ジェネレーションゾーン解放!
今こそ示せ、我が真に望む世界を!
ストライド・ジェネレーションッ!!
概要
CV:石井マーク
これまでのシリーズで主人公だった先導アイチ、櫂トシキに代わり、本作より新たに主人公を務めるキャラクター。
両親と幼いころに死別しており、長い間、児童施設に引き取られていた。現在は叔母である新導ミクルと都内のマンションで二人暮らしている。ただしミクルは仕事の都合で殆ど家にいないため、一人で食事を摂ることも少なくない。
因みに10話で「この町に来て一年も経つのにあまりよく知らないんだよな」と発言している事から、現在暮らしている町に来たのは一年前だと思われる。
ぶっきらぼうな性格で人付き合いも悪く、その素行から周りの生徒からは怖がられているが、根は優しく、それでいて熱い性格。
施設育ちという事もあり面倒見が良く、よく子供から懐かれる。葛木カムイや大文字ナギサの作り話にすんなり騙されたり、チームカエサルが自主製作したロボット物の映画にハマるなど純粋(単純?)な面もある。
その境遇からか、当初は世間に対して諦念を抱きとにかく早く自立して社会に出たいと思っており、特別な趣味なども持っていなかったが
そのわりに話が進むにつれ運動面はともかく学業の方は不得意な様子が多々露呈している。
一方で幼少期の回想シーンでは父親の頬を引っ張っていたり、施設の庭のトマトを勝手に食べてたり、高校生時代のミクルとの写真で無愛想にしているなど、当時は現在よりもやんちゃな少年だったと思われる。
容姿
髪は赤色の無造作ヘアーで、一部が渦巻き状のピンク色になった前髪が特徴。
カードゲームアニメでは珍しく(というか無い)、作中で度々髪型をツッコまれたりネタにされたりすることが多い。
瞳の色は緑。やや目つきが悪く、声をかけただけで相手に畏れられ敬遠されることも。
衣装については、本作での登場人物の多くがシーズンごとに様々な衣装を着用しており、クロノは主人公ということもあってかとくに衣装のバリエーションが豊富である。第1期23話ではカードイラストのコスプレまでさせられたことも。
「ズー支部」のGクエストでは「ヴァンガマン」という戦隊風の服装もしたこともある。
基本衣装
第3期までの制服(カードファイト!!ヴァンガードG) | 第1期前半(冬服) |
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第1期後半(夏服) | 第2、3期(ギアースクライシス編、ストライドゲート編) |
第4期制服(カードファイト!!ヴァンガードGNEXT) | |
その他
作中での活躍(第一期)
ヴァンガードとの出会い
当初はヴァンガードのことを全く知らなかったが、ある日、彼の下駄箱に入れられた「ギアクロニクル」のデッキとカードキャピタル2号店への地図を見つける。誰の仕業かもわからぬまま店を訪れ、彼のデッキに興味を持ったアルバイト店員の葛木カムイからヴァンガードの手解きを受け、その世界に引き込まれていく。
以降は足繁く店に通うようになり、本作から登場した「クエスト」システムにより与えられるクエストや、ヴァンガード普及委員会の開催するイベントなどを通し、綺場シオン、安城トコハ、岡崎クミ、トリニティドラゴン(多度ツネト・山路カル・長良ケイの三人組)など、同年代の様々なファイターと交流を深めていく。
また、彼のギアクロニクルは以降も郵便物やクエスト、ハイメからの手渡し、中には頼んでいない蕎麦屋の出前など、様々な経由で新たなカードが不定期に送られてきているが、その送り主が何者なのか長らく謎のままだった。後に、その正体は意外な人物であることがことが明かされた(後述)。
チームの結成
ヴァンガード全国大会出場を目指すに当たり、参加条件の一つである三人組チームのメンバー探しに手間取っていたところを、カムイに乗せられる形でシオン、トコハとなりゆきでチームを組むことになる。当初は意見の食い違いから口論が絶えず、チーム名すらまともに決まらない状態であった。そのため、当時はクエストやミニ大会の参加登録の際に登録チーム名を「名前はまだない」にされてしまった。
チームメンバーこそ決まったものの、当時のクロノは参加資格であるグレード3に満たなかったため、「優勝チームは一気にグレ3昇格」を謳うユナイテッド・サンクチュアリ支部主催のミニ大会にチームで参加する。その最中、参加チームの一つである「チームトリックトリック」がイカサマをしている場面を偶然目撃し、彼らのイカサマを糾弾しようとするが、逆に彼らの口車に乗ってつい手を出してしまう。大会進行妨害の罪でファイター資格剥奪のペナルティを科せられそうになるも、シオンがイカサマの事実とその仕組みを暴いたことで資格剥奪は免れる。
しかし、それでもこれまでに獲得したファイターズポイント全喪失という重いペナルティを負うことになってしまい、この決定に強烈な喪失感を覚えたクロノは一度はヴァンガードを辞めようとするが、伊吹コウジとギアクロニクルのデッキの所有権を賭けて対峙した際、成り行きで始めたはずのヴァンガードをいつの間にか心の底から楽しんでいたことに気付き、再びヴァンガードと向き合う決意をする。
ヴァンガードを続ける決心はついたものの、チームメイトの二人には「もう迷惑をかけたくない」とチームを抜けると告げ、新たな気持ちでポイントを一から集める事に決めたが、カムイの計らいにより、クロノが受けたクエストにトコハとシオンが加わりクロノに自分達の想いを告げ、再びチームを結成する。
以降はチーム一丸となりクロノのポイント集めのための過密スケジュールを組むが、大会の開催前にグレード3に達するプランが組めず、万事休すかと諦念を漏らした矢先、彼らを案じたマモルの計らいでドラゴンエンパイア支部公式のクエスト「サバイバルヴァンガード」が発信される。
あちこちに散ばっている星を手に入れればそのままポイントを手に入れる事ができるというイベントで、参加者の中にはこれまでのクエストで知己となったファイターや、「お助け仙人」なるキャラクターに扮したカムイなどが立ちはだかるが、三人は協力して様々な障害物を乗り越え星を手に入れていく。制限時間の迫る中、ゴール近くでまだポイントが足りないと焦るクロノ達の前にツネト率いるトリニティドラゴンが立ちはだかり、ツネトからの申し出で、両者の持つ全ての星を賭けたクロノとツネトの一騎打ちが行われる。責任重大な局面でもプレッシャーに圧されること無く何とか勝利し、彼の溜め込んだ大量の星を獲得し念願のグレード3へ昇格する。
