データ
チームデータ
チーム標章 | |
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通称 | なし |
使用車輌 | IV号戦車D型 → F2型仕様 → H型仕様 |
チーム方針 | 何事もチームワークで頑張ります! |
※車輌はあくまでもD型。厳密にはF2型風、H型風という方が正しい。
メンバー
※担当(仮)は校内練習試合時のもの。
解説
県立大洗女子学園の戦車道チームのひとつ。大洗女子の隊長を務める西住みほを中心とした、2年生5人からなるチーム。
戦車道の流派である「西住流」家元の娘で、校内唯一の戦車道経験者でもあるみほを筆頭に、人付き合いの良いムードメーカーの沙織、ここぞと言うときの集中力が強い華、天才的な操縦テクニックを持つ麻子、戦車マニアで装填から偵察・斥候まで何でもこなす優花里と、メンバーがそれぞれの特色を活かしたポジションに着いている。
短砲身の戦車であるが故に攻撃力にはやや難があるものの、全体的にはバランスのとれたIV号戦車D型に搭乗しており、メンバーの能力とチームワークもあって指揮車両兼エースとして縦横無尽の活躍を見せる。
なお、IV号戦車(D型)は、準決勝前の二度目の戦車探しで発見した長砲身に換装し、前面に装甲を加えたF2型仕様に、さらに決勝前には追加装甲のシュルツェンを装着したH型仕様に改造されており、攻撃力・防御力が大幅に上昇している。ちなみにH型仕様に改造した際、ボディカラーを小豆色に塗り替えている。
『エンカイ・ウォー!』でのチーム対抗かくし芸大会では戦隊モノを披露し、「パンツァーファイブ」として敵役のカメさんチームと戦う。名乗りでは五星戦隊ダイレンジャーが元ネタの、当時のちびっ子泣かせの超高難度ポーズを完全再現して見せた(元ネタの方でも変身できず生身の状態で名乗りポーズを決めるシーンがあるが、スーツアクターではない俳優たちは習得に一年近くを要している。こちらも参照されたし)。
「パンツァーファイブ」に応援が集中することに不満を持った角谷杏が段取りを無視したため逆に倒されるが、見事2位になる。
ちなみに各役名は、「野ゆき森ゆく、オリーブドラブ」(優花里)、「海は任せろ、ネイビーブルー」(麻子)、「黒い森ゆく、ジャーマングレー」(華)、「砂漠に咲く花、デザートピンク」(沙織)、「錆から守る、オキサイドレッド」(みほ)と全員が戦車カラー。 キリンレンジャー涙目である。
『劇場版』では、学園艦下船後、待機場所の廃校舎の横にキャンプを設置し寝泊まりしている。それらの器材はもちろん優花里の所有物である。
IV号戦車でコンビニに買い物へ行く途中、みほが「ボコミュージアム」の看板を見たことから急遽そこへ行くこととなる。みほを除くメンバーはボコられグマのキャラと「ボコミュージアム」の寂れ具合に困惑していた中、みほと同じくボコのファンである島田愛里寿と出会う。
戦績
校内練習試合
- 車長に沙織、操縦手に華、砲手が優花里、装填手はみほという構成での初陣。試合開始後間もなく、事前に結託していたアヒルさんチームとカバさんチームに狙われ逃走。その途中で昼寝していた麻子を拾う。つり橋を渡ろうとするも、戦車がバランスを崩して傾いたところへ砲撃を受け、衝撃で操縦担当の華が気絶し、立ち往生してしまう。
- さらに対岸からカメさんチームとウサギさんチームが接近、挟み撃ち状態となるが、麻子が操縦を代わり戦車の体勢を立て直す。
