さぁ、始めようか。闇のゲーム(取引)を。
概要
ラブライブ!のソーシャルゲーム「スクールアイドルフェスティバル」(以下スクフェス)が国内ユーザー数1000万人、全世界ユーザー数1500万人を突破した記念に大型アップデートで追加された新要素の一つ。
ガチャやイベント報酬で手に入るμ'sメンバー9人のR・SR・SSR・URカードを練習相手に使うか転部させるとシールが入手出来る。
シールSHOPではそのシールを交換することでカードやアイテムなどが入手出来る。
スクフェスにはアイドルマスターシンデレラガールズのようなトレード機能がない。
そのため、物欲センサーの悪戯で「推しメンではないメンバーのURばかりが当たってしまった」り、「スコアアップが欲しいのに回復スキルのURが当たってしまった」ユーザーなどがもどかしい思いをする事が多く、ただ部室の肥やしになり合理性に欠けていた事がスクフェスの最大の欠点でもあった。そこでトレード機能の代替として追加されたのがシールSHOP機能である。
もらえるシール
シールは練習・転部に使用したカードのレアリティ次第で四種に分かれる。
- URカードを転部させるか練習相手にすることで入手できる虹色(SSシール登場までは金色)のUシール
- SSRカードを転部させるか練習相手にすることで入手できる金色のSSシール(2016年7月のアプデで追加)
- SRカードを転部させるか練習相手にすることで入手できる銀色のSシール
- Rカードを転部させるか練習相手にすることで入手できるピンク色のシール
なおそのカードが未覚醒の場合はシールが1枚、覚醒済みの場合は2枚もらえたが、2016年7月のアプデ後は覚醒前・後問わずシール1枚になってしまった。
ただしサポートメンバー(教師陣や家族、動物など)はシールはもらえない。また、μ's・Aqoursメンバーのカードであってもガチャやイベント報酬で手に入れたカードに限られる。要するにことり式雪だるまやサマーガールエリーチカのようなログボUR、BDやスクフェスガイドブック初回版のシリアルコードで入手したカードではシールがもらえないので注意。
他にもSaint Snowのカードやキラキラ☆転入生フェスティバルのSSRカードなどもシールはもらえない。
練習・転部以外では、SSシールとSシールはイベント報酬で、シールはイベント報酬・ログインボーナス・ごほうびBOXで入手出来る。
現在、SSシールはアイテム交換対象外となっている。
シールで出来ること
アイテム交換(期限なし)
入手出来るのは以前から先行配信とアナウンスされていたカードで、このSHOPでようやく通常プレイでも入手可能となった。
覚醒済R μ’s「それは僕たちの奇跡」9種(シール15枚)
2014年4月発売のシングル「それは僕たちの奇跡」の初回盤に封入されていたシリアルで入手できたシリーズ。μ'sのメンバー全9種が存在し、一枚につきシール15枚で交換可能。
覚醒済R「ラブライブ!μ's広報部~にこりんぱな~」シリーズ5種(シール15枚)
ラジオCD「ラブライブ!μ's広報部~にこりんぱな~」初回盤に封入されていたシリアルで入手できたシリーズ。最初はVol.2の星空凛、Vol.3の小泉花陽の二種が交換可能だったが、9月30日のアプデでVol.4の矢澤にこも交換対象になった。
覚醒済R μ’s「Angelic_Angel」シリーズ9種(シール15枚)
ヴァイスシュヴァルツ・ブースターパック「ラブライブ! feat.スクールアイドルフェスティバル Vol.2」ボックス購入特典で入手できたカード。
覚醒済R μ’s「Snow_halation」シリーズ9種(シール15枚)
一般生勧誘や特待生勧誘で入手できるのとは別のバージョンの新規イラスト仕様。特に先行配信などは行われていなかったカード。
覚醒前R A-RISE 「Shocking_Party」シリーズ3種(シール10枚)
長らくμ’s、Aqoursメンバー以外では唯一のライブに使用出来るR以上のカードだった。入手できるのは覚醒前、つまり覚醒済みにするには2枚かシールが必要なので注意。
覚醒前R Aqours「君のこころは輝いてるかい?」シリーズ9種(シール10枚)※廃止
「ラブライブ!サンシャイン!!」プロジェクト開始にあたって先行配信となった。こちらも覚醒前だった。2016年7月のアップデートにて通常勧誘(Aqours)でも一定確率で入手出来るようになったため廃止された。
覚醒済SR高坂穂乃果「ファミ通App NO.016 iPhone」1種(Sシール1枚)
2014年6月にスクフェスの特集を組んだ同雑誌のシリアルで入手できた高坂穂乃果の覚醒済SRカード。衣装は2014年3月~4月に追加されたフルーツ編(覚醒後)と同じものだが、イラスト、属性、スキルは全くの別物。
覚醒済SR「School_idol_diary」シリーズ6種(Sシール1枚)
2014年8月から発売開始した第二弾「School_idol_diary」初回版に封入されたシリアルで入手できたカード。入手出来るのは西木野真姫、矢澤にこ、園田海未、高坂穂乃果、絢瀬絵里、東條希の6種。なお、凛・花陽・ことりのカードは現在SIDそのものが発売されていないため先行配信すらされていない。
補助チケット1枚(シール30枚もしくはSシール2枚)