昇格後、カムイに急いでエントリーするように急かされるが、肝心のチーム名について尋ねられると、ゴールに来るまでの間に3人でチーム名はなんとかすり合わせする事ができていた様で「挑戦する3人」という意味を込めて「トライスリー」に決定した。
全国大会
地区予選大会では順調に勝ち進み、地区ベスト8入りを果たす。
トーナメントにて優勝候補であるユナサン支部所属のチーム「ディマイズ」に当たる。クロノは先方を務め、対戦相手の刈谷スギルの挑発を全く意に介することなく勝利するものの、続くトコハ、シオンが敗北してしまった為予選敗退となる。
この試合において、トコハ、シオンはそれぞれ自身のコンプレックスを指摘されたこともあり意気消沈してしまい、大会後は両者とも疎遠になっていたが、大会前に二人に支えられたクロノは今度は自身が二人を励まそうと不器用ながらも奔走する。しかし、シオンは「これからの人生にヴァンガードとの向き合いは失礼」だと判断しチームを抜けることを宣言し、納得のいかないクロノはファイトを申し込み、お互いの内に秘めた思いを吐き出しあった。様々なアクシデントに見舞われながらも、結果としてチームの団結力は一層強まり、シオンの復帰以降はチームメイト同士を苗字から名前で呼び合うようになった。
ユナサン支部との因縁
チームとして再スタートを切り、当面はディマイズとの再戦を目標に活動することにしたクロノたちは、ユナサン支部主催の大会に参加し、そこで優勝しディマイズへの挑戦権を手に入れる。その際、開催地であるユナサン支部内で行われる異様な訓練風景や、敗北に恐怖する対戦相手たち、さらには全国大会前に知己となっていた明日川タイヨウの変貌ぶりを目の当たりにし、ユナサンに対する疑念や憤りを強め、支部のコーチである伊吹コウジに直談判する。その一部始終を見ていた支部長の神崎ユウイチロウと唐突にファイトすることになるが、チーム3人をたった一人で同時に圧倒する彼に為す術もなく敗北。
それから暫く後、挑戦権を得たことによりディマイズとのスペシャルマッチに招待され、改めてユナサン支部を訪れる。トコハとシオンが、それぞれ全国大会で苦渋を飲まされた羽島リン、東雲ショウマにリベンジする中、クロノは刈谷スギルに代わりディマイズの新メンバーとなったタイヨウと対戦することになる。
二人の試合が開始される前、ユナサン支部内で研究されていた「ディペンドカード」が伊吹により強奪される騒ぎが起こり、カムイに誘われるままユナサン支部内に潜入。そこで再び神崎と対面し、彼が支部に通うファイターたちのイメージ力を奪いディペンドカードの生成に利用していた事実を告げられる。
タイヨウをはじめ強くなることを真剣に望むファイターの気持ちすら蔑ろにする神崎の方針に憤慨するがその場は引き下がり、改めてタイヨウとの試合に挑む。
第二期ギアースクライシス編
継続して主人公を務める。
1期の1話では将来の夢がテーマの作文で「自立」とだけ書いていたが、どうやら進路について悩んでいるらしい。
その後、カードキャピタル2号店で初登場のヴァンガード初心者弓月ルーナにティーチングファイトをする事になる。
その際、ルーナのイメージ力の高さにその場に居た一同が驚く。
ファイトの後ルーナは慌てて帰ってしまったが、巨大クエスト「Gクエスト(ジェネレーションクエスト)」が新たに発令された際に、ルーナがラミーラビリンスの一員として蝶野アムとアイドルであり、普及教会のイメージキャラクターである事を知る。
そしてクロノ達はGクエスト全勝を目標に見定め、新たな戦いに挑戦していく事になる。
しかしその戦いの最中、シオンもトコハも形はどうあれ己の道を見定めていき、それに向かって突き進むことになるが、その一方でクロノはGクエストが3つ目に至っても自らの道を見定めることができていない。
そして新田シンから家族である叔母のミクルを危険にさらしてまで明神リューズと戦う覚悟があるのかと問われる。
クロノは家族とヴァンガードのどちらを選ぶか迫られるが、両方とも守るという決意に至った。
実はファン等の間では、何かと石田ナオキに似ていると言われていたが、この2期で共演することになる。
だが、ナオキはGクエストが行われている「ズー支部」で(主にほぼ料理対決だった)年下であっても大人気ない激突を見せたが、クエスト内容の料理対決でナオキチームはおぞましい謎の鍋を出し、トライスリーはほぼクロノが作った酢豚でトライスリーの勝利に終わった。
その後、クロノはズー支部のクエストの最後に伝説のファイターDAIGOと戦う事になった。
そして「スターゲート支部」にて、またも暗躍する伊吹におっさん呼ばわりした挙句、ストーカー呼ばわりまでしている。
しかし今までの伊吹の行動を考えれば否定できない言葉である。
↓以下2期13話のクロノの台詞
「さっきから黙って聞いてりゃ何様だよてめえは!」
「大体お前が全部悪いんじゃねえか!!」
「何の断りもなく押し付けて、勝手に期待して、自分の思い通りにならないから今度は返せだぁ!?」
「ふざけんのもいい加減にしろ!」
「俺に何かやらせたいのか?だったらちゃんと説明しやがれ!!」
「黙ってカードだけ送り付けて、クエストだって騙して、俺の前に現れて、いつも肝心な事は言わないで、それが大人のすることかよ!!」
「お前友達いねえだろっ!!このストーカー野郎があっ!!!」
こればっかりは正論である。
その後、様々なGクエストをこなし、「ダークゾーン支部」では今まで同様トライスリーと挑むが、今までとは違い、参加者ほぼ全員が敵に回るという事態になる。
同じく参加していたラミーラビリンスもトライスリー同様参加者に狙われ、途中、二人を先に行かせる為にトコハが囮となって敵を引き付け、シオンはアムの元に残る。
最後にようやくゴールに辿り着いたが、先に到着していたルーナと一話ぶりにファイトとなる。
ルーナとのファイト中、二人のイメージ力が強かったのか、ギアースで起こった様な謎の現象が起こる。
辛くもクロノが勝利し、トライスリーは「ジェネレーションマスター」として祝福された。
このクエストをクリアした事で、ジェネレーションマスターになったクロノ達はアルティメットステージに挑戦する招待状が届く。
アルティメットステージでは、シオンは櫂トシキ、トコハは戸倉ミサキ、そしてクロノの対戦相手は、クロノをヴァンガードへと導いたカムイであった。
