マンガで分かるライダー
まんがでわかるらいだー
プロフィール
クラス | ライダー |
---|---|
真名 | ??? |
性別 | 女性 |
身長 | 162cm |
体重 | 52kg |
属性 | 中立・中庸 |
概要
第46話にて初登場。マシュ・キリエライトがリヨぐだ子に押し付けられた「サーヴァントの幼体」が成長した姿。
性別は女性。2017年4月1日発表のアプリ『Fate/Grand Order Gutentag Omen』にて、ライダークラスであることが判明した。
デフォルメ絵のみの登場なので詳細は不明だが、バニーガールのような服装と満面の笑顔が特徴。
より詳細に言えば、ピンクのバニースーツにピンクのソックスもしくはブーツを身に纏い、両腕には黄色い星が付いた白い手袋もしくはブレスレットを着けている。髪の色もピンクで頭からはピンクのうさ耳が生えているが、後ろ髪とうさ耳の先端は黄色になっている。
表情は終始笑顔のみだが、無感情と言うわけではないらしく、第47話でリヨぐだ子に締め上げられた時は笑顔のまま涙目になっていた。だが笑顔しかできないわけではないことが後述の第79話で判明する。
宝具演出が好きと言う一面を持ち(特に派手で凝ってる物が好みらしい)、第50話では育ての親であるマシュに彼女の宝具演出の撮影を持ち掛けて2人仲良く撮影作業に勤しんだ。しかし、この行いが「コイツがウチにいたら宝具演出のスキップ実装が遠のく」と見なされ、リヨぐだ子から一方的に敵視される。
第53話ではマシュと共にかの名セリフのパロディシーンを撮影するために登場。
第58話では、何と聖杯戦争用の資金調達の為にアダルト映画を撮影すると言うトンデモな行動に出ており(きっちりマシュも出演させている)、挙句"あの"清姫をも手玉に取って出演させた。
第59話では、妹を見て「撮影しがいがありそう」「興行的には成功が見込めます☆」と発言。
第70話では宝具演出(という名の超大作映画)を撮影するためにマシュに脚本を手渡した。「そんな話が先輩の耳に入ったら大変」と危惧されるも、そのやり取りを盗聴していた当のリヨぐだ子は「これが実現したらさすがの運営も宝具演出スキップ実装は避けられまい」と見逃した。
第79話ではエジソンと対峙した際に、今までの笑顔から想像もできない程の凄まじい目つきをした表情に変わるほどの嫌悪感を露わにした(この時見せた目の色は赤)。このことから、生前にエジソンと何らかの確執があったのではないかと思われる。
第81話では月を見立てた的の中心にエジソンを閉じ込め、自身がロケット形人間大砲で射ろうとした。
第82話ではレジスタンスの地下アジトに侵攻してきたリヨぐだ子に対してとうとう宝具を解放した。リヨぐだ子もカルデアも焼却する事で争いの元を断ち、聖杯戦争の勝利を図ったのだが、その結果カルデアを丸焼けにしてしまった。本人たちはマシュとジャンヌの宝具でどうにか助かったが、ジャンヌはスタンしてしまった(ゲーム本編ではジャンヌの宝具使用時にスタンするデメリットはなくすことができるのだが………)。
第83話では新たに宝具を展開し、バーサーカーとチェーンソー対決に臨む。
しかし第84話(もっと最終回)でのマシュたちの会話によると共倒れになった模様。
………と思いきや彼女は生きていた!『ますます~』の第4話でマンガで分かるバーサーカーの手により再建されたカルデアを、マンガで分かるアサシンと共に占拠するという暴挙に出る。さらに一人称が「私」から「あたい」に変わり、これを見たマシュが「あんなキャラでしたっけ・・・」と困惑してしまう始末。
ちなみにリヨぐだ子いわく、『最終話で熱湯に落ちてぐつぐつに茹でられてうどんに帰ったはず』だったらしい。
その後、鎮圧されたようで『ますます~』の第7話ではマンガで分かるアサシンともども首から下(しかも全裸)を地面に埋められる制裁を受けていた。
一連の暴挙は出番欲しさ故にだったとの事で、一人称も以前のものに戻っていた。そしてオルガマリーによりアサシンと共に救出されてからは彼女をマスターと定め、自分たちがこの世界における沖田とノッブポジション狙っていたようだ。
そしてその野望は潰えておらず『ますます~』の第13話ではセイバーやジャンヌなど映画化された事のある英雄を共に戦う魂の戦士としてスカウトしようとする。
『ますます~』の第15話にてマリー・アントワネットをお菓子で買収し、今度は自分と同じくうどんから生まれたポール・バニヤンを率いれようとするも、子供用防犯ブザーを鳴らされてそれで呼ばれたバニヤンの仲間達に撃破されてしまった。
『ますます~』の第24話では所長とマリーと共に映画撮影をしていたがリヨぐだ子打倒を目論んでいるようであり、『ますます~』の第29話ではエジソンが共通の敵と言う事でアルテラを同志に迎え入れたり、『ますます~』の第31話ではスキルで所長をリヨぐだ子に変装させ、自分もセイバーの着ぐるみを着て主人公の評判を落とそうと画策していた。スキルの効果は抜群だったようで第43話で本物と相対するが、本物たちはだれも正体を見抜けなかった。しかし第72話でエレナに所長の変装を見破られそうになってしまう。
