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リュウタロスの編集履歴

2020-02-05 23:15:05 バージョン

リュウタロス

りゅうたろす

『仮面ライダー電王』に登場するキャラクター(イマジン)の1人。

『うるさいよ。モモタロスは黙っててよ(キッパリ)』

『お前倒すけどいいよね?答えは聞いてない!』


CV:鈴村健一 主なスーツアクター:おぐらとしひろ


解説

ウラタロスと殆ど同じタイミング(厳密にはリュウタロスの方が僅かに先)で良太郎に憑依した、紫色のイマジン。第13話より登場。

姿は良太郎が持つドラゴンのイメージが具現化されたもの。

当初は深層意識に潜伏したため、誰もその存在に気づかなかったが、良太郎が三浦イッセーから催眠治療を受け、その存在を暴かれたきっかけに行動を開始した。

デンライナーに姿を現した後に他の3体に倣い、自らリュウタロスと名乗った。


一人称は「僕」。

口調は無邪気、性格は我が侭で気分屋、動物好きで甘えん坊である等、非常に子供っぽい。

行動も強引且つ一方的で、相手に「~するけど、いいよね?」と許可を求めるが、決め台詞でもある「答えは聞いてない!(聞かないけど)」と言い放ち即行動に移す。


仲間のイマジン達を、「カメちゃん」(ウラタロス)、「クマちゃん」(キンタロス)、「おデブちゃん」(デネブ)、「鳥さん」(ジーク)、「青いクマちゃん」(テディ)と呼ぶ。例外的にモモタロスは動物がモチーフではない為呼び捨て。

ダンスが好きで、しばしばヘッドホンで音楽を聞きながら踊っている。お絵描きも好きで、よくデンライナーの中で描いている。上手くはないが資料無しでゼロノスをSDキャラ風に描いたりと観察眼は鋭く、後のデンカメンソード考案に繋がった。


人間に軽い暗示をかけて精神を支配する能力を持ち、良太郎に憑依した時はこの力で周囲の人間をバックダンサーにして踊る(制作陣からは「リュウタロスダンサーズ」と呼ばれている)。

また憑依力が強く、リュウタロスが憑依している状態ではジーク以外のイマジンは簡単に憑依できなくなる。良太郎自身の意識もある程度制限がかかり、制御に時間を有する。


武器は紫の大型銃・リュウボルバー。必殺技は電王ガンフォーム同様「ワイルドショット」で、『クライマックス刑事』の冒頭ではピンクラビットイマジンを粉砕してみせた(雑魚レオソルジャーを除けば、電王への変身無しの素のイマジンのまま敵イマジンを粉砕したのはこれが最初で最後)。


作中での動向

登場初期は無邪気さゆえの残酷さを持ち、何を考えているのかわからないアブナイ奴としての印象が強く描かれていた。憑依力もあって、味方イマジンの中では一番手のつけられない暴走ぶりを見せていた(一般人相手に発砲したこともある)。

そのため、ガンフォームのスペックの高さとは裏腹に良太郎から戦闘で呼ばれることは殆どなく、気が向いたときに憑依し、戦いに飽きたり気乗りしなければたとえ途中でも戦闘を放棄する、といった具合であった。


そもそもは良太郎の殺害目的で送りこまれた刺客であり、深層意識に潜伏していたのはこのため。リュウタロス自身は、良太郎を殺した後は時の列車の車掌になるつもりだった(というかなれると唆されていた?)。

しかし彼の姉・愛理を良太郎を通じて見ているうちに「お姉ちゃん」と呼び慕うようになっていき、「愛理が悲しむから」という理由で計画を後回しにしていた(逆に言えば、愛理が間接的なストッパーの役目を果たしていた)。

愛理の事になると周りが見えなくなるため、侑斗のことも当初は敵視していた。


一応は味方となり、良太郎にも動物を心配した際の優しさを受け入れられ、モモタロス達とも仲良くやっていたものの、良太郎の体を自分のものとして扱ったり、ムキになって一人で戦ったりと暴走や身勝手さが目立っていた。しかし第37・38話にて首謀者であるカイに手駒として扱われた上に消滅させられる危機に陥り、加えて逃亡の最中R良太郎として愛理に接したところを「良ちゃんじゃない」と他人として扱われたことで「自分と良太郎が同じ存在ではない」ことを思い知った。騒動終結後は良太郎に自分の行いを初めて謝り、カイと完全に決別した。