- みほの指揮で反撃に転じ、橋にとどまったまま発砲、最初にカバさんチームを、続いてアヒルさんチームを撃破。反対側から突撃してきたカメさんチームも難なく撃破。ウサギさんチームは履帯破損及びエンジンブローで自滅して試合終了、勝利を飾る。
- その後、正式に麻子が加わり担当が再編成される。
対聖グロリアーナ女学院戦
- 試合当日の早朝、低血圧で起きられない麻子のために、戦車ごと家までお迎えに。沙織が直接起こそうとし、優花里は自前の信号ラッパでモーニングコール。みほと華は(起こすためとはいえ)朝5時台の街中で空砲をぶっぱなす。
- 「コソコソ作戦」において敵をおびき寄せる囮役として行動。先制攻撃で注意を惹き、敵を待ち伏せ地点まで誘い込む。が、テンパった河嶋桃に敵と誤認され、味方全車から誤射を受ける。
- 市街地へ逃走し各個撃破を画策するも、初心者揃いの大洗チームは次々と戦闘不能に。あんこうチームもチャーチルとマチルダ3輌に追い詰められるが、カメさんチームの犠牲で生まれた隙を突いてマチルダを1輌撃破、包囲を突破する。
- 小路を利用してさらにマチルダ2輌を撃破、残ったチャーチルとの一騎打ちにまで持ち込み、ドリフトでチャーチルの側面に回り込み零距離射撃を狙うも、撃破に至らず敗れる。
- その後の納涼祭では、罰ゲームとしてカメさんチームとともにあんこう踊りで市中引き回しに(カバさんチームの左衛門佐とおりょうも和太鼓で参加)。
- 試合後の夜、ダージリンから再戦を望むメッセージとともに「好敵手の証」として紅茶セットを贈られた。
対サンダース大学付属高校戦
- 偵察時に包囲されてしまったウサギさんチームを救出すべくアヒルさんチームとともに出撃。通信傍受により行く先々で敵の待ち伏せに遭うが、強行突破して危機を脱する。
- サンダースの通信傍受機に気付いたみほが、それを逆手にとり敵を誘導、M4シャーマンを1両撃破。さらに敵フラッグ車を孤立させて大洗チーム全員で追撃する前代未聞の追いかけっこが始まる。
- しかし、敵の援軍が到着して形勢は逆転。華の提言から稜線射撃による短期決戦に賭ける。射撃地点への移動中、ファイアフライの長距離砲撃を受けるも、間一髪で回避。敵フラッグ車に狙いを定めた砲撃は見事に命中、自車にも僅差でファイアフライの弾が直撃し、走行不能になるも、大洗チームは復活後の公式戦初勝利を飾る。
対アンツィオ高校戦
- フラッグ車を務めるカメさんチームを、カバさんチームとともに守りながら行動する。アヒルさんチームとウサギさんチームから敵戦車発見の報告を受けるが、敵の車両数が合わないことに気付いて偽物と判断し、破壊を指示する。
- その後、敵フラッグ車のP26/40に搭乗するアンチョビと遭遇し、交戦。その際、カバさんチームはカルパッチョが搭乗するセモベンテM41との一騎打ちのため離脱。
- 終盤、カメさんチームを囮に使って誘い込んだアンチョビのP40を、崖の上から攻撃し勝利する。
対プラウダ高校戦
- 大洗チームが敵の罠に掛かり、村で包囲されて大聖堂に逃げ込む途中、履帯を破壊されたカバさんチームを守りながら大聖堂内に戦車ごと押し込み、難を逃れる。この時、砲身換装の際に追加した前面装甲で敵車両の砲撃を弾いている。
- 3時間の猶予を与えられ、その間に優花里たち4人を偵察に出して敵の配置を把握するが、大洗の士気は落ちつつあった。みほはチームを奮い立たせるべく一人であんこう踊りを開始。あっけにとられながらもあんこうチームの面々が追随し、ついには大洗チーム全員での大合唱が中継映像に映し出される。士気はどうにか回復……したのか?
