概要
1984年(昭和59年)1月3日9:00 - 9:54(JST)に毎日放送、TBS系列で放映された特撮テレビドラマ作品。
当時スチール連載(写真つきの小説)で進行されていたヒーローサーガ『仮面ライダーZX』の最終章。一般にZXというと本作を差す場合が多い。
仮面ライダーBLACKRX]]にも登場しているが、どっかの世界の破壊者の存在故に、あいつらはリ・イマジネーションライダーとする説も多い。(ただし、正義の系譜で1号とV3と共演していることから他のライダーとも世界観が陸続きである可能性もゼロでは無い)
あらすじ
世界征服を目論む悪の帝国バダン。バダンの改造兵士として育てられた村雨良はある日事故に巻き込まれて記憶を取り戻し、姉の命と自分の肉体を奪ったバダンへの復讐を誓う。
一方バダンは全世界から科学者を拉致し、最強の戦略兵器「時空破断装置」を完成させた。仮面ライダーたちは時空破断装置の起動に必要なエネルギー「バダンニウム」運送を阻止するため、バダンが輸送に使用するトラックを襲撃する。村雨も私怨でこれを阻止しようとし、「仮面ライダー」の存在を知らなかった村雨はライダーマン、スーパー1を敵怪人と勘違いし殺そうとしてしまう。しかしそこに仮面ライダーV3が駆けつけてこれを阻止し、ZXを説得する。
自らの体を悪魔に売り渡しても、護るべき正義と平和と信念のために巨悪へと立ち向かう英雄たちの存在を知った村雨は、自らも10番目の仮面ライダー「ZX」としてバダンへと立ち向かうことを決意するが、その前にかつての親友タイガーロイドが現れ…。