概要
アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の第2シーズンとなる『R2』にて登場した、神聖ブリタニア帝国皇帝:シャルル・ジ・ブリタニア直属の騎士13人で構成される帝国最強の精鋭部隊。
『コードギアス』はアーサー王伝説をモチーフにすることが多いため、この名もアーサー王に仕えた「円卓の騎士」を英語にしたものから来ている。
(しかし、正しい英語だと「Knight of the round table」)
同様に、彼らの乗るナイトメアフレームの名も全て円卓の騎士の名前から取られている。
皇帝直属の騎士のため臣下では最高位に位置し、自身のナイトメアフレームの開発などをサポートする専任メンバーが存在する。
序列1位の「ナイトオブワン」は、下賜された領地の1つを統治する権限を持つ。その権限を狙って、枢木スザクはラウンズに所属することを希望、ナイトオブワンを目指していた。
(しかし、ナイトオブワンは現皇帝シャルル・ジ・ブリタニアにとっては「ラグナレクの接続」計画の同志という意味の方が強いため、実質スザクが拝命することは不可能だった)
第98代皇帝:シャルル・ジ・ブリタニアの在位期における構成メンバー
2位、5位、8位、11位、13位の5人については、作中の時点では空位である(2位はかつての所属者は登場した)。7位はスザクが就任するまで空位だった。
序列 | 名前 | パーソナルカラー | 乗機 |
---|---|---|---|
1 | ビスマルク・ヴァルトシュタイン | 白色 | ギャラハッド |
2 | ミケーレ・マンフレディ ベアトリス・ファランクス(いずれも現在は脱退) | 赤色 | サグラモール※1 |
3 | ジノ・ヴァインベルグ | 緑色 | トリスタン |
4 | ドロテア・エルンスト | 水色 | パロミデス |
5 | ? | 黄色 | ? |
6 | アーニャ・アールストレイム | 桃色 | モルドレッド |
7 | 枢木スザク | 青色 | ランスロット・コンクエスター |
8 | ? | 青緑色 | ? |
9 | ノネット・エニアグラム | 紫色 | ランスロット・クラブ※2 |
10 | ルキアーノ・ブラッドリー | 橙色 | パーシヴァル |
11 | ? | 茶色 | ? |
12 | モニカ・クルシェフスキー | 黄緑色 | フローレンス |
13 | ? | 藤色 | ? |
※1:ミケーレがラウンズから抜けたため、ヴェルキンゲトリクスという名前に変えられた。
※2:本来のデヴァイサーが行方不明のため、彼女が保有しているらしい。
第99代皇帝:ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの在位期における構成メンバー
序列 | 名前 | 乗機 |
---|---|---|
0(特別枠) | 枢木スザク | ランスロット・アルビオン |
1 | ビスマルク・ヴァルトシュタイン(戦死) | ギャラハッド |
2 | ? | ? |
3 | ジノ・ヴァインベルグ | トリスタン |
4 | ドロテア・エルンスト(戦死) | パロミデス |
5 | ? | ? |
6 | アーニャ・アールストレイム | モルドレッド |
7 | ? | ? |
8 | ? | ? |
9 | ノネット・エニアグラム(消息不明) | ? |
10 | ルキアーノ・ブラッドリー(すでに戦死) | パーシヴァル |
11 | ? | ? |
12 | モニカ・クルシェフスキー(戦死) | フローレンス |
13 | ? | ? |
※:0位「ナイトオブゼロ」はルルーシュによって新設。
『漆黒の蓮夜』の時代の構成メンバー
先代皇帝亡き後、帝位を継ぐはずだった第1皇子が暗殺され、ラウンズのまとめ役であるナイトオブワンも空位のため、分裂状態にある。
本編に登場するのは主にブリタニア最大の有力者であるロレンツォ・イル・ソレイシィに与しているラウンズ。
近代兵器など存在しない時代のためか、ルルーシュ達の時代と比べ物にならない白兵戦能力を誇っている。
序列 | 名前 | パーソナルカラー |
---|---|---|
1 | クリストファー・チェンバレン(公式では故人) | ? |
2 | ? | ? |
3 | ? | ? |
4 | ? | ? |
5 | ? | ? |
6 | ? | ? |
7 | ? | ? |
8 | ヴィクトリア | 赤色 |
9 | ? | ? |
10 | ? | ? |
11 | ? | ? |
12 | ? | ? |
13 | バルバロス | 黒色 |
※:他の席が埋まっているかは不明。なぜ13番目の椅子があるのかも不明。
余談
ナイトオブナイン:ノネット・エニアグラムは、PS2及びPSP用ゲームソフト『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』のブリタニア側(特にコーネリア)のシナリオを補うために作られたオリジナルキャラクターであったが、監督である谷口悟朗氏が彼女のキャラクター性を気に入ったために、TVシリーズ本編に正式に登場した異例のキャラクター。
ただし、彼女の出番は数回あったものの台詞は一切なく(ただし、ゲームでは担当声優はいる)、ルルーシュの皇帝即位後の消息も一切不明である。
ナイトオブツー:ミケーレ・マンフレディはスピンオフ作品『コードギアス 亡国のアキト』にて登場。
ラウンズを抜けてユーロ・ブリタニアの四大騎士団の1つ「聖ミカエル騎士団」総帥の地位に就いていたのだが、信頼していた副総帥シン・ヒュウガ・シャイングのギアスにより、登場早々に自害させられてしまった。
小説版ではコーネリアとノネットの後輩であるベアトリス・ファランクスが元ナイトオブツーとして登場する。
すでにラウンズを抜けて特務局の総監を務めているので実力は未知数だが、昔模擬戦で戦ったことのあるノネット曰く「死にたくなった」とのこと。
上記のミケーレと同じ次席だが、どちらの方が先にナイトオブツーを務めていたかは不明。
また、かつてのラウンズは13人の騎士だけでなく、その直属の手勢や組織、ラウンズ候補生など関連組織・予備戦力が多数付随した、一大規模を誇る巨大勢力であった。
しかし、シャルルが皇帝に即位した際に勃発した「血の紋章事件」によって内部分裂を起こし、内乱の結果少数派だったシャルル一派が勝利、大粛清の末ほとんどの人員が一掃されたことから、大幅に弱体化してしまったのである。
『R2』劇中の時間軸においても当時の傷跡は癒えきっておらず、若手騎士を主力とせざるを得ないなど、未だ往時の勢力を取り戻せてはいない。