概要
主に有料コンテンツ(DLC)のあるゲームに大量のお金を注ぎこんでいるプレイヤー層の事を言う。据え置き型ゲームではアイドルマスターがDLCで記録を作った事に関して知っている人もいるかもしれない。
大体この辺りぐらいからクレカを使い始める人も出てくる。
元々こういったゲームは無料で利用可能だが、有料コンテンツを利用すればレアアイテムが入手できたりストーリーを有利に進めることができる。しかし、こういったコンテンツ利用料は明らかに割高に設定されており、それがこういった重課金プレイヤーの課金総額が1カ月で10万円を余裕で越してしまう原因にもなっている。また、上記スマホ用ゲームと連動して特別なアイテムやカードが入手できるシリアルコードがCDやBDに同梱されるケースもある為、そちらを大量に買い漁る課金兵もいるようだ。
元ネタは課金ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』(以下:モバマス)の重課金プレイヤーを指す課金騎兵モバマスを短縮したものだが、最近はモバマス以外にも『パズル&ドラゴンズ』や『スクールアイドルフェスティバル』など課金コンテンツ又は課金推奨イベントを前面に押し出したスマホ用ゲームが増加傾向にある為、こちらはモバマス含むそういった類のゲームの重課金者を指す言葉として使われている。
(ダメ、ゼッタイ)
上記のようなソーシャルゲームに限らずポケモンシリーズのような全年齢層にメジャーなゲームでも夢特性をランダム配布するなど課金システムを一部採用しており、特にカントー御三家のシリアルコードが封入された「ポケモンぴあ」、加速アチャモが売りだったホウエン御三家のシリアルコードが封入された「ポケモンBW攻略ガイドブック」は大人買いする課金兵が続出したほどであった。
アーケードゲームでも存在が確認され、『仮面ライダーバトルガンバライド』と『アイカツ!』に課金兵が多い傾向にある。特に前者の『仮面ライダーOOO』はリアルにメダル争奪戦が勃発したほどで、多くの課金兵達を阿鼻叫喚の地獄に陥れた。後者は現在進行形で増殖中……と思ったら他作品に波及した可能性も否定できなくなっている。
上記の機種以外でも、鉄拳やバーチャファイター等におけるアバターカスタマイズや称号カスタマイズ、beatmaniaIIDX等における画面カスタマイズ及びプレイリザルト機能もプレイ料金とは切り離されているが、これらもアイテム課金の部類と言えるかもしれない。最近はリズムゲームでもリアルカードのプリントが出来るようになっている。
言うまでもないが課金兵にも物欲センサーは適用され、10万もの大金を注ぎ込んだのに結局欲しいカードが当たらなかったなんて事例は珍しくない。いくら大金を継ぎ込んでも当たらないものは当たらない。そしてまた新たに万札を継ぎ込んでしまう…
そこが課金ゲーの恐ろしいところだろう。ハマりすぎにも程々に。
そして、ご利用は計画的に。
こういった青天井レベルでリアルマネーを注ぎ込み続ける者が続出したのを受けてか、メーカーによっては最初から課金の上限を1ヶ月につき幾らまでと制限を設けている事もある。一例としてはニンテンドー3DSは本体にチャージできるのは1万円まで・ソフトによっては1ヶ月につき課金できる額は1万円までといった上限がきちんと設定されている。グランブルーファンタジーでは、一定期間内にガチャを300回やると好きなアイテムが貰たり、ウマ娘プリティーダービーでは、期間内に特定のガチャポイントを200ポイントを貯めるとピックアップと交換できるなどと最近のソーシャルゲームは、基本的に天井が用意されている。
(それでも課金しすぎは危険ですのでおやめください)
関連タグ
米帝プレイ:『艦隊これくしょん』での課金前提プレイを指す言葉。第二次世界大戦においてその豊富な資源と人員に物を言わせて日本を圧倒したアメリカになぞらえている。対義語は「日帝プレイ」。
島﨑信長:『Fate/GrandOrder』・男主人公の中の人。通称「グランドガーチャー」。
無課金おじさん:2024年パリオリンピック発のインターネットミーム。課金兵の対極の存在?
課金のランク ↓イマココ
最後に
この記事のラストを飾るにふさわしい画像を発見したので、それを紹介しておきたい。
「万札はガチャのチケットじゃない」