曖昧さ回避
- 仏教・ヒンドゥー教における地獄の王、死者の裁判官。→閻魔の記事を参照。
- アニメ『Dororonえん魔くんメ~ラめら』のキャラクター。本項で解説。
- マンガ『ギャグマンガ日和』のキャラクター。本項で解説。
- マンガ『鬼灯の冷徹』のキャラクター。本項で解説。
- マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクター。本項で解説。
- 児童書『かいけつゾロリシリーズ』のキャラクター。本項で解説。
『Dororonえん魔くんメ~ラめら』の閻魔大王
CV:若本規夫
地獄界の長。えん魔を溺愛してはいるものの、彼が地獄で暴れたため、厄介払いに妖怪パトロール隊長として人間界へ送った。
『ギャグマンガ日和』の閻魔大王
2巻の「天国の死闘~母を訪ねて~」の主人公。地獄行きの悪人におびえ、秘書、鬼男には「大王イカ」「変態」などいろいろ罵倒される情けない変態閻魔大王。「閻魔七つ道具」というものがあり、「変身コンパクト」「毒の吹き矢」「スーパータモ」「思い出のカスタネット」「セーラー服」×3である。持ち主同様使えない。
一話しかでていなかったにもかかわらず、ネットでは鬼男とともに御三家にまで数えられる(その後実に14年の時を経て番外編にて再登場)。
『鬼灯の冷徹』の閻魔大王
(右側の人物)
CV:長嶝高士
日本の地獄の王。大らかな性格で体がでかい(トトロくらい)、ちょっとお間抜けな好好爺。
浄玻璃の鏡を用いて亡者の行き先を決める裁判を行う重要な役割を担うが、大抵はのんびりとした口調で話し、個性的な面々の多い主要キャラの仲で最も一般人に近い言動をする。
部下であるはずの鬼灯にはかなりぞんざいに扱われているが、勝てた試しは無い。
ちなみに胸には、鬼灯と白澤につけられた北斗七星を模った7つの傷がある。
人類初の死者(正確に言うと日本に住み着いた最初の民族の長老である)でもあり、生きていた頃は石を加工していた。
遙か昔、混沌としているあの世を何とかしようと発起し、女王イザナミに改革のための署名を集めた。その道中で三人の子鬼と出会い、そのうちの一人から改革のアイディアを貰う。なお、アイディアをくれた子鬼少年に名を聞いた際、その名は召使いのことだから改名しなよと閻魔は少年の生い立ちから新しい名前を提案し、少年はその名を用いるようになる。
その少年こそが、後の二代目補佐官である。
『ゲゲゲの鬼太郎』の閻魔大王
CV: 永井一郎(第1作)柴田秀勝(第2作・第4作)郷里大輔(第3作・第5作)
地獄の罪人を裁く王。鬼太郎や目玉の親父とは古くからの付き合いのため何かと便宜を図ることも多い。また地獄で起きた厄介ごとを解決してもらっている。立場上中立でなくてはならない為、鬼太郎を貶めようとする悪妖怪に利用されそうになることも。
アニメ五期では部下の十王が登場した。
『かいけつゾロリ』の閻魔大王
CV:飯塚昭三
一応地獄の王なのだが、ゴマ煎餅が好物で仕事中でも平気で食べているため「ソロリ」のところにゴマついていることに気付かずゾロリが地獄行きだと思い込み、彼がまだ地獄に来ていなかったため部下の悪魔にゾロリの暗殺を命じるが失敗、最終的には巨大なたこ焼きで押し潰して殺害(巻き添えを食ってイシシとノシシも即死)し地獄行きにした。しかし、ゾロリは天使に変装して天国に行ってしまう(この時ゾロリ達を天国行きにした鬼はその後雑用係に降格された)が、そこでママに「まだやるべきことをやってないのに天国に来ちゃダメでしょ」と喝を入れられ、必ず地獄の試練をクリアして生き返ると約束し戻ってきたゾロリ達が初めに選んだ試練が自身が行う舌抜き地獄だったため気合を入れるが、ゾロリは舌に見せかけてガムを引っ張らせていたためそのままどこかに行ってしまう。その後ゾロリ達が次々地獄の試練をクリアしていることを部下から聞かされ、焦った彼はあろうことか部下に彼が最後に選んでいた「あり地獄」を仕掛けだらけのボロボロの橋を渡らせる「何でもあり地獄」に書き換えさせ、橋の下に怪獣がいることや大量の毒虫が湧いてくることを知らせてゾロリ達を苦しめるが、橋から落ちる寸前でママに救出され、ママによってゾロリを地獄に連れてきたのは冤罪であったこともが明らかになりゾロリ達を生き返らせ証拠隠滅もさせた。
しかし部下の内部告発で一連の不祥事が神様に知られてしまい「とんま大王」に格下げされ、次期閻魔大王として某大物芸人似の男が挙げられたがそれでも諦めずに閻魔採用試験を受けようとしたのだが、繰り返していたやけ食いやけ酒等、荒れた生活を繰り返していた事が原因で身体を壊し健康診断に引っかかり門前払いを受けてしまう。そしてゾロリ達を逆恨みし丸呑みしてしまうが、体内で暴れられた挙句脱出されてしまう。しかしそのおかげで異常個所が全て治り、後日閻魔採用試験を受け無事閻魔大王に復帰した。