※タグとしてはエミリアも使用されている。
「もう……スバルのオタンコナス!」
プロフィール
誕生日 | 9月23日 |
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年齢 | 約107歳(書籍版では114歳) |
身長 | 164cm |
体重 | 羽のよう |
特技 | 料理(自称)・お絵描き(自称)・歌(抹消)・速読(ただし物語に感情移入して止まる)・字が綺麗・石積み(時間潰し) |
趣味 | パックの毛繕い・勉強 |
苦手なこと | 歌と芸術(壊滅的) |
CV | 高橋李依 |
人物像
猫の姿をした大精霊パックを従える精霊術師で、親竜王国ルグニカの次代の王候補の一人でもある。
優しく世話焼きで、他人の不幸を見過ごせないお人好しな性格だが、本人は何故かそれを素直に肯定せず、他者のための行動を自分の我が儘だと思い込み、人の情につけ込む強かで合理主義なリアリストを演じようとする面倒な性格をしている。
パックを唯一の家族として信頼しており、頬をふくらませたり甘えてみたりと子供っぽい一面を見せる。
主人公ナツキ・スバルからの呼び名は主に「エミリアたん」(真面目な時は「エミリア」)。
パックからは「リア」の愛称で呼ばれる。
世界中で恐れられる嫉妬の魔女と同じハーフエルフであり、人里離れた深い森でパックと二人きりで生活していたため、世情に疎く、人付き合いも苦手。恋愛感情も全くの未発達。
何故か言動の端々に昭和の香りを感じさせる中途半端に時代遅れなセンスのにじみ出る言い回しが多いが、何の影響なのかは不明である。
それらの発言が出るたびに「○○ってきょうび聞かねぇな…」とスバルからツッコまれるのがお約束となっている。
自分の容姿には無頓着で、髪型や服装などの身嗜みはパックに一任している。
戦闘描写が現段階では少ないためあまり目立たないが、見た目に反して意外と好戦的で、熱を操る魔法の力で氷柱や氷壁を作り出して果敢に戦う。身体能力が高く、格闘技も得意であり、本編では大罪司教を相手に有利に戦いを進め、外伝では徒手格闘で武装した集団と渡り合うなど、単純な戦闘力では作中でも上位に位置する。
小ネタ
中の人である高橋李依は、同じ小説家になろう発のアニメで某中二病魔導士役をやっている。それを受けてなのか、アニメ18話(ゼロから)の予告においてエミリアが爆裂魔法を唱えようとしてスバルに止められる、という一幕がある。
ちなみに、この次回予告のテキストを担当したのはその某アニメの原作者の暁なつめ氏。リゼロ原作者との仲はいいようだ。
また、後発の氷繋がり女性キャラで、氷の心臓を持つ乙女や、氷の姫も演っている。
学園リゼロにおけるエミリア
Web版のエイプリルフール企画の学園リゼロでは転校生という形で登場する。スバルとのいつものやり取りも健在で、その天然っぷりを発揮させた。詳しくはWeb版の学園リゼロをご覧頂きたい。
他作品での出演
異世界かるてっと
クロスオーバーテレビアニメ作品。スバル、パック、レム、ラム、ベアトリスと共に突如違う世界の学校と思しき場所に飛ばされ、ハチャメチャで愉快(?)な学校生活を送ることになる。中の人が同じであるめぐみんと共演が実現した…。第1期では殆ど絡むことはなかったが、第2期ではアクアやカズマが起こした赤いやつ窃盗騒動でエミリアがめぐみんを説得して協力を依頼、めぐみんが得意の爆裂魔法を使ってカズマたちを救助する作戦が実行された。クラスメイトとは仲良くしたいと思っており、そのために学級委員長に立候補、くじ引きによって就任した。「銀髪のハーフエルフ」呼びをされないことに安心感を覚えている。
かんぱに☆ガールズ
コラボイベントに登場。初期ランク/クラスは☆5/スペルマスター。
白鯨を追ってラム、レム、クルシュ、フェリス、ベアトリスと共にミステリオに転移し、社長とモニク達傭兵会社と共闘。
プリンセスコネクト!Re:Dive
コラボイベント「ゼロから集まる異世界食卓」にて登場。イベント終了から数日後にプレイアブルキャラクターとしても実装された。初期レアリティは星3。スバル、レム、ラムと共にランドソルへと飛ばされてきた。途方に暮れていた時に同じく飛ばされたと思われるペテルギウスに襲われていた美食殿メンバーを救出。意気投合したが行く当てもなかったため、美食殿の紹介ではぐれたスバルの行方を探しつつサレンディア救護院にてレムやラム共々身を寄せる。パックの言う「もう一人の僕の娘、生き別れの妹」というジョークを真に受けて同じく銀髪でエルフであるコッコロを気に入る。ウソだと分かった後も実妹同然に可愛がっておりストーリー中で何かと抱きついたりなどのスキンシップを行っている。
そしてランドソルでも大暴れする魔女教を止めるためにペコリーヌ達と共闘する。
担当声優の高橋氏は後に本作のTVアニメ版にて、コッコロを主人公の元へ派遣したアメスを演じることになる。
関連イラスト
関連項目
カップリング
以下、web版ネタバレ
実は100年以上前は魔女教の穏健派だったジュースことペテルギウス・ロマネコンティの庇護下にあり、エリオール大森林の村で叔母のフォルトナと平和に暮らしていた。しかし突如襲来した虚飾の魔女パンドラによって、最愛の家族であったフォルトナを目の前で殺されてしまう。激昂のままに強大な魔力で魔女教を撃退することには成功したものの、幼い彼女では力を制御出来ず魔術は暴走、森ごと村人や自分自身も氷の中に閉じ込めてしまうことになった。
エミリアが王位を目指す最大の理由とは、王のみが使用を許される霊薬「龍の血」によって凍り付いた故郷の人々を救いたいという目的のためである。
これらの記憶はパックの力で封じられていたが、第四章で聖域の試練(過去の記憶と向き合うというもの)を突破するためにパックが半ば強制的に契約を解除したことで蘇る。また幼少期に使用していたことも思い出したため、以降は精霊術だけでなく魔術も使えるようになった(作中では両者は別の技術)。
ちなみに約百年間凍結されていた経緯と、種族的に長命で老化が遅いことから、実際年齢は約107歳(書籍版では114歳)、外見年齢は18歳、精神年齢は14歳とそれぞれにギャップがある。本来は子供っぽく純真な性格で、第四章以降は大人っぽく振舞うことをやめて年相応さが全面に出るようになっており、作者からも残念美人と言われている。