概要
一人称は「私」「しぴーさん」を使い、何かを肯定する時「ですです!」という独特の返答や、としあき(ふたば☆ちゃんねる利用者)を自称しているためか「○○いいよね…」という使い回しを多用する癖がある。
住まいの場所(後述)の関係上、仲の良い絵師ですら本人の姿を見た事がなくネット上に公表されている以外の情報がほぼ謎に包まれている。
半デフォルメされたかわいらしい絵柄が特徴的だが、時々微エロやブラックな要素を持ち込む事がある。最近は落書きやネタイラストの方を優先して描くようになったのでめっきり減ってしまったが幻想的な背景や演出も得意とする。
現役高校生だった10代の頃から自分のイラストを投稿している古参のpixivユーザーであり、すでにこの頃から画才を遺憾なく発揮していた。
ポケモンのプリンが大好きで、自身のTwitterのIDであるpummeluff39もプリンのドイツ語名と図鑑番号に由来している。
現在は社会人のため求職と並行してイラストを描いている。2014年ごろからラブライブ!のイラストを描き始め、同作を代表する絵師の一人として活動中。
μ’sでの推しメンは星空凛。独自のタッチで描かれたかわいいイラストにはファンも多く、「凛ちゃんのイラストがかわいい絵師」でもよく名前が挙がる。
人見知りが激しい性格らしく、ぼっちを自称している。
幸いネットではその高い画力をきっかけに多くのラブライブ!絵師(特に中音ナタ氏)とTwitterを通じて仲良くなり、やり取りする機会も増えている。まさに芸は身を助ける…である。
恵まれた画才を持ちながらも超貧乏であり、ラブライブ!の公式イベントにも今まで1度も参加した事がない。尤も非公式イベントにすら参加できるかも怪しいらしいが…
もちろんBDソフトを買う資金もなく、自宅にDVD再生環境もないのでテレビで流されない外部からの情報や映像はもっぱら動画サイトの配信が頼みになっている状況である。
ただでさえ貧乏なのに「稼いだお金を外で遊ぶために使うくらいなら1円でも多くガシャにつぎ込んだほうがいい」と考えるくらいのソシャゲ脳のため収入の大半を複数のソーシャルゲームにつぎ込んでしまっているのも金欠に陥りやすい原因である。一時期は課金するために毎日もやしだけを食べて生活していた事もあった程。
ただ、アイドルマスターシンデレラガールズに関してはさすがに多々買わなければ生き残れないシステムを理解しているためやっていない模様。
実家が田舎の陸の孤島にあるため遠征費もかなりかかるらしい。2015年9月に府内の別の場所に引っ越し一人暮らしを始めたが、相変わらず場所は田舎らしく公式が大都市でどんなイベントを開こうがただ淡々と地元の職場と自宅を行き来してはソシャゲに課金し絵を描き続ける生活を送っている。
コミケも同人誌を作る費用が足りず自身のサークルから出した事は1度もなく、仲のいい中音ナタ氏の同人にイラストでゲスト参加するくらいにとどまっている。上京には憧れを持っているようだが、同じく資金の問題から出来ないようだ(出身が田舎のため都会暮らしに馴染めないのではないかという懸念も理由の一つらしい)。
また、リアルヨハネとも例えられる悪運体質の持ち主でもあり「スクフェスに10万円つぎ込んだのにURが一枚も出なかった」伝説を作った事も。このためお金を稼ぐ→収入を全部ガチャにつぎ込む→ドブライブ(通称「しぴる」)で金欠にの悪循環をほぼ毎回繰り返している。
その他にも数々の伝説を残しており、
- 上記のもやし生活を続けていたら体を壊し入院費が節約分をオーバーしてパーになる
- 「ラブライブ!サンシャイン!!」の最速放送前日(2016年7月1日)にテレビがぶっ壊れる
- ポケモンサン・ムーンを発売日から始めたわずか数日後、愛用していたニンテンドー3DSが突然爆発し急遽2DSを新規購入する羽目になる
- 「年が明ける瞬間地上にいなかった」をやるために、2016年から2017年に年が明ける瞬間にジャンプしたら電灯に頭を打ちそのまま破壊、電灯がつかなくなる
など偶然と呼ぶにはおぞましい災難にあっている。
貧乏・不幸体質・地方民というオタクにとって最も相容れない環境の悪さから多くのファンから同人誌やグッズ販売を望まれている絵師にもかかわらずその実現がほぼ絶望的な状態で、挙げ句の果てには自身のイラストを使用したグッズを公式に出すより先にクレーンゲームの景品など不正商用利用の絶好のカモにされてしまっている始末。つまり現在流通している氏のイラストを使用したグッズは全て違法物という事である。
今日もどこかで氏のイラストを無断利用した違法グッズは作られ、流通し続けている…
本人が行く事すら叶わない大都市を中心に…
しかし…
悲願のコミケ参入?
そんなしぴー氏であったが、2016年7月から徐々にではあるが間接的な形でコミケ市場に参入するようになっている。
C90で発売されたラブライブ!サンシャイン!!ギャグ漫画合同誌にも参加し同人漫画家としても本格的に参入。
しかし、並行して他サークルに版権を売る形で販売するグッズが販売側のトラブルで出店予定だったC90には出せずメロンブックスでの通販扱いになってしまった。悪運体質は相変わらずである…
そして2016年9月18日開催の僕ラブ13ではついに初の単独同人誌「私立浦の星小学校」をサークルRondou堂から青海苔中音飯店(ナタ氏のサークル)を通じて販売。
ちなみにサークル名のRondou堂は自身のTwitterのIDと同じくプリンのフランス語名であるRondoudouが由来で、食べ物のプリンのロゴも名前系バラエティにかけたもの。
結果は開場2時間で完売という好調な出だしを迎え、新人同人漫画家としての期待は高まるばかりである。
しぴーさんの逆襲はこれからだ!
余談
pixivで最古のドレディアのイラストを投稿したのもしぴー氏である。本人曰く「フラゲ画像を見て30分で描いた」とか。
2017年4月には2年前にも取り上げられた「白金にも青黒にも見えるドレス」のわかりやすい例にしぴー氏のイラスト(このイラストの投稿自体は1年前の2016年4月)が大きく海外圏で話題になった。これはYahoo!ニュースなどのトップでも記事にされて取り上げられたため、ラブライブ界隈以外にもしぴー氏の名前を知る者がいる。
そして…
2017年8月13日、コミックマーケット(C92)3日目についに本人が東京の地に降臨した。
京都から出たのは高校の修学旅行以来だったのもありかなり緊張したらしく、あまりの人の多さに蕁麻疹が出そうだったとの事。
ビッグサイト現地では初めてのサイン会も行い、その後ナタ氏と神田明神に凛ちゃん絵馬を飾って行った。
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