概要
ラブライブ!シリーズのソーシャルゲームのガチャで散々な結果を出してしまうこと。いわゆる爆死。
金をドブに捨てるに等しい行為とラブライブをかけてこう呼ばれるようになった。
スクフェスにおけるドブライブ
SSR追加以前の仕様
初期は特待生勧誘ガチャでSR、URのカードが出る確率は統計上それぞれ9%、1%と言われていた(残り90%はRカード)。
更に11連ガチャでSR以上が1枚出る保証もなかったため、Rを11枚引いてしまうことも少なくはなかった。
SR、URは性能が高く、特待生勧誘でしか入手できないものが多いため「当たり」であるが、Rの方はラブカストーンやリアルマネーを使わずとも、プレイしていれば低確率で入手できる可能性がある。
そのため、お金をつぎ込んでいる課金兵にとっては、Rが出てもあまりありがたいものではない。
サービス開始からしばらくは、課金無課金組問わず、11連ガチャを回してドブライブに苦しめられたプレイヤーが続出したのは言うまでもない。
2013年10月からは新部員が追加されてから5日間は「11連ガチャはSR以上が必ず出る」という仕様になり、
2016年7月以降は、上述のキャンペーンが常時適用されることになったため、「Rしか出ない」という結果に怯える必要はなくなった。
余談だが、海外版スクフェスでは11連SR確定の決まりはサービス開始からかなり早い段階で導入されている。
SSR追加後の仕様
2016年7月の大型アップデートでは、Aqours本格参戦のとともに新規レアリティ「SSR」が追加され、SRの出現率も15%となり、11連ガチャは常時「SR以上が1枚出る」という仕様になっている。
もっとも、確率が絡んでいる以上、「SR1枚、R10枚」という最低のパターンが続く可能性は否定できない。
ドブライブは依然として存在しているのだ。
その他
シールショップ
R以上(一部の除く)のカードを練習相手か転部にするとイベント報酬からシールを獲得でき、URを練習相手・転部などでもらえる「ウルトラシール」3枚に消費して、当月のシールショップURのうち1人を獲得できる。
なお、ガチャから入手できないA-RISEとSaint Snowのカードはシールショップに入る。
勧誘チケット
スクフェスではイベント景品などでもらえる「勧誘チケット」というアイテムがある。
これの効果はいわゆるラブカストーンの代わりに消費して単発ガチャを回せるものであり、SR以上が当たる保証はない。
このチケットでRばかりを引いてしまった場合でもドブライブと言われることがある。
補助チケット
スクフェスには「補助チケット」というアイテムもあり、これは特別なガチャを回すための引換券である。
- SR/UR勧誘…補助チケット5枚で部員1人を獲得(SR80%、UR20%)
- SSR/UR勧誘…補助チケット10枚で部員1人を獲得(SSR80%、UR20%)
- UR勧誘…補助チケット25枚で部員1人を獲得(必ずUR)
- サポートメンバー勧誘…補助チケット1枚でサポートメンバー1人を獲得(R60%、SR30%、UR10%)
確実にURが手に入るUR勧誘はともかく、それ以外の勧誘で期待値を大幅に下回る結果となった場合、ドブライブであると言える。
BOX勧誘
2017年10月に新登場した勧誘方法。
実装当初は「UR:2枚 SSR:8枚 SR:30枚 R:160枚」、2018年半ば以降は「UR:1枚 SSR:4枚:SR:15枚 R:80枚」(限定URの場合SR1枚の代わりに限定UR1枚が封入されたもある)が封入されたBOXを、ガチャで減らしていくタイプの勧誘。
1つのBOXを空っぽにするまで勧誘を行えば必ずURが手に入るので、(BOXを全て引ききれるだけのリソースがあるなら)(UR枚数)÷(勧誘回数)が1%を下回ることは決して無い。
しかし、引ききれるだけのリソースを用意せずに挑んだ場合、URが底付近にあったりするとドブライブになりかねない。
また、存在するレアリティ毎の絶対枚数が確定している事から通常特待生勧誘の「11連はレアリティSR以上のカード1枚以上確定」のルールが適用されない事にも注意。このため「11枚全部Rカード」という上記ルール導入前の事象が普通に発生する事となり、ダメージを緩和する意味でも勧誘チケットが最も生きる勧誘とも言われている。
スクスタにおけるドブライブ
スクスタではSSR導入以前のスクフェス特待生勧誘同様レアリティは3段階となり、1回あたりのレアリティ内訳は「UR:5% SR:10% R:85%」と、最高レアリティであるURの排出確率が高い。また、スクフェスと異なり11連ガチャが存在しない(10連ガチャは常時SR以上が1枚出る)の代わりに、天井システムが存在し(UR:250連分 SR:80連分)、課金組専用の単発ガチャ(コスト8割引とUR7%の2タイプもある)。
初期のスクフェスと比べると、メンバーごと新規スクールアイドル(カード)の更新頻度にやや低い(R3BIRTHメンバーを除いて、ガチャ常駐URは年2種類、SRは年6種類前後ペースを追加)ものの、衣装の獲得と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会メンバーのソロ楽曲の早期解禁を繋げるのため、スクフェスと比べると未入手のURやSRの需要性はスクフェス以上である。また、「ドリームライブパレード」では、スクールアイドルごと使用回数に限られるため、できるだけ多くのUR・SRを揃えると有利になる。
スクフェスと異なり、同一スクールアイドル獲得による強化(限界突破)は5回まで可能だったが、レアリティ問わず限界突破回数が5回に達したスクールアイドルを獲得した場合、その場に限界突破アイテム「スクールアイドルの輝き」に変換された(UR:25 SR:5 R:1)。限界突破のためが必要のスクールアイドルの輝きの数は「UR:125 SR:25 R:5」とかなり高額のため、スクスタフェス限定など常駐でないスクールアイドルの強化を目当した場合以外は、スクールアイドルの輝きの獲得はRより損をすると言う。
そのため、10連ガチャで最低保証であるSR1枚+R9枚を一度引いてしまうよりも、何十回とガチャを回してもURか新規SRが全然出ない、あるいはスクールアイドルの輝きのみ入手した「長期的なドブライブ」の方が印象に残りやすい。
ガチャチケット
スクスタ版の勧誘チケット。ラインアップは同時の常駐ガチャとほぼ同一だったが、10連ガチャSR最低保証と天井カウントの対象外である。つまり「R、またはスクールアイドルの輝きx10」という最低のパターンが普通に発生する事もある。
ぷちぐるラブライブ!におけるドブライブ
サービス後期に実装されたスクールアイドルショップが起やすい。
ぷちぐるガチャと異なりレアリティが存在し、11連ガチャ最低保証も存在しない、更に覚醒前最高レアリティである星5の中に一部カードだけ保有しているスペシャルスキルがあまり強力すぎるため、スペシャルスキル持ちカードが出なかった場合、ドブライブであると言える。