第77話・第79話でアサシンと共謀してランサーで主人公を襲撃したが、第91話でアサシンと仲間割れを起こし、第94話ではランサーも離れてしまう。
第117話ではサーヴァント化した主人公を止めようと宝具を解放するが、その時下記考察を無視した「真名はイナバのシロウサギ」と爆弾発言をする。解放された宝具もシャークネードで映画ネタを抜けきれずにいた。
リヨぐだ子曰く「いやらしい」「ムッツリスケベなマシュが考えそうなサーヴァント」との事。第58話の言動を見るにあながち外れていない可能性も。
『Fate/Grand Order Gutentag Omen』のテキストによると、「理想の映画を作るためなら多少の時間外労働は仕方ないと思っている」らしい。また、同作品のイラストでは某映画よろしく自転車のかごにマシュを乗せて月夜の空を飛んでいた(合成かもしれないが)。
『FGOQuest』において、彼女を倒すと骨董品として『うちゅうせん』を落とす。
真名
直接明言はされていないが、作中でのエジソンに対する態度や1巻の「映画史黎明期の映画監督」という記述、2巻で掲載されたステータスなどから、フランスの映画監督「ジョルジュ・メリエス」でほぼ確定だと思われる。
エジソンは昔、メリエスの傑作『月世界旅行』を公開前に無断で複製し、アメリカ中の映画館に売りつけ巨額の富を得たというエピソードがある。
第81話で作ろうとしていたロケットが刺さった月が苦悶の顔をするシーンこそ、彼の代表作である。
バニーガールの姿をしているのも、メリエスが手品師でもあったことからか、あるいは代表作が月がテーマだからだろうか。ちなみに別名はシネマジシャン(映画館の魔術師)である。
他にも「アラン・スミシー」、「エド・ウッド」といった真名候補があったが、単行本にて「真名は秘密ですが映画史黎明期の映画監督です」と明かされたことから、20世紀後半に活躍した彼らは有力な説ではなくなった。
「職業」としては世界初の映画監督であったと言われ、劇中でが真っ先に制作を提案した映画のジャンルは『特撮映画』であったが、これはメリエスが特撮=SFXの創始者でもあったからと思われる(そのスキルがA相当なのもこれに由来している)。
映画史に詳しくない人からは勘違いされがちだが、『特撮の神様』と呼ばれる円谷英二が特撮を始めた訳ではなく、彼はあくまでジョルジュの作った特撮の基礎を発展させ、庶民に特撮というジャンルを根付かせた人物である。
また、ホラー映画やポルノ映画を制作したことでも知られる為、時折見せるブラックな面はここから来ているのかもしれない。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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マシュ・キリエライト | E | C | D | B | E | C |
保有スキル
騎乗(D) | ライダーのクラススキル。空想の乗り物が出てくる映画は撮っているが、実在していたわけでも本人が乗っていたわけでもないのでランクは低い。ライダーとして現界したのは、あるキャスターにマウントを取るためだけだったとの説も。 |
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対魔力(C) | ライダーのクラススキル。一般的な魔術に関する知識以上のものはないが、奇術は得意。 |
SFX(A) | 『ますます』の第31話で披露したスキル。舞台美術やメイクアップによって虚構の世界を部分的に具現化する(※)。ただし時代が時代なのでリアリティでいうと昨今のVFX程ではない。 |
イリュージョン(A) | 主に人体切断が得意。もちろんトリックがあるはずだが、どうしても見破れないらしい。 |
演出術(B) | 凡庸な現実世界に演出を加え、普通より劇的なセリフを劇的に語らせたり、劇的な立ち回りを指示して劇的なレイアウトで撮影する事で、劇的な状況を創出する。 |
(※)特殊メイクでオルガマリーをリヨぐだ子そっくりに変装させたが、逆に自身がアルトリアの着ぐるみで変装した際の出来は残念な仕上がりになっている(本物が常に仏頂面であるのに対し、30秒で描いたような気の抜けた表情をしている)。
また、あくまで外見を偽装するだけで、違和感なく立ち回れるかは演技力次第だが、その割には本物らしくない言動でもそれなりにマシュを騙せている。ライダー曰く「サーヴァントはみんなマスターの顔をなんとなくでしか覚えてないから近づかなきゃバレない」らしいが、そういう問題なのだろうか。
宝具
月世界旅行(ル・ヴォヤージュ・ダン・ラ・リュヌ)
- ランク:C
- 種別:対軍宝具
めくるめく月旅行へご招待。10分強の宝具演出が終わるまでの間、その世界を体験する事になった相手は、月を支配する蛮族たちの猛攻にさらされる。
宝具名はメリエスの有名な映画タイトル『月世界旅行(Le Voyage dans la Lune)』より。ちなみに演出時間の10分強も、この映画の上映時間と同じである。
本来は別の英霊の宝具かもしれないという。この映画の原作者・元ネタである作家ジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズであろうか。