概要
リンクルストーンの一つ・サファイアを用いて変身するフォームチェンジで、その名の通り、青を基調とする。打撃時はルビーと違い属性的なエフェクトは起こらないため、攻撃属性は不明だが、金魔法は明らかに水をイメージした演出。内包する概念は『知性』。
しかし、キュアミラクルは青基調といっても、各所の白・ピンク・黄色・淡くグラデーションがかっている薄紫色、桜色といった具合に割とカラフル。
サファイアは、人魚の里にある、長年口を閉ざした古い貝の中に収まっていた。しかし、みらいとリコの思いに感応した里の民達の祈りによって封印が解かれてプリキュアの新たな力となった。
衣装のデザインとしては、ギリシャ（というかローマ帝国時代）風になっており、へそ出し（キュアマジカルに至ってはセパレートタイプになっている）なこともあり、オリエンタルで非常にエキゾチックな印象が強い（因みに、前から見るとへそ出しだが、腰周りの露出がほとんどないのは、過去シリーズには見られなかったものでもあり、他のカラフルスタイルと比べると衣装が軽めになっている）。
歴代のプリキュアで初めて、衣装にストールが含まれていることやサンダル（キュアマジカルはグラディエーターサンダル）を履いていることが大きな特徴だろう。
また、キュアマジカルには、ポニーテールの一房に水色のメッシュが入っているのも目を惹く。これはミラクルも含めて、全フォームの中で唯一のことである。
石言葉
サファイアの石言葉は『高潔』・『崇高』・『深い海』である。
つまり、サファイアスタイルは『気高き魂を持つ海のプリキュアの姿』である。
前述したローマ帝国のグラディエーターも気高き魂を持って戦っていたのだろう。
ただし、決め台詞にも入っている概念である『知性』は、サファイアの石言葉には見当たらない。
（『知性』に近い言葉である『聡明』・『沈着』はアクアマリンの石言葉に含まれているのだが。）
サファイアスタイルの『知性』は、サファイアという宝石のイメージからとられたものではなく、歴代青キュアの要素を受け継いだイメージということなのだろう。
特性
この形態ではスピードが向上するほか、飛行能力を得ることが可能。そのため、唯一このスタイルになるとあまり魔法のホウキは使用しない。
衣装にストールが含まれるのはそのためであるらしく、飛行時にはストールがプリキュアに飛行能力を付与しているように見える演出となっていた。
なお、属性は飛行能力から風かと思いきや、入手場所が海にまつわる場所だったこともあり、先の通り水となっている(もしかしたら水中戦も可能かもしれない)。ただしルビースタイルと異なり、攻撃魔法を使う時以外に水のエフェクトのようなものが出ることはないようだ。
力の源となっているリンクルストーン・サファイアは、魔法界の人魚族の秘宝である。
この人魚族はその昔空を泳いでいた種族で、魔法界のいくつもの土地を自在に行き来し様々な種族と交流をしていた。
しかし、キッカケは判然としないが、いつしか人魚達は他種族との接触を恐れるようになり、誰からも侵されない海の底で暮らす閉鎖的な種族となった。
長い年月を経て、人魚達は空の泳ぎ方すらも忘れてしまっているという。
サファイアのリンクルストーンはそんな忘れられた古代の人魚たちの力を秘めたものである。ゆえに、サファイアスタイルでの飛行は羽で飛ぶような形や、単純に浮遊しているという風ではなく、まさに空を泳ぐような形で演出される。
人魚の力を秘めているならば海中も普通に泳げるとは思えるのだが、この辺りはまだ不明。
決め技
プリキュア・サファイア・スマーティッシュ
青き知性よ！私たちの手に！
サファイアスタイルの金魔法。下に描いた魔方陣で敵の動きを止め、上に描いた魔方陣から大量の水を放射。そのまま敵を包み込み、圧縮させて爆発させるという恐ろしい技。
衣装もバンクもほかのスタイルより落ち着きのある感じなのに、決め技だけは最もえぐい。
このような技になった経緯については記事「カラフルスタイル」内の余談を参照。
関連動画
関連タグ
- 別フォーム
カラフルスタイル ダイヤスタイル ルビースタイル トパーズスタイル
- プリキュアシリーズ関係
寒色キュア ブルーチーム/青キュア 水キュア へそキュア / セパレートキュア
- 青＋スピードのフォームチェンジ関係
スカイタイプ ミラクルタイプ ルナモード ルナミラクルゼロ ハリケーンスラッシュ
ストームフォーム ガルルフォーム アクセルトライアル タイプフォーミュラ
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