メ・ギノガ・デ
めぎのがで
データ
身長/209cm
体重/138kg
登場話…EPISODE18「喪失」、EPISODE19「霊石」
概要
キノコの能力を持つグロンギの怪人。口から毒胞子を吐く能力を持ち、毒素で対象の内臓を腐食させる。
この胞子で一度はクウガを倒し、(アマダムの判断とはいえ)心肺停止状態まで追いやった強敵。
人間態は白い髪に白い帽子のオカマのような姿で、対象に抱きついて無理矢理口移しに毒胞子を送り込むという嫌すぎるゲゲルを行っていた。
キノコというまるで戦闘力を感じさせない能力を持つがゆえに、当初は身体も痩せ細っており、あっさりクウガにボコボコにされるなど格闘能力も非常に低かった(攻撃を受けて休んでいた所に他のグロンギから「相変わらず虚弱な奴だぜ」「情けない奴」と嘲笑われる程)が、敵の攻撃を受ける度に体質を変化させる能力を持っており、クウガや警察との闘いを経て、警察のガス弾にもビクともしない体質に変化(人間態は帽子、怪人態は頭部の色がそれぞれ赤に変わった)。
上記の通り胞子を吸い込んだ人間は死に至るが、ズ・ゴオマ・グは咳き込むだけで済んだあたり、少なくとも強化前ではグロンギへの効き目は薄い模様。
当初は毒胞子も人間の体温の範囲内(35℃~40℃)でしか活動できず、室外機の近くでゲゲルを敢行していた。口から大量の胞子を噴出させる広域噴霧も可能であるが、そちらはガスマスクで対策できる上に、体内の胞子を出し尽くしてしまうと再使用までにインターバルを要するという欠点もある。
しかし強化後は温度に関係なく活動できるようになった。その威力たるや被害者の体が溶解し、被害者を搬送した救急隊員にまで二次被害を引き起こしたほどである。そのため、息を吐いただけで周囲の人間を殺傷できるようになり、怪人態に至っては口から毒胞子を吐きまくりガスマスク越しに警官を悶絶させる化け物と化した。
しかし最後は、死の淵から蘇ったクウガ(マイティフォームに回復しつつあるグローイングフォーム)のキックを3発連続で受け、あっけなく爆死した。
だが、僅かに残った破片から『ギノガ変異体』として復活することになる……。
なお、ギノガのキャラは
『クウガを殺すのは力強いタイプではなく、一見虫も殺せないようなひ弱なタイプ』
という制作側の判断による。
他媒体での活躍
『仮面ライダーディケイド』では「アギトの世界」に出現。劇中では未確認生命体第49号と呼称されていた。
ズ・メビオ・ダと共にゲゲルを行おうとするが、海東大樹の変身したディエンド及び彼が召喚した仮面ライダーデルタ&仮面ライダードレイクの集中放火を受け爆死した。
『オールライダー対大ショッカー』にもしれっと登場している。