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概要
『金・銀』、及び『ハートゴールド・ソウルシルバー』のポケモンリーグにおいて四天王の4人目を勤める女性。
高飛車そうな見た目とは違い、聡明かつ落ち着いた性格の「大人」の女性。
あくタイプ使いだが、どくタイプのポケモンを2体も連れている。
切り札はヘルガーであったが、『ポケモンスタジアム金銀』や、『ハートゴールド・ソウルシルバー』の強化後ではブラッキーが切り札となっている。恐らくロケット団幹部のアポロと被ってしまうためであると思われる。
名言
『つよいポケモン よわいポケモン
そんなの ひとの かって
ほんとうに つよい トレーナーなら
すきなポケモンで かてるように がんばるべき』
という言葉を残したキャラクターとして有名。多くのプレイヤーに強い印象を残している。
スペックが低かったり、わざが貧弱だったりして対戦での活躍ができないポケモンが中傷・揶揄されることは決して少なくない。そうした差別・いじめに対する反論として有用であり、「名言」として称賛される裏には、この差別・いじめに反発する層からの支持があると思われる。
が、この意味がねじれて伝わり「強いポケモンに頼っているトレーナーはダメ」「むしろ弱いポケモンを使いこなさなくては」と捉えられるようになってきた(前者に至っては強いポケモンを主に使うトレーナーを見下しており、別の意味での差別になってしまっている)。
そのためか、第五世代以降はこれの補足ともとれるような言葉を同じ四天王が残している。
そしてついにORASでは『本当に強いトレーナーなら 好きなポケモンではなく 勝てるポケモンを 選ぶ 覚悟が 必要に なるときも あるじゃろうな』と、上記の名言に対するアンチテーゼとも言える言葉を残す名無しのNPCが登場した。
隣に「貸してもらったガブリアスのおかげで20連勝出来た」と話すNPCを置くことで説得力を上乗せし、「ただの名無しNPCの台詞だし」と無視できないようにするおまけ付きでもある。
彼女にあのような名言を残させておきながらその15年後に別のキャラクターにそれを遠回しに否定させるとは正に「黒い任天堂」……ととらえることも出来るかも知れない。
結局のところ、上述したトレーナーの言葉のいずれもが、ポケモンバトルに関する唯一絶対の真理ではない。
トレーナー達が言う台詞をどう解釈して、どのように糧とするかはプレイヤー次第である。
容姿
(HGSS版)
淡い青色の長髪が特徴で、クールな大人の魅力を表している。巨乳。
金銀では黒のボディコン服だったが、リメイク版のHGSSでは「いまどきの女性」らしいモデル風のラフなファッションに変更されている。
そしてキャミソールの肩紐が仕事していないことで有名。いいぞもっとやれ。
論外で原画杉森建に記載によると、「ハートゴールド・ソウルシルバー」に再構成されたカリンのデザインは、韓流俳優 "ハン・チェヨン"に影響を受けたという。
他媒体でのカリン
ポケスペでは第3章で登場。
11歳の頃にヤナギに弟子入りし、イツキと共に「マスクド・チルドレン」として現れる。
原作とは正反対で気性が荒く、シルバーやブルーをためらいもなく殺そうとするなど残忍な性格で、文字通りの「悪女」になっている。
第9章では月日が経った事もあり、同胞のイツキや事件後に出会ったシバ、キョウと共にジョウト四天王として登場、それまでの悪女っぷりがウソのようにサバサバした現代風の女性へと変化していた。
穴久保版では金銀編で登場。
四天王としてレッド達の前に現れるが、原作の名言は何処へいったのか「四天王が修業してんの知ってんの!」という迷言を残してしまっている。どうしてこうなった。
アニメ版では、現時点では登場していない。
手持ちポケモン
金・銀・クリスタル
ハートゴールド・ソウルシルバー
- ブラッキー
- ラフレシア
- ゲンガー
- ヤミカラス
- ヘルガー(切り札)
ハートゴールド・ソウルシルバー(強化後)
関連イラスト
金・銀版
ハートゴールド・ソウルシルバー版
関連タグ
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