これまで特待生勧誘10回かランク20ごとにしかもらえなかった補助チケットに新たな入手手段が加わった。やはりURを一枚でも多く欲しいユーザーが多いのか補助チケットが一番人気がある模様。もちろんその分ドブライブしたユーザーも多いという意味でもあるが…
覚醒前R Saint_Snow 「SELF COMTROL!!」シリーズ2種(シール10枚)
元々はTVアニメ再放送記念ログインボーナスで入手出来たカード。A-RISE以来のμ’s・Aqours以外でライブに使用出来るR以上のカードでもある。
SR山田博子、SR佐藤洋子(シール15枚)
それぞれ毎月2枚まで交換可能。練習相手にすることで特技経験値を入手出来る特技アップサポートメンバー。
なお、知らない人のために説明しておくと、山田博子はラブライブ!の2年生組の担任、佐藤洋子はラブライブ!サンシャイン!!の1年生組の担任である。
称号(シール5枚)
「スクフェス感謝祭2017」など、おでかけプレゼントで入手出来た称号はシールSHOPで交換出来るようになっている。
アイテム交換(期限あり)
過去に追加されたURからランダムに13種(Uシール3枚)
一週目に解禁されたURから3枚 二週目以降に解禁された5シリーズ分のUR10枚が選ばれる。
交換可能なURカードは一ヶ月周期で定期的に入れ替わる模様。しかし注意しなければいけないのはUシールが入手出来るのはガチャで手に入れたUR(←ココすごく重要)に限られる点。早い話が自力で推しではないメンバーのURを3枚引いているユーザーは推しメンバーのURを1枚任意で選べるという事である。既存のURに能力や絵柄に何の未練もない人は交換するに越したことはないが、貴重なURを推しメンのURのために3枚も捧ぐ価値が本当にあるのかどうか秤にかけざるを得ないのが辛いところ。貧乏性の人には実に辛いシステムである。
部員交換チケット(シール30枚もしくはSシール2枚)
「みとしーコラボ部員交換チケット」等、イベント限定の部員のカードと交換出来るチケット。
イベントの期間中のみチケットと交換可能。
背景
ホーム画面の背景が期間限定で配信されることがある。
μ’s、Aqoursメンバーの幼少期(シール5枚)
2018年エイプリルフール(4月1日)限定で交換可能だった。
「とくべつ!かんゆう」で揃わなかった人もSHOPで交換出来て安心。
部員覚醒
2016年7月のアップデート後、これまで同じカードを2枚集めないと不可能だった覚醒がシールでも可能になった。この仕様のため本来ドブの象徴だったRカードが一転して大きく価値を持つようになっている(そのためなのか、SSR追加後の通常の特待生勧誘でRを得られる確率が10%下がった)。
ただし、このシステムの導入に合わせて特別練習の仕様も一新され、従来の同一カードによる方法では覚醒が2段階進むようになった。これに対しシールによる方法での覚醒は1段階のみであり、またGを通常の10倍消費する。未覚醒の部員にシールを使って特別練習するとカードの覚醒で1段階使ってしまうのでこの場合、スクールアイドルスキルをセットするスロットは解放されない。よって同等の状態にするには同じレアリティのカード2枚分と20倍のGを要求されることとなる。これを得と取るか損と取るかはプレイヤー次第だろう(尤も、入手困難なイベント先行配信のSRの場合はこの限りではないが…)
また、必要なシールのレアリティは覚醒させたいカード以下でなければ覚醒出来ない。
レアリティ/必要枚数 | シール | Sシール | SSシール | Uシール |
---|---|---|---|---|
URカード(450000G消費) | 500 | 25 | 5 | 1 |
SSRカード(360000G消費) | 100 | 5 | 1 | - |
SRカード(300000G消費) | 20 | 1 | - | - |
Rカード(150000G消費) | 1 | - | - | - |
問題点
このような画期的なシステムにより欲しいカードや補助チケットなどが簡単に入手出来るようになったため、プレイヤーが既存のカードを練習相手に使ったり転部させる事も多くなった。
しかし、既存のカードの消費を推奨するシステムにしてしまったがためにその程度はカードが重複した・回復系やステータスが弱過ぎて現在の戦局じゃ勝てない・絵柄が古かったり好みではないからというそれなりに合理的なものから自分の嫌いなメンバーや推しメン以外のメンバー全員を容赦なく全部転部させると言った過激なものまで、プレイヤーの本性や性格が表面化しやすいものとなってしまっている。シールSHOP解禁早々「闇のシステム」と言われるのはこのため。
twitterなどでは「××、△△、□□のURを転部させて狙いの○○のURゲットしたよ!」的な報告が相次いでいるが、それを目の当たりにした転部させられた側のメンバー推しは気分のいい物ではない。最悪その担当声優の目に付く可能性だってあるのだ。ただでさえ現在ラブライバーのマナーの悪さが問題視されオタク間でピリピリしているため、そういう発言は控えた方が良い。
関連タグ
ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル UR 闇に飲まれよ
高坂穂乃果…彼女の趣味がシール集めである。この事から彼女の趣味を元にこのシステムが生まれたのではと言われている。