データ
初出 | 第3世代(FRLG) |
---|---|
タイプ | くさ |
威力 | 150 |
命中 | 90 |
PP | 5 |
分類 | 特殊 |
範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 使ったポケモンは次のターン、反動で動けない。 |
概要
第3世代初登場の技。
上記データからも分かるように草タイプ版はかいこうせん。
150という威力は魅力的ではあるが、実際の使用率は低い。
と言うのも、草タイプは基本的に補助技を活かしてテクニカルに攻める戦法がメインになる。
行動回数が重要になる補助戦法で1ターンの行動ロスは相当痛い。
アタッカー寄りのドダイトスやブリガロンは特攻が低く活かしきれない。
ジュカインにしても、低耐久での行動ロスは辛すぎる。ジャローダについてはこっちの技を連射した方が強いので使われない。
使えるとしたらやはりメガニウムだろうか。
採用するなら「しんりょく」発動時の最後っ屁として使うか、Zワザにして使うと良いだろう。
2015年のポケモン映画前売り券で入手できるアルセウス様は「ブラストバーン」と「ハイドロカノン」は覚えているが、なぜかこの技だけは覚えていない。その代わりなのは「だいちのちから」である。 おそらくは、映画内にて「いましめの壺」の復元精製に草タイプが入っていなかったのと、地面タイプが代役であったため。
初代のイーブイが使える買える進化の石といい、草はハブられる運命にあるんだろうか。
余談だが、英語名は他2つが同じ名前なのに対し、ハードプラントだけは「Frenzy Plant」になっている。
ポケモンGOでは
スペシャルアタック(ゲージ技)の一つとして登場。
コミュニティ・デイの対象となった草御三家を、イベント期間中に最後まで進化させることで、この技を習得した特殊な個体へと進化することができた。
イベント以前に捕まえておいたポケモンを進化させても習得可能な一方、既存の最終進化ポケモンにわざマシンスペシャルを使ってこの技を習得させることはできない。
2018年9月22日現在では
のみが習得の機会があった。
肝心の性能は、ゲージ消費が1/2であるのに対し、威力は100と1/2ゲージ消費技の中でトップクラスに高く、それでいて技の硬直時間も短めと非常に高性能(早い話が、シャドーボールやマジカルシャインのくさ版と思っていただければ良い)。
フシギバナの場合
これまでのフシギバナは、通常技では「つるのムチ」による圧倒的な連射性を持ちながら、くさタイプのゲージ技では、威力こそ抜群だが非常に出の遅い「ソーラービーム」か、出は速いもののフルゲージ技としてはいささか威力の低い「はなふぶき」のどちらかしかなかったため、爆発力はあるものの小回りが利きにくいという難点があった。
また、通常技の出こそ早かったものの、フシギバナ自身の攻撃力はそこまで高くはないため、同じソーラービームを覚えるくさポケモンであるナッシーに比べて火力の面では劣ってしまうのが現状であった。
しかし、この技を習得したことで、フシギバナは圧倒的なゲージ回収能力とゲージ技の驚異的な連射性の2つを同時に手にすることとなり、遂に長年の弱点を完全に克服、それまでくさタイプの中で最も攻撃力があると言われていたナッシーとも互角に渡り合えるほどの強キャラへと一気に変貌を遂げたのである。
このため、現在ではジム攻略・防衛の双方およびレイドバトルにおいてもこのハードプラントを習得したフシギバナを多く見かけるようになり、ソーラービームに代わるフシギバナのメインウェポンとして大活躍している。
本編での不遇っぷりが嘘であるかのような大躍進を遂げたと言えるだろう。
メガニウムの場合
コミュニティ・デイの対象に選ばれたことにより、メガニウムにも「つるのむち」+「ハードプラント」という草タイプ最強と言える技の組み合わせが与えられることになったのだが、「こうげき」の種族値がフシギバナ以上に低かったのが運の尽き。
ハードプラントを習得しても尚、フシギバナやナッシーといった優秀アタッカーには幾分も劣っているため、実用性を求めずに「コミュニティ・デイに参加した証」程度に考えておくのが良いだろう。
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