- 試合再開後、フラッグ車のアヒルさんチームを守りつつ、敵の裏をかいて包囲の厚い部分を強行突破。アヒルさんチーム達を囮に敵の追手をやり過ごし、カバさんチームとともに敵フラッグ車撃破を狙う。
- 村に潜んでいたフラッグ車を、偵察に出た優花里が発見。急行する2輌の前にKV-2が立ちはだかるも、冷静に対処してこれを撃破。
- 逃げ回る敵フラッグ車の行動パターンを予測してカバさんチームに待ち伏せを指示、優花里から送られる情報を元に敵フラッグ車を誘導し、これを撃破して勝利する。アヒルさんチームが根性の逃げ切りを見せたおかげでもある。
対黒森峰女学園戦
- 全国大会の決勝戦であり、フラッグ車を担当。開始早々、森を抜け強襲をかける黒森峰の攻撃を受け、逸見エリカが搭乗するVI号戦車ティーガーⅡに狙われるも、幸か不幸か操縦を誤ったアリクイさんチームが盾となって直撃を回避する。
- 煙幕で敵の視界を遮り、その隙に山頂で陣を構え、攻めてくる敵戦車を1輌撃破。
- 渡河の最中、ウサギさんチームがエンストを起こし立ち往生、横転の危険にさらされる。みほは去年の苦い経験から判断を躊躇するが、沙織に「ここは私達に任せて」と背中を押され、うさぎさんチームの救出を決意する。
- 「前進」することよりも「仲間」を助けることを選ぶ隊長の姿に、あんこうチームはみほの「戦車道」が間違っていないことを証明するために勝つことを決める。みほがウサギさんチームを助けている間、沙織が大洗チームに救出の為の援護の指示を出す。
- 市街地で遭遇した超重戦車マウスにカバさんチームとカモさんチームが撃破される中、沙織の泣き言をヒントに、みほは作戦を立案する。カメさんチームがマウスの下に潜り込んで足止めし、その上にアヒルさんチームが上り回転砲塔を封じ込め無力化。あんこうチームはがら空きとなったマウスの後部スリットを砲撃し撃破に成功。代償として、車両に過度の負担がかかったカメさんチームがリタイアする。
- 西住まほが乗る敵フラッグ車と一騎打ちをするため「フラフラ作戦」を開始、アヒルさんチームとウサギさんチームが敵戦力を分散。HS(High School=高校)地点を決戦の場としてまほを誘い込み、唯一の道をレオポンさんチームに塞がせ、最終決戦が始まる。
- 見違えるほどに練度を積んだあんこうチームは、黒森峰のフラッグ車を相手に互角の死闘を繰り広げる。まほのティーガーと比べて性能が劣るIV号には決定打が撃てず、さらに残った味方車輌も全て撃破され、道を遮るレオポンさんチームを敵が無理矢理乗り越えつつあったため、短時間での決着を余儀なくされる。
- みほはグロリアーナ戦で見せたチャーチル撃破案と同じ戦法で、今度は敵正面から背後への回り込みを画策(この間、IV号乗員のやり取りは上記の決意もあって鳥肌モノ)。砲撃を加えつつ高速で接近、負荷で履帯や転輪を脱落させながらもドリフトで斬り込み、敵の真後ろをとって零距離での一撃を加える。ティーガーも恐るべき反応でほぼ同時に砲撃を返すが、砲身を逸らされたことで射線を外した。あんこうチームのIV号に背面を撃ち抜かれたティーガーは白旗を揚げ、敵フラッグ車を撃破した大洗チームは念願の優勝旗を手にする。
- それは同時に大洗女子学園の存続を勝ち取ったことを意味し、みほが自身の新しい居場所を守り抜いたということでもあった。最大の好敵手であった姉・まほに祝福され、みほは大洗チームを率いて学園艦へと凱旋する。
大洗エキシビションマッチ
- 知波単学園とチームを組んでグロリアーナとプラウダとの混成チームと試合する。今試合でもフラッグ車を担当。
- 経緯は省略されているが、ゴルフ場のバンカーに敵フラッグ車のチャーチルとマチルダ3輌を追い詰め、連合する知波単チームと共に包囲する。撃破したマチルダ2輌のうち1輌を仕留めるが、知波単チームの暴走吶喊で包囲網が瓦解。さらに、プラウダの部隊とローズヒップ率いるクルセイダー部隊が合流したため退却を余儀なくされる。
- 追って来る敵の分断を狙うが、みほの戦いを熟知しているダージリンとカチューシャには通用せず、執拗な追跡を受ける。
- 大洗町役場の防衛線に誘き寄せてカチューシャ達の足止めに成功するが、迂回したクルセイダー部隊4輌に急襲される。しかし冷静に対処し、ローズヒップ以外のクルセイダー3輌を続け様に撃破する。
- 防衛線を突破したプラウダに再び追跡されるが、相手が自爆したり、神社の石段を無理矢理降りたりしてどうにか振り切る。
- その後、仲間と合流しつつチャーチルを追跡し、アクアワールド・大洗の駐車場でカチューシャとノンナも加わって激戦を繰り広げるが、最後はカチューシャがチャーチルの身代わりになって撃破された隙を突かれ、再装填が間に合わずにチャーチルの砲撃を受けて撃破される。
- 以前の練習試合で黒星を喫したグロリアーナに再び敗れる形となり、雪辱は果たせなかった。
楽曲
- Enter Enter MISSION!
- それゆけ! 乙女の戦車道!!