声・人間体:婆裟羅天明(クウガ)
解説
身長:213cm
体重:188kg
グロンギの中でも審判役などに徹するラ集団に所属するコンドル種怪人。警察からの呼称は未確認生命体第47号、あるいは同B9号。
人間体は、ニット帽を深く被り、口元を白い布で覆った男性。言葉を発するときは低い声で手短に喋り、また瞬間移動めいた動きを見せる事もあり、グロンギの中でも得体の知れない不気味さを強調されたキャラクター。
ゴ集団のゲリザギバスゲゲルで殺された人数を、バグンダダという算盤状のカウンターでカウントする作業を担当(メ集団やズ集団は自分で数え自己申告していた)。
その役目上怪人体を見せることは殆どなかったが、トンファーを武器とする。
劇中での動向
初登場以来、人間体はほぼ毎回登場するものの長らく怪人体の姿を見せなかった。
第44・45話にて、クウガとゴ・ガドル・バの対決をバグンダダを持ちつつ監視していた際に、一条薫の射撃でバグンダダを破壊されてしまう。
それに逆上した際に怪人体へ変身し一条を攻撃した後、逃亡。(突き落とされた一条は屋外の階段に宙ぶらりんでしがみつき、転落しないよう持ちこたえていた。その後なんとか階段の踊り場に着地したようだが、手足に痛みが残っている様子であった)
バグンダダを破壊されてしまったことによりルール上ガドルが殺害した人数が0に戻ってしまい、その失態の落とし前をつけるためガドルと戦うことになってしまう。
ゴ集団内でも飛び抜けて高い実力を持つガドルと、互角の戦いを繰り広げる強さを見せるも翼を毟り取られ、逃走する。しかし一条にマーキング弾を打ち込まれていたことで居場所が発覚、彼が追跡後に杉田守道と桜井剛に報告したことで警察に追跡される。
ガドルとの戦いで負傷し動けない五代の代わりということもあって3人も士気が上がっていたため、着地したところに杉田・桜井から神経断裂弾6発を撃ち込まれる。
もがき苦しみながらも最後は人間態に戻り、そのままバッタリと倒れ込み死亡した。
クウガによって殺されなかった数少ないグロンギの一人である。
劇中で怪人体を表す以前は何種の怪人なのかは伏せられていたが、公式サイトの画像には「コンドル男」というタイトルが付いていた。
仮面ライダーディケイド
『仮面ライダーディケイド』では第2話でメ・ギャリド・ギのゲゲルを手助けしていたが、ギャリドがクウガに倒されると慌てて逃走を図る。しかしペガサスフォームのブラストペガサスを受け空中で爆死した。
その後第3話ではン・ガミオ・ゼダに殺された通行人がドルドに変貌を遂げている。
漫画版
刑務所内で凶悪犯たちを洗脳して大脱走を敢行し、魔石ゲブロンの原石(家ほどもある大きさ)の発掘に乗り出す。
その後、津上雪菜を始めとする囚人達を魔石の力でアギトに覚醒させる。
関連タグ
ヒュドラ(ウルトラマンティガ) - こちらも同じ人が演じている。しかも超古代にいた悪役繋がり
ストロングベア - 同じく人間に負けた怪人。最もこちらは相手が悪すぎたのだが。
コンドル仲間
ゲバコンドル ジェットコンドル ネズコンドル 火炎コンドル ジンギスカンコンドル