他の二人に対してはあくまでも「試練」であったアルティメットステージだが、カムイはこれ以上仲間が危険に巻き込まれる位であれば、クロノを離脱させるというプランも考えており、全身全霊でクロノに襲いかかる。
しかし戦いの最中、ギアースクライシスが発動した。
だがクロノは、遂にカムイに勝利する。
そしてこの二人の戦いでリューズの本拠地が分かり、そこに乗り込む事になる。
この2期からクロノの自分自身にも関わる重大な秘密が次第に明らかになって行くとのことだったが、これは続編であるストライドゲート編に続く。
第三期ストライドゲート編
ストーリーがそのまま続いている為、継続で主人公を務める。
初っ端から幼少期のクロノが登場し(声は石井氏が継続で担当)、クロノ・ドランに名を聞かれ、クロノだと答えると、「君もクロノっていうんだ」と告げられ、目が覚めるとリューズのラボに向かう車の中で、どうやら夢であったという何かしら意味深な本編の始まり方をした。
明神リューズの本拠地であるラボに潜入したが、途中で一緒に潜入したメンバー達とはぐれてしまう。
しかしリューズはクロノが思っていたより老いてしまっていた上にかなり弱っていた。
しかも目の前でリューズが焼け死ぬという下手したらトラウマレベルの朝10時のアニメとは思えない光景を目にする。
そしてリューズのラボへ突入してから数日後、ラボで目の当たりにした衝撃の光景の余韻を引きずるクロノは、ドラエン支部から出た後、桜並木の下でギアクロニクルのデッキを持ったリューズそっくりな少年と出会い、ファイトを挑まれる。
その少年の正体はリューズのクローンであり、リューズの記憶や叡智を移し変えたクローンである事を知る。
ファイト中、リューズはクロノに「父、ライブは生きている」と告げ、この事は伊吹も知っていると伊吹に対する不信感も植付ける。
ファイトも追い詰められ、リューズに「父の事が知りたければ自分の元に来い」と誘われる。
30話では、リューズとディペンドカードに関する情報を得るため、ユナサン前支部長の神崎を訪ねることを決意したクロノと一緒に着いてきたタイヨウは、山奥で巨大な石像を一心不乱に彫る神崎の姿を発見。
そこで、かつて神崎とファイトし、神崎を変えた人物がリューズであることが判明した。
その時既にリューズは、ユニットの実体化に成功していた模様。
夕飯の際に叔母であるミクルにも、父ライブが実は生きていた事を知らせようとしていたが、ミクル自身も何故その事を知っているのか驚いていた様子で、その事からもクロノはミクルにも父が生きていた事を隠されていた事に対してショックを受け、家を飛び出していった。
その後、リューズに普及教会が経営する施設に連れて行かれ、リューズと共に一日泊まらせてもらう。
施設から出た後はリューズに連れられ地下鉄に向かう。
リューズはクロノに付けた伊吹の付けた監視を撒き、クロノはその際監視が付けられていた事も知ることになる。
リューズは「自分もクロノが欲しい」と告げ、水族館と思われる場所に連れて行かれ、リューズは自分の目的を話すが、クロノは犠牲になった人達の事に怒りを覚えるがリューズは「目的を成し遂げるには犠牲はつきもの」と一蹴される。
水族館から出た後、またよく考えて自分の元に来るように告げてリューズはその場は立ち去る。
ミクルの家から飛び出した後、家に帰ってないのかその日は公園で寝泊りし、その後携帯を確認するとミクルや仲間らから心配のメール等が届いており、その後シオンのアパートに向かうと、シオンから何所に行ってたのか心配される。
その後シオンに連れられ、カンパニーとラミーラビリンスが行った審判によるドラゴンエンパイア支部の惨状を見たクロノは、昨日と同じ場所に行き、待っていたリューズにファイトを申し込む。
移動の為ヘリに乗ろうとするが、シオンが止めようとブラッドエンジェルというチームを連れてきていたが、リューズの仲間にやられてしまっていたようで止められなかった。
クロノはシオンに気づくことなくヘリに乗り込み、1期の最終話で伊吹がクロノを呼び出した廃墟に連れてこられファイトを行った。
しかしファイト最中、クロノの脳裏にイメージが去来し、そのイメージには若き日のリューズや父ライブの姿があり、それは幼き自分の記憶だった。
リューズとのファイトの最中、クロノは父が消えた事件の真相全てを思い出した。
リューズの行っていた惑星クレイへの扉を開く実験の最中、父が参加していた関係でクロノも居合わせていた。
しかし、偶然クロノ・ドランとコンタクトをとったため、惑星クレイからユニットを召喚してしまう。
リューズの真意を知ったライブはクロノを守るために暗示をかけ、事件の記憶を封印する。
そして、現実世界へのユニットの召喚に反動が伴う描写が多いが、今までクロノにはそれが全くと言っていいほど無い。
クロノ・ドランと会ったときの台詞といい、彼自身の正体もファンから疑問視されていたが、生まれ自体は普通の人間だったと思われる。
この事件がきっかけで、クロノは惑星クレイと現世の扉を開くことができる「特異点」となっており、故に唯一ユニットの召喚に反動を背負うことがないと思われる。
そしてクロノ・ドランから「完全なる未来」の真相を知り激怒しリューズに詰め寄るが、リューズにスタンガンで気絶させ拉致されてしまう。
その後、リューズが別の場所に移動させ、目を覚ましたクロノとファイトの続きをする。
ちなみに中断したファイトの続きをするのは作中でもかなり珍しいことである。
ファイト中に再びクロノに「お前たちを幸せにしたいだけだ」と己の思想を伝えるが、クロノは「そんな事頼んでない」とその思想を一蹴する。
リューズはそんなクロノにライブの面影を見て、所詮お前もライブの息子かと怒りをあらわにする。
そして、リューズは自身でクロノファング・タイガーを実体化させ、クロノに襲い掛かるが、クロノはリューズの激闘の果てに、「ピースメーカー」の力を発動させディペンドカードを解放する。
そしてクロノ・ドラン含むクロノが呼び寄せた「十二支」のユニットを実体化させ、リューズに対抗する。
しかし、リューズが倒れた際に散らばった覚醒してない「十二支」のユニットのカードを咄嗟に回収し、そのカードも覚醒させ対抗しようとしたがクロノは倒れてしまい、実体化したユニット達は若水ソウスケによって宇宙にある装置に転送された。
リューズは覚醒したカード全て回収し、用が無くなったのか気絶したクロノをそのまま放置し、「止めたいなら追って来い」と言い残しヘリで立ち去る。
