の5個買っており、一花の発言も嘘とは言えない)。

雨の中で涙する一花のシーン✨✨


そのまた翌日、グループ行動となる東映太秦映画村の観光で一花は他の三人とともに風太郎と三玖が一緒に行動するためのサポートをしていたのだが、その時も一花は六年前に本当の「写真の子」のふりをして風太郎と七並べをしていたことを思い返して、それがあったから風太郎を好きになったことを認識した。


「フータロー君 もう信じてくれないだろうけど あれだけは… あの思い出だけは嘘じゃないんだよ」


※第10巻所収の第83話「シスターズウォー 六回戦」~第85話「シスターズウォー 七回戦(裏)」。アニメではTV第2期第12話「シスターズウォー 後半戦」。


後に一花は女優として長期ロケで拘束されることを理由に夏休み明けの退学を決断するが、三玖はこの一件が影響しているのではという旨の質問を一花に投げかけている。


※第11巻所収の第94話「分枝の時①」。アニメ未収録。



余談編集

作者の春場は物語進行上の悪役候補として一花の他に三玖、四葉を想定していた(作品開始当初風太郎に敵対的であった二乃と五月は除外)が、その中で一番はまったのが一花であるとコメントしている(『五等分の花嫁 キャラクターブック 一花』)。


作者もヤンデレ扱いされるまでは想定していなかっただろう。



pixivでは編集

修学旅行の一件から一花のヤンデレ適性を見いだしたのか、黒化させたイラストが二桁投稿されている。


関連イラスト編集

病み


関連タグ編集

五等分の花嫁

中野一花

風一

闇二乃 - 闇三玖 - 闇四葉 - 闇五月

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