以降は精神的に成長していき、良太郎や仲間イマジン達にもより懐いていき、侑斗の話も落ち着いて聞けるようになった。後に良太郎が「イマジンの未来を消滅させるための戦いに4人を巻き込めない」としてタロスズとの共闘を拒絶した際にも、すぐに異議を唱えた上に本気で落ち込んでいたことからもそれが伺える。

最終的にはイマジン内でもトップクラスの成長を見せ、『さらば電王』では荷車に轢かれかけた一般人の子供を庇ったり(上述の一般人に発砲した件を考えると感慨深いものがある)、侑斗との共闘及び同時必殺技も披露している。

精神年齢や言動の方は逆に幼児化した(前半が少年なら後半は幼稚園児)が、使命に決着が付き丸くなった反動だろう。


パロディ

『劇場版仮面ライダーキバ魔界城の王』では、紅渡が高校のクラブに体験入部をするシーンでサッカー部のキーパーが「止めるけどいいよね?答えは聞いてない!」というシーンがある(演じたのはCV担当の鈴村健一である)。


仮面ライダーディケイドではアタックライド「コタエハキイテナイ!」があるが、フォームチェンジしてちょっとダンスを踊ったあとに「答えは聞いてない!」と門矢士なんとなくやる気のない声で言うだけという、単純に言うとこれのどこがアタックライドなんだ?と聞きたくなるカードである。

ちなみにこのあとはキンタロスの「ナケルデ」とウラタロスの「ボクニツラレテミル?」があった。

ここで言う事ではないよね?

答えは聞いてない!


特撮作品ではないが、アニメ『銀魂』では鈴村氏が演じる沖田総悟神楽に対し「倒しちまってもいいですかィ、答えは聞いてやせんけど!」の台詞を吐いている。しかもその時は目が紫色に輝いているというおまけつき。


余談

  • 本来はただのドラゴンではなく龍の子太郎』の龍をイメージした姿という設定なのだが、龍の子太郎は松谷みよ子氏の創作童話であり、「電王」放送当時には著作権が存続していたためそのことはボカされている(後にイマジンあにめでネタにされた際はピー音まで入っていた)。そのため登場前のネタバレの段階では「なぜタツタロスじゃないんだ?」という意見も存在した。
    • ただ本作は同じく龍が登場する長野県の民話である『泉小太郎』、それに類似する『小泉小太郎』、その他日本各地の伝承などをモデルにした作品であり、マイナーとは言えこれらを元ネタとすれば良かった……のかもしれない。
    • ちなみに「電王」の構想段階では、良太郎とタロスズに『西遊記』の三蔵法師一行のイメージが当てられており、リュウタロスは玉龍をモチーフにしたキャラでもあるとのこと。ウマが登場する昔話としては、『一寸法師』に似た内容で群馬県に伝わる『指太郎』が存在するが、やはり知名度に問題があるか。
  • 物語当初は「キレる十代」「引きこもりの少年」として位置付けられており、良太郎に憑依してばかりで出番も少ない予定だったらしい。
    • 声優の鈴村とスーツアクターのおぐらは、起用当初に「あまり(物語に)出てこない」「重要局面になったら出る」と製作陣に話されていたことを明言している。(「HERO VISION」Vol.27より)
  • デザインを手掛けた韮沢靖のイメージは長身かつリーダー格だったそうで、車掌を思わせる白い手袋も意図したものではなかったとのこと。
  • 4人のイマジンの中ではネガ電王に一番ボコボコにされる(モモタロスもやられている方だが防戦は出来ていた)、タロスズの中では唯一仮面ライダーNEW電王の武器に変形をしていない、超スーパーヒーロー大戦では一応ガンフォームが出ていたもののイマジンの中では唯一声の出演無しと少し扱いがよろしくない方である。

関連イラスト

リュウタ


仮面ライダー電王ガンフォーム

仮面ライダー電王 ガンフォーム


憑依体

答えは聞いてない!


関連タグ

仮面ライダー電王 電王 ガンフォーム クライマックスフォーム

野上良太郎 野上愛理

モモタロス ウラタロス キンタロス ジーク


紫原敦:パーソナルカラーが、子供っぽい性格の持ち主、声が鈴村健一氏等の共通点がある。

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