その後、クロノは「十二支」のユニットが閉じ込められている夢をみるが、そこに倒れたままのルーナを見つけ、目覚める。
目が覚めるとミクルの家に連れて行かれていたようで、自分の部屋に寝かされていた。
そこにはトライスリーだけでなく、帰ってこなくて心配していたミクルやシンやカムイ、伊吹もいた。
そしてクロノは閉じ込められていたユニット達とルーナを助けるとシオンとトコハに誓う。
これまで築き上げた仲間たちとの絆で立ち上がったクロノは、「十二支刻獣」を救い出すために立ち上がる。
1期と比べバラバラになりかけていたチームのメンバーとも改めて向き合い、再び結束を深めることになる。
リューズとの決戦の前に、クロノは目の前に現れたリューズに、完全な未来を求めるようになった彼の経緯と「クロノファング・タイガー」を手にした経緯を見せられる。
その後、全ての人間を己のイメージ世界に取り込み、そのイメージ世界で人類は永遠の幸福を得るというリューズの思い描く「完全なる未来」にクロノ達どころか町中の人たちを眠らせてしまう。
クロノは、心のどこかで願っていた両親とミクルとの生活の場面を見せられる。
しかし、これは夢と気づいたクロノは現実に呼び覚まされるが、シオン、トコハ、タイヨウ、アムのメンバーも起き上がった。
先に向かっていた、東雲のせいで唯一眠らされなかった伊吹は、リューズにより敗北するもクロノ・ドランはじめクロノの切り札であるカードを取り戻しクロノにあとを託してクロノはリューズと決戦になる。
リューズは、奪われた「十二支刻獣」と「理想機兵(イデアドローン)」と名のついたユニット、「ギアコロッサス」のカードを多く組み込み、切り札の「機械仕掛けの神デミウルゴス」を使用していた。
クロノは劣勢に追い込まれるが、仲間のイメージ体のような物に支えられる。
そして、リューズの「完全なる未来」は、完全に否定しきれるものではないものだったが、それでも新たな未来を求めるクロノの起こした奇跡が完全なる未来を打ち破り勝利。
負けて未来が破られた以上、消える事を望むリューズに対し、クロノは「お前の未来もまだ終わっていない」とリューズに手を差し伸べる。
捕らわれていたが、開放された「十二支刻獣」達は、リューズの未来を奪わない形でリューズに罰を与える事になり、まさかのリューズを心身共に赤ん坊に戻し、未来をもう一度歩ませるというものである。
クロノは「十二支刻獣」達から赤ん坊に戻ったリューズを受け取り、入院していたマモル達に託す。
クロノは、赤ん坊に戻ったリューズを受け取った際、クロノ・ドランから本来の未来で成長したらまた来ると告げ、クロノが審判の場から去り、カードを見た際に「クロノジェット・ドラゴン・G」となっており、そこでクロノはドランの成長した姿がクロノジェットと気づいた。
ストライドゲートの騒動が終わった後は、カムイがバイトしている2号店のショップ大会の初主催を経て、今まで以上にヴァンガードにのめり込むようになる。
ちなみに、「Gクエスト」で手に入れた、「クランリーダー試験の資格」は、次期でクランリーダーとなっていなかった為、おそらく不合格だったと思われる。
第四期カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
トライスリーの物語はまだ続くとの事で、主人公とメインキャラ含め、一部のキャラは継続して続投されるが、アニメ製作会社が変更され、それにともないキャラデザが変更されたが、そこまで違和感はない。
このシリーズからクロノ含め、同級生だった面子は高校生となっている。
トライスリーそれぞれが別々の進路に進む中、クロノは高校生となり、晴見高校に進学している。
そして、カードキャピタル2号店のアルバイトを始めている模様だが、燃え尽き症候群になっており、G一期を彷彿とさせるような雰囲気を漂わせていた。
しかし、中学生時代と違い、変な噂が立ったりせず、あまり怖がられてない様でクラスメートにサッカー部に入らないかと誘われていたが、クロノはどちらでもない返答をしている。
2号店でバイト中、新キャラクターの鬼丸カズミが2号店にやって来て、ファイトとなる。
ちなみに鬼丸自体は、今までのシリーズの様に一話でティーチングしてもらった初心者ファイターと違って、初心者ではなかった。
しかし、クロノは鬼丸とファイト中、トライスリーの事や大会の事等、様々な事を聞きに来るが、クロノはとまどっていた。
そして、敗れてしまい、鬼丸が帰る際にクロノは呼び止めただけで特に何も言ってないが、鬼丸の名前を聞きだす。
この事から鬼丸は伊吹と違い、「名乗った男」と視聴者から言われる。
血縁者
クロノの両親
本編開始時点で既にどちらとも死別している。
母親新導トキミはクロノを出産して直ぐに死去。
父親新導ライブはヴァンガードに携わる仕事をしていたが、その仕事中の事故で亡くなったとされているが、実は生きていた。
父ライブはヴァンガードファイターの中でも名の通った人物であるらしく、作中では生前の彼を知る人物の回想などで頻繁に登場している。また、伊吹コウジの回想では比較的最近、彼によく似たギアクロニクル使いと接触している描写があり、実は生存している可能性が高いと言われていたが、実際生きていた。
(ちなみにライブの中の人は本編のナレーションも担当している。)
一方、母親に関しては今現在まで特別掘り下げられることがなく、名前や容姿なども一切不明であったが、「ストライドゲート編」が終盤に差し掛かった辺りで明かされた。
うずまきの部分や髪の色などがクロノにそっくりであり、この事からクロノは母に似ている。
新導ミクル
新導ライブの妹で、クロノの叔母であり、26歳。
小さいながらも、化粧品会社の社長を務めている。
クロノが両親と死別した際、当時学生であったミクルはクロノを引き取ることが出来ず孤児院に預けざるを得なかったことを悔み、彼と同居するために並々ならぬ努力をしたという。
仕事柄、家にいることがほとんどないがクロノを大事な家族だと信頼している。
そのため、兄、ライブを失うきっかけになったヴァンガードを快く思っておらず、クロノがヴァンガードファイターになっていたことを知った際は彼にヴァンガードを辞めるように懇願する場面もあった。
一方で、塞ぎこむことの多かったクロノがヴァンガードをきっかけに交友関係を広めていることに安堵している節もみせている。
味方側の交流関係(敵側は作中の活躍から)
伊吹コウジ
クロノがヴァンガードを始めてから、彼の活動の裏に伊吹コウジが携わっていることが多い。
はじめは、とあるクエストを受けて待ち合わせをしていたクロノの前に「依頼人の代理」として現れ彼とファイトすることになる。その中でクロノは自身のファイトの未熟さと自立心に対する考えを否定された挙句叩きのめされたが、何故か子供しか見えない《時空竜ミステリーフレア・ドラゴン》を実体化させるという現象を引き起こしている。
勝負自体はGEARS(ギアーズ)の緊急停止により中断になった。この時、伊吹はクロノに名を聞かれても名乗らず、「名前を知りたければ強くなれ」と言い残しクロノの前から立ち去っている。
クロノのミニ大会での騒動の際は運営側に属しており、彼の処分について意見が割れる中で「ポイント剥奪処分」を決定づけた。その後、ヴァンガードを辞める決意をしカードキャピタルにデッキを置いたクロノの前に現れる。主のいなくなったギアクロニクルのデッキを回収しようとしたことに反発し、デッキの所有権を賭けてファイトをすることになる。最終的にファイトはクロノの敗北に終わるが、このデッキを手放したくないと強く願い、伊吹も「ならばもうしばらく預けておく」とそれを認めた。
なお、伊吹はここでも名を名乗らなかった。
後に、伊吹こそがこれまでクロノにギアクロニクルのデッキや新カードを送り与えていた人物であることが明らかになる。目的は不明だが、かつて彼が辺境の砂漠で出会った謎のギアクロニクル使いの男との接触が大きく関係しているとおもわれる。
ユナサン支部で密かに研究が進められていた「ディペンドカード」を強奪し、知人であるカムイを通してクロノにカードを託し、自身はユナサンの追手から逃れるためにそのまま逃亡し姿を晦ます。
ユナサンでの騒動の後、クロノと再びファイトをする。そして、今までの経験により成長したクロノにはじめて敗北。
なお、このファイトの後に伊吹はようやく面と向かって名を名乗った。
とはいえ、既に名前はタイヨウの口から聞いていたので「伊吹コウジだ」「知ってた」という会話になった。
さらに、これまでバレずにクロノにカードを送ってきたが、第一期最終話にてどう見ても不審者にしか見えない形で目撃される。
ハイメ・アルカラス
ヴァンガードの国際交流試合でマモルと対戦するために来日したユーロリーグの新進気鋭のファイターであるハイメ・アルカラスとひょんなことから交流を深める。日本のヴァンガードを知るためにクエストを依頼し、それを受けたクロノと出会いともに浅草を巡ることになる。
その後、ハイメのファイトやヴァンガードとの馴れ初めを知り、今の自分がどこまで行けるか試す為ハイメとファイトをする約束を交わす。
ハイメとのファイトでは素の実力差もあって一度は劣勢に立たされピンチに陥るが、運命を賭けて挑んだミステリーフレア・ドラゴンの一か八かのスキルを成功させ、逆転勝利を収める。
馬場タケル
日本全国を旅するファイター・馬場タケルとは、修行中に空腹で倒れたところに居合わせ彼を介抱したことにより打ち解ける。義理堅い性格で、当初は一飯の恩をどうしてでも返そうとするタケルの熱苦しいアプローチに迷惑していたが、彼もまたヴァンガードファイターであることを知り、恩返しの代わりとしてファイトを繰り広げた。「出会いを意味のあるものとする」という彼の考えに同調し、全国大会での再会を約束。
そして地区予選にてトライスリーの2回戦の対戦相手「チーム風来坊」のリーダーとして登場。再戦前にタケルの弟・馬場ハヤトと出会い、ハヤトの抱える重病や彼を元気づけるために行っていたタケルの旅の理由を知りファイトに迷いが生じる。しかし、先勝したトコハからの叱咤激励もあり自分自身にも引けない理由があることを思い出し、以降は戦意を復活させタケルと再び熱い攻防を繰り広げ勝利を掴んだ。試合後はお互いの健闘をたたえ、そして今度は弟とのハヤトとファイトの約束をした。
明日川タイヨウ
26話では、カードキャピタルを訪れた明日川タイヨウにティーチングファイトを行った。
ヴァンガード初心者で戸惑うタイヨウの姿に、当時ヴァンガードを始めたばかりだった自身と重ね、かつてカムイに教わったように、自身もヴァンガードの楽しさを伝えようと努める。試合後、タイヨウは引っ越しを控えていたことを知らされ、またいつか再びファイトすることを約束する。
(なお、彼のティーチングは歴代で一番分かりやすいファイトで公式でも説明を付け加え、ルール説明の講座として動画を配信しており、ニコニコチャンネルでも見ることができる。)
しかし、その後ユナサン支部で開催された大会の決勝戦にて再会したタイヨウは、ユナサンでの徹底した教育プログラムにより冷徹な現実主義のファイターに変貌していた。彼の努力は認めつつも、ただ相手に勝つことだけに執着する考えを改めさせようと、ハイメや仲間たちとともにタイヨウを下町観光に連れ出し、自身がファイトを通して得られたファイター同志の繋がりを伝えようと試みる。しかし、彼を連れ戻しに来たドッグトレーナーに対し力でねじ伏せるようなファイトを展開し、「最初から強い人に弱い人間の気持ちなんてわからない」と激昂され、逆に溝を深めることになってしまう。
使用デッキ・戦略
使用クランは新クランである「ギアクロニクル」。
前述のように誰かがクロノの下駄箱に入れたものを手に入れたため、クロノ自身もこのクランについては全く知らない。
一般には流通していない為、クロノは正体不明の人物(=伊吹)からカードキャプタル2号店への郵送など様々な経路を通じて届けられるGユニットを使ってGデッキを強化している模様。メインデッキに関しては構築を調整している描写も多少あり、それが行えるだけのカードを所持している模様。
だが、神崎ユウイチロウが戦った「あの方」と呼ばれる人物もギアクロニクルを使っていたようである。
しかし、ある人物とその旧友、明神リューズと思われる人物がギアクロニクルをこの世に呼び出したと伊吹が発言していた。このクランはまだ謎が多い。
ジェネレーションブレイクを持つカードを中心に相手のリアガードを減らしつつ、こちらのリアガードをパワーアップさせる戦術(ギアーズクライシス編では『時翔』(タイムリープ)でユニット強化)を得意としており、ギアクロニクルに多いガードを制限させるカードがクロノジェット・ドラゴン以外採用されていない部分が特徴。(漫画版ではグレード0のガードができなくなる《時空竜ラグナクロック・ドラゴン》を使っている。)
