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ラビットオルフェノクの編集履歴

2019-11-03 21:14:46 バージョン

ラビットオルフェノク

らびっとおるふぇのく

ラビットオルフェノクとは『仮面ライダー555』に登場するオルフェノクの一体(メイン画像右)。

概要

演:内山眞人


第24・25話に登場。

北崎が起こした大量殺人の被害者『小林義雄』が覚醒したオルフェノク

ウサギの特質を備え、4km先の物音も聞き分けられる。ジャンプ力は25m。


元々全く戦闘に向かない動物がモデルなだけあり、臆病な性格のため、入念に作戦を練ってからブーメランで不意打ちする攻撃を得意とする。人質を取っていたとはいえ、ウサギ故なのかホースオルフェノクにもダメージを与えられるほどにキック力が強い。

また、オルフェノク態への変身の際は海堂が気取って取ったフィンガースナップを忠実に真似している。


劇中での動向

第24話

人間でなくなったことに混乱と絶望を抱き、川への飛び降り自殺を図るも偶然居合わせた海堂直也によって川から救出される。その際互いにオルフェノクであることを知り、(人として生きるつもりだったが園田真理にプロポーズして玉砕したこともあって)オルフェノクの素晴らしさを説き人間を捨てるよう勧める海堂を「先輩」と呼び慕い、オルフェノクとして生きようとする。

ラッキークローバーに入るためコンタクトを取った結果「カイザギアファイズギアを奪うこと」という条件を出され、達成のために動き出した。

オルフェノク態に変身し菊池啓太郎と真理の乗っている車を襲うことで(この際海堂は、いきなり面識ある二人(しかも片方は先程苦い思いを経験した真理)が引っ掛かったことで「脅かすだけにしよう、な?」と少し弱気になっていた)、乾巧草加雅人を誘き寄せ、海堂と共に戦闘に乗じて奪おうとするも失敗。

その後(どこから調達したのか謎だが)警官に変装して道を封鎖、検閲と偽ってあっさりライダースギアを奪うことに成功する。(巧と草加は事の異常さに気づきすぐさま彼らを追いかけた)


第25話

純朴な見習いの青年であった彼だが、ライダースギアがラッキークローバーの手に渡った後、「入れるのは一人だけ」と村上峡児に唆された結果態度を一変。

木場勇治の始末を提示され躊躇いを覚える海堂に対してライバル宣言し、「俺、何があってもずっと先輩のことは忘れません。先輩みたいに、強く逞しく生きていきます」と口調こそ丁寧なれど、肩に置かれた海堂の手を腕を持ち上げる形で払いのける等、既に陰りが見えはじめていた。

その後木場、長田結花、海堂が居合わせたところに奇襲を仕掛けるという行動に出る。木場を倒すのを諦めること、汚い手を使わないように海堂に忠告されても「いつまでも先輩面してんじゃねえよ」と完全に敬意を捨て去ってしまっていた。

そして海堂を探しに来た結花を人質に取った上で木場を呼び出し、「抵抗すればあの女の命はない」と、卑怯な手段も辞さないオルフェノクとなってしまう。


そのまま一方的に木場=ホースオルフェノクを痛めつけるも、海堂が結花を救出して登場。「貴様…人間を捨てろと言ったのはお前だろう!」と怒りを滲ませるも、「馬鹿野郎。だからと言って簡単に捨ててどうするよ!…人間を捨てようと思っても、捨てられないところが俺様のいいところだ」と返される。

結局のところ人間を捨てきれなかった海堂だったが、力に溺れさせた責任はあるとしてスネークオルフェノクに変身。「殴りたきゃ好きなだけ殴れ!」と言われた通りスネークオルフェノクを殴り続けるが、見かねたのか抵抗できない理由もなくなったホースオルフェノクから反撃され、その場を逃げ去るように撤退。

人間態に戻り、逃げた先のスタジアムで「俺はまだ諦めねぇぞ。俺のこの手で、全てを支配してやるんだ!」と叫ぶ小林の姿は、人間としての自分を放逐し心を怪物に変貌させた者のそれであった。

そこに花形によってベルトを取り戻した草加カイザが登場。

格闘で圧倒され、やっとの思いで腹部に来た蹴りを受け止めるものの、そのままゼロ距離でポインターをぶちかまされゴルドスマッシュを発動されて灰化した。この一連の流れは、(初使用というのもあり)ゴルドスマッシュの使用シーンの中でも印象的なシーンとして数えられる。


備考

演じる内山氏が後に影山瞬を演じたことにひっかけて、ファンからは『影山オルフェノク』と呼ばれることもしばしば。

本作には姓が同じ影山冴子/ロブスターオルフェノクが登場しているが、あちらは「エビ姉さん」の愛称で通っているため混乱は起こっていない模様。


また、ハイパーバトルビデオの『三本のベルト』のカイザがゴルドスマッシュを撃つシーンでは第25話の映像が使われており、そっち方面でもネタにされている。(俗に言う『オルフェノクはKO☆NA☆GO☆NA☆SA☆』とはこのシーンのこと)

スーツはオクトパスオルフェノクに改造された。

草加カイザとラビットが戦ったスタジアムは東映特撮では頻繁に使用されており、仮面ライダーディケイド第4・5話ではディケイドと(草加?)カイザが戦っている。


ちなみに耳に当たる部分が垂れていることからモデルはロップイヤー系統の種だと思われる。

ウサギは飼う前は可愛く大人しいイメージを抱きがちだが、飼ってみるとふてぶてしい態度を見せるようになる。劇中での豹変ぶりはこのウサギのイメージが反映されたのだろうか。


戦闘力が弱いとは言え、彼よりも実力が上のオルフェノクはベルト強奪に悉く失敗しているのに対し、姑息な手段と言えどベルトの奪還に成功しているという何気にデカい功績があったりする。


また、ウサギの怪人は希少…と思いきや、その総数はラビットオルフェノク以外に5体以上おり、かなりの数がいる。というかわかっている範囲でも男性怪人ばかりなので、ウサギの女性怪人がいた試しがないのだ。(メ・ウザー・ダラビットイマジンパンダラビットイマジンピンクラビットイマジンレプス・ゾディアーツ)


関連タグ

影山瞬…手のひらを返した結果、出世しかけるも地獄のどん底に堕ちたという意味では共通。演者も同じ。

千樹憐…演者が同じだが、こちらは最後まで純粋であり続け、最後まで人々のために戦い抜いた人物。

サラマンダーイマジン…演者が同じ怪人

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