地区大会前、カムイのアドバイスを受け相手のリアガードへの攻撃もしつつ相手を消耗させる戦略を身に付ける。
パワーが高いバニラユニット(能力なしのユニット)にライドすることが多く、トリニティドラゴンの交代ファイトではバニラユニットにライドしなかったシオンと戦略が合わなくなったりしたことがある。
クロノはファイトの敗北数はあまり無く、ストーリーの展開上負ける訳にはいかなかったからなのか、主人公の運命力が仕事している為基本的に本編中であまり負けることはほぼ無い。
しかし、何かと変則的なファイトだったり、相手の運が良かったりする場合等は、負けてしまうことがあり、6回目のダメージチェック時謎の力でファイトが中断になって勝負がお流れになってしまったりする場合がある。(ヒールトリガーが出ているため負けてはいなかった。)
ちなみに作中でも、ファイトの中断はあまりないので珍しい事態である。
またストライドゲート編以降シリーズ最初のファイトでは必ず負けるというジンクスがある。
ユニット
分身は、自分と同じ名前の《時空竜クロノジェット・ドラゴン》及び《クロノジェット・ドラゴン・G》。
よく見ると、名前以外にユニットの頭の飾り(?)とクロノの頭の特徴的な渦巻きが似ているという共通点もある。ツネトからはこのカードを出すたびに同じ名前であることを煽られている。
神崎戦でギアースが故障した際、実体化し神崎を殴った。
第1期の使用カード
クロノジェット・ドラゴン[pixivimage:00000000]
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最初に使用したGユニット。
コストや使用条件が非常に厳しいものの、効果が発動すれば追加で自分のターンを1回得るという凄まじい性能を持つカード。
一期12話において実際に効果を発揮し、海外のプロリーグで活躍しているハイメに勝利するという大金星を残した。
本編中、一期3話で子供にしか見えていないが実体化もしている。
カードキャピタル2号店に郵送されていたGユニットのカード。
最初期の切り札。
条件を満たすのが少しばかり厳しいが、攻撃が相手のヴァンガードにヒットした際、相手のリアガードを全て相手のデッキに戻す全体除去能力を持つ。
カード運用的には序盤向けだが、クロノの場合はこれがフィニッシャーとなる展開も多かった。
何者かの依頼を受けた人間により、クロノに直接手渡しされたGユニットのカード。
馬場タケル戦から投入。
場のリアガードを、山札に存在する1つグレードの高いリアガードと交換する能力を持ち、交換元以外のコストを要求しない為、非常に使い勝手がいい。
効果使用時、既に使用済みのGユニットが他に存在すれば、リアガードを強化する付随効果もある。
初期のギアクロニクルは序盤向けのGユニットが多かったこともあり、フィニッシャーとしてアニメでも大活躍した。
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クロノの所持する自転車に張り付けられていた封筒の中身のGユニットのカード。
ブラド三世戦で投入。
攻撃が相手のヴァンガードにヒットした際、自分のリアガードと山札のグレード3のカードをそのターンのみ入れ替える効果を持つ。
例に漏れず序盤向けのGユニットだが、ガード強要力が高く、擬似スタンドを狙え、そこそこ長い期間クロノはフィニッシャーとして利用しており、「ストライドゲート編」でまさかの再登場するまで一度もガードされたことがなかった。
新導家に突如届いた蕎麦の出前と共に渡された封筒の中身のGユニットのカード。
このカードの他にも何枚かカードが届いている様。
ハーツが「クロノジェット」の場合、登場時相手のリアガードをデッキトップからの同数のカードと総入れ替えする効果を持つ。
現実的にはミストゲイザー・ドラゴンや頂に立つギアウルフ等のパワーを増加させる事を前提とした動きを期待したいところだが、アニメでは相手のインターセプト等の防御系ユニットの排除を狙う程度にしか使われなかった。
ちなみに上記のエポックメイカーと同時収録だったのにアニメでの入手が遅かった。
スモークギア・ドラゴン[pixivimage:00000000]
スチームファイターアンバー[pixivimage:00000000]
グリマーブレス・ドラゴン[pixivimage:00000000]
スチームブレス・ドラゴン[pixivimage:00000000]
ヴァンガードGNEXT中盤まで活躍した。
頂に立つギアウルフ[pixivimage:00000000]
スチームメイデンアルリム[pixivimage:00000000]
スチームスカラージジ[pixivimage:00000000]
ガンナーギア・ドラコキッド[pixivimage:00000000]
ドキドキ・ワーカー[pixivimage:00000000]
ラッキーポット・ドラコキッド[pixivimage:00000000]
オフで顔を出したハイメから託されたカードであり、正確にはハイメを通して伊吹から渡されたカード。
アニメにおいてはクロノジェット・ドラゴンの未来の可能性とされており、その為か他のGユニットと超越時の口上が異なる。
割と重要ってほどでもない、ぽっと出ながらクロノをかなりギリギリまで追い込んだ強キャラであるドッグトレーナーの堂島戦から投入。
ハーツの「クロノジェット・ドラゴン」に交代し、ハーツだったヴァンガードをスタンドさせることで追加攻撃を行う。
「ギアースクライシス編」や「ストライドゲート編」でも切り札としてOPにでしゃばり続け、1年以上アニメの最前線で活躍したというカードゲーム史でも中々無い活躍を見せた。
そして、鬼畜封入率&主人公の切り札&ギアクロの貴重なフィニッシャー候補ということもあり7000円近くで取引されていた時代もある。
ちなみに伊藤彰先生が月刊ブシロードで執筆した短期集中連載で先行登場していた。
第2~3期の使用カード
クロノ・ドラン[pixivimage:00000000]
二期ギアースクライシス編から投入しているクロノジェットサポートのGユニットのカード。初披露は蒼龍レオン戦。
好きなGゾーンのカードを1枚表返すことで、リアガードを一時的にバインドすることでグレードの1つ高いリアガードをターン中呼び出す「タイムリープ(時翔)」を行使することができる。
主にクロノドラゴン・ネクステージに繋げるまでの初動として使われ、ディペンドカードとして発現したクロノ・ドランを活かすために投入されている。
クロノスコマンド・ドラゴンに関連するGユニットのカード。
こちらはギアースクライシス編においてスターゲート支部のGクエストで初登場。
登場しただけで自分と相手両方のリアガードを全てデッキに戻す効果と順当に強化されており、クロノスコマンド・ドラゴンが表になっていれば自陣のユニットを2体まで生かすことが可能。
ただし、こいつが出てくる回に限ってあんまりリアガードの除去が活きない相手が多いのが残念。
二期ギアースクライシス編から登場したGユニット。
クロノ初の非生物系Gユニット。DAIGO戦で投入。
少なくとも一般流通しているようで、クロノが使うよりもかなり早くエースがシオンとの初戦で行ったパックファイトで用意したパック内に入っていた。
自分と相手のリアガードを1枚ずつデッキに戻し、相手の戻したカードと同じグレードをガードに使用できなくさせる効果を持つ。
ネクステージによるワンパターン戦法に対するクロノの回答。当時のギアクロニクルでは貴重なフィニッシャーで、「ストライドゲート編」でもクロノジェット関連のカードが使えなくなったクロノの切り札として再登場した。
現実的には7000円近いネクステージを買えなかった人の救済枠扱いされており、Rの割にかなり強力な能力であった。ただし、Gガーディアン登場後はパワーの増加が無いこともあり、簡単に防がれやすくなってしまい鳴りを潜めている。
遡る時乙女 ウルル[pixivimage:00000000]
Gガーディアン。アルティメットステージのカムイ戦で投入。
時空竜ヘテロラウンド・ドラゴン[pixivimage:00000000]
Gガーディアン。明神との最終戦で投入。
変革を呼ぶギアイーグル[pixivimage:00000000]
グレード3。スターゲート支部での伊吹戦で投入。
スチームバトラーク・バウ[pixivimage:00000000]
グレード3。クロノジェット消滅後の実質主軸。
ヒストリーメーカー・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード2。ギアクラ初期で投入。
アップストリーム・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード2。レオン戦で投入。
クロックフェンサー・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード2。レオン戦で投入。
ドレインバルブ・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード2。ストライドゲート編の明神2戦目で投入。
ディレイドブレイザー・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード2。明神との最終戦で投入。
タイムブレイク・ドラゴン[pixivimage:00000000]
グレード1。ギアクラ初期から投入。
スチームメイデンメラム[pixivimage:00000000]
グレード1。スターゲート支部での伊吹戦から投入。
スチームメイデンメスキア[pixivimage:00000000]
グレード1。明神との最終戦で投入。
クロノドラゴン・GG[pixivimage:00000000]
「ストライドゲート編」最後の切り札Gユニット。
明神との最終戦で投入。
ギアドラゴンのGユニット2枚の自動能力を得られるというヴァンガードでは珍しい能力を持つ。
使用できるタイミングの遅さから片方はクロノドラゴン・ネクステージの能力を得ることになりやすい。
もう片方は「ストライドゲート編」では凄まじいガード強要力を持つクロノスコマンド・ドラゴン、「ヴァンガードGNEXT」では超刻龍ファンロンが合成素材として選ばれた。
こういうとチートに見えるが、案外ネクステージと噛み合うカードが少ないことからバランスは取れている。
ちなみに他のクロノジェット関連のカードが白化していた時には無かったので、カードを創造したと見られる。まぁ、最終戦だしね。
漫画版の使用カード
漫画「ストライドジェネレーション」にて使用したGユニット。
珍しくアニメでは全く出番がないGユニットである。
同名カードをGゾーンから1枚表返すことで、アタック時に相手は手札のグレード0をガードに使用することができなくなる効果を持っており決定打を与えやすい。
ただし、完全ガードやGガーディアンには滅法弱い。
追記
なお、伊藤彰による漫画版ではクロノの父親・新導ライブが過去にギアクロニクルを所有しており、父親が死別してからの所在は不明となっているが、カードキャピタル2号店の店長・新田シンは何か知っているらしい描写がある。また、前述の伊吹が砂漠で出会った謎の男は、クロノの父親に似た特徴を持っており、彼が伊吹にクロノジェット・ドラゴンのカードを手渡す描写も存在する。
しかし、第二期『ギアースクライシス編』からギアクロニクルが一般販売された為、クロノ専用クランではなくなった。
もしかすると、この先クロノ以外にもギアクロニクルの使い手が現れるかもしれない。
基本的にクランを変える事は無く、初登場時からギアクロニクルをずっと使っている。
しかし、漫画版『ヴァンガードGストライドジェネレーション』では戸倉ミサキとのファイト後、自分はギアクロニクルにふさわしいのか悩んだ際、一時的にカムイのものに酷似したノヴァグラップラーのデッキを使用している。
クロノにとっては初となるギアクロニクル以外のクランを使った。
なおトライスリーの中で唯一人型ユニットへのイメージライドが存在しない。(ギアクロニクルにも人型ユニットは存在する)。
余談
前述の通り、カードアニメでは珍しくその特徴的な髪型をよくネタとして本編でイジられる。
トコハからは「ぐるぐる頭」、パン屋の店主からは「チョココロネみたい」など、それこそ言いたい放題である。
とある人捜しのクエストで近隣の美容院を巡った際は、行く先々の美容師たちがその前衛的な髪型に注目する描写もあった。
意外にも商才があるようで、ドラゴンエンパイア祭りにて屋台を出店することになった際は、販売する「ドラゴンエンパイア焼き」なる食品の調理方法や釣銭の分配などを率先して指揮しており、更にその回の次回予告でも食品ルートの確保や円滑な運営手段のシミュレーションを延々と続け、安城マモルから「敏腕ビジネスマンみたいだよ」とツッコまれていた。
叔母のミクルが化粧品会社の社長を務めていることを考えると、彼にそういった才能があるのもある意味納得できる。
歯医者が苦手であり、虫歯が悪化しても行くのを渋っており、ドリルを入れる前から怖がる一面もある。トラウマでもあるのだろうか。
また、本人の使用クランは「ギアクロニクル」であるものの、何かと「ダークイレギュラーズ」に縁がある。
23話では、難攻不落と呼ばれるクエスト「ダークイレギュラーズの館」に挑戦し、その中で《ブレイドウイング・レジー》のコスプレをさせられた上にポーズまで決めさせられるという恥辱を受け、更に主(?)であるヴラドⅢ世から「闇の深さ」を認められ“ヴラドⅣ世”を襲名した。
その他、7話では《魔界公爵アモン》のコスプレをした人からカードを借りたことがあったり、本人もチーム名に関する相談やユニットの攻撃名の命名則など、四字熟語など日本の言葉を命名するなどしている。
(単に好きなだけか、かつてある人物が所属していた日本なチームの影響とも考えられる)
ギアクロニクルの遺跡を盗掘しようとしてたのもダークイレギュラーズの一味なので、それが関係してるか否かは不明。
クロノの謎
クロノ自身にもいくつかの謎がある。
- 切り札のクロノジェット・ドラゴンとクロノドラゴン・ネクステージとクロノ・ドランに自身の名前が入っている。
- 何故か子供にしか見えない時空竜ミステリーフレア・ドラゴンを実体化させる。
- さらにその際ギアースが緊急停止する事態になる。
- イメージが伊吹の装飾品に傷をつける。
- 46話神崎ユウイチロウ戦でギアースが突然崩壊し、何故かクロノジェット・ドラゴンが実体化し、神崎を物理的に殴っていた。
- クロノの過去があまり明かされていない為、謎が多い。
- 一期最終話でクロノ・ドランの「おかえり」「またあったね」といった発言。
- その事でファンの間で、クロノが「クレイの人説」や「クロノ自身がユニット説」や「母がクレイの人でクロノはそのハーフ説」等が飛び交っていたが、生まれは人間である事が作中で明らかになった。
- 伊藤彰による漫画版では、クロノに語りかけるクロノドラゴン・ネクステージが登場しており、彼に「あの時俺の手を取ったのはお前だろ」や「探したぜクロノ」との発言。
- 漫画版では過去にクロノ・ドランと思しきものの手を取ろうとするシーンがある。(後にアニメストライドゲート編の始めにも似たような描写がある)
- ギアースクライシス編で、明神リューズを止める唯一の鍵と言われる。
- 「鍵」と呼ばれるが、それがどういう意味なのか、何故クロノなのか等は不明。
- ディペンドカードに十二支がモチーフのギアクロニクルのユニットを呼び寄せている。
- 上記の行為は通常、体を痛めるようだがその形跡がない。
これらはまだ本編では明かされていないが、明かされたものもある。
クロノはギアクロニクルと何かしらの関わりがあるのかギアクロニクル関連の謎が多い。
もしかするとまだ増える可能性もある。
しかし、ギアースクライシス編から、「Gクエスト」を通じてクロノ自身にも関わる重大な秘密が次第に明らかになって行くとのこと。
他作品でのクロノ
漫画版
性格、設定はほぼ変更なし。
ただしストーリーはアニメとの差別化を図る為か、若干の変更がある。
デッキ内容もクランはアニメと同じギアクロニクルだが、アニメとの差別化を図る為か、伊藤彰による短期集中連載の漫画版では『クロノ』と名のついたユニット以外ほとんどのカードがアニメ版とのデッキ内容が異なっている。
後に連載されている漫画版からは、ほぼアニメ版とのデッキ内容が同じになっている。
だが、伊藤彰による短期集中連載の漫画版と、現在月刊ブシロードで連載中の平和ライチによる漫画版『ヴァンガードGストライドジェネレーション』で、話が引き継がれているのか、短期集中連載版では、「ギアクロニクル」との出会いから描かれているが、現在の漫画版は1話から、「ギアクロニクル」との出会いは数コマの回想のみですっとばしている。
ちなみに父のライブと叔母のミクルが初登場したのは短期集中連載版が初となる。
そして、新田シンとニンジャマスターMがライブと同じチームだったと判明したのもこちらが先となる。
ちなみに、現在の漫画版『ヴァンガードGストライドジェネレーション』では戸倉ミサキとのファイト後、自分はギアクロニクルにふさわしいのか悩んだ際、一時的にカムイのものに酷似したノヴァグラップラーのデッキを使用した。
そして、現在の漫画版にアニメ未登場のキャラ「綾戸リク」が登場しており、何故かクロノを知っている様子。
みにヴぁん
月刊ブシロード連載の4コマ漫画『みにヴぁん』には、さすがに時間軸が大きく違うこともあり登場しないかと思いきや、何でもアリのギャグ漫画であるためか、まさかの登場を果たす。
いつものようにクエストを受けようとしていたところを、みにヴぁんにおける安定のカオス枠の《CEOアマテラス》の手により未来からタイムスリップしてしまう。
月刊ブシロード2015年2月号掲載分のたった1話限りの出演だったが、どの作品よりも早くアイチや櫂との共演が果たされた。
ちなみに現在もCEOアマテラスにより、度々登場している。
なお、例の如く髪型をネタにされている。
関連イラスト
関連タグ
カードファイト!!ヴァンガードG ギアースクライシス編 ストライドゲート編 カードファイト!!ヴァンガードGNEXT
ギアクロニクル --- 使用クラン
クロノジェット・ドラゴン クロノドラゴン・ネクステージ クロノ・ドラン --- 何故か同じ名前
血縁者
新導ライブ --- 父
新導トキミ --- 母
新導ミクル --- 叔母
葛木カムイ --- クロノにとって初めてヴァンガードを教えてくれた人物
伊吹コウジ --- ギアクロニクルのカードを送っていた張本人
明神リューズ --- 父のかつての親友
明日川タイヨウ --- 初ファイトでティーチングファイトを行う
弓月ルーナ --- 二期で同じく初ファイトでティーチングファイトを行う
東海林カズマ --- NEXTで同じチームとなる
鬼丸カズミ --- 素人ではないが、NEXTの一話でファイトしている
チームトライスリー --- クロノ・シオン・トコハの三人組チーム
ダークイレギュラーズ --- 何かと縁がある
ノヴァグラップラー ---漫画版で一度だけ使用