これは少年が火影を目指す物語じゃない
それは父ちゃんの物語だった
他でもない、これは
オレの物語だ
概要
『NARUTO』から平和になった世界が舞台で、うずまきナルトの息子のうずまきボルトが繰り広げる彼の物語である。
劇場版『BORUTO』終了後、クロスメディア展開がスタートし、漫画が原作・監修を岸本斉史、ストーリーを劇場版『BORUTO』のシナリオ協力やノベライズ版担当『我愛羅秘伝』の原作を担当した小太刀右京、絵をNARUTOのアシスタント協力をしていた池本幹雄が担当している。
テレビアニメは2017年4月からスタートし、『NARUTO疾風伝』に続き、スタジオぴえろが製作。キャラクターデザイン、音楽担当、声優も続投し、事実上の続編に当たる。
漫画
物語の始まりは劇場版BORUTOとほぼ同じで、大筒木モモシキを倒した後、独自の展開が繰り広げられる。
前日談として、ボルトがアカデミー入学から卒業までのストーリーが、ノベライズにて書かれている。表紙や挿絵は池本による書き下ろし。
テレビアニメ
スタジオぴえろが製作、2017年4月から放送中。漫画とは異なり、ボルトが忍者アカデミーを入学する所から物語が始まる。
あらすじ
近代化が進み忍者離れが進む世界、そんな世の中うずまきボルトは忍者アカデミーに通うことにする、様々な困難を乗り越えボルトは忍びになる。
アカデミー入学編
ボルトの入学から新しい友達との出会い、アカデミーライフ、そしてボルトだけに見える謎のモヤが原因で起こる、ゴースト騒動を中心に物語が進む。
うちはサラダ編
『NARUTO外伝』を元にしたうちはサラダの話。
修学旅行編
ボルトたちがアカデミーの修学旅行で行った「霧隠れの里」で渦巻く陰謀を解決する話。
登場人物
新世代木ノ葉忍も参照。
第七班(木ノ葉丸班)
- うずまきボルト うずまきナルトの息子にしてこの物語の主人公。親とは違った忍を目指す。
- うちはサラダ サスケとサクラの娘。火影を目指している。
- ミツキ 大蛇丸の息子。ボルトたちと交流していく内に、人間らしい感情を持っていく。
- 猿飛木ノ葉丸 第七班の担当上忍。ナルトの弟子。
第十班(モエギ班)
- 奈良シカダイ 奈良シカマルとテマリの息子。ボルトの幼馴染で、親譲りの頭脳派。
- 秋道チョウチョウ 秋道チョウジとカルイの娘。サラダの親友のぽっちゃり系。
- 山中いのじん 山中いのとサイの息子。ボルトとは幼い頃からの友人。
- 風祭モエギ 第十班の担当上忍。木ノ葉丸とはかつてチームを組んだ仲。
第十五班(ハナビ班)
- 筧スミレ アカデミーでのボルトのクラスの委員長。科学忍具班に移動する。
- 伊豆野ワサビ 男勝りでボーイッシュなくノ一。
- 雀乃なみだ 泣き虫な女の子。ワサビとはアカデミー時代からの親友。
- 鉄ツバキ 侍の少女でミフネの最後の弟子。スミレに代わって班に加わった。
- 日向ハナビ 第十五班の担当上忍。ボルトとヒマワリの叔母でもある。
第五班(ウドン班)
- メタル・リー ロック・リーの息子。父親と瓜二つだが、緊張癖がある。
- 雷門デンキ 「雷門カンパニー」の御曹司。当時はいじめられっ子だった。
- 結乃イワベエ ナルトを尊敬している男子。アカデミーを留年している不良だった。
- 伊勢ウドン 第五班の担当上忍。モエギ同様、木ノ葉丸とはかつてチームを組んでいた。
霧隠れの里
木の葉隠れの里
- うずまきナルト 前作の主人公で、七代目火影。仕事が忙しく家に帰れない事が多くその事が息子との間に壁となっていた。
- うずまきヒナタ ボルトの母親。現在は家事に専念しているが、怒ると怖い。
- うずまきヒマワリ ボルトの妹。若くして白眼を開眼し兄からは怒らせてはいけないと恐れられている。
- うちはサスケ サラダの父親。ナルトの旧友で、任務であまり里に帰らない。ボルトの師匠となる。
- うちはサクラ サラダの母親。今作では医療班の中心人物として活躍している。
- 奈良シカマル シカダイの父親。今作ではナルトの補佐役として活躍している。
- テマリ シカダイの母親。気が強く、シカマルやシカダイから恐れられている。
- 秋道チョウジ チョウチョウの父親。娘を溺愛している。
- カルイ チョウチョウの母親。夫と娘の大食いぶりにウンザリしている。
- 山中いの いのじんの母親。今作では花屋を経営する傍、感知部隊の中心人物として活躍している。
- サイ いのじんの父親。表情が大分豊かになっている。
- ロック・リー メタルの父親。青春を謳歌している。
- テンテン 今作では武器屋を経営しているが、売れ行きがよくない。
- 油女シノ 今作では忍者アカデミーの教師を務めているが、影の薄さは変わらず。
- 犬塚キバ 今作では警務部に所属している。タマキという恋人がいる。
- 遠野カタスケ 科学忍具班を率いる木ノ葉の忍、中忍試験ではボルトをそそのかし使用禁止の科学忍具を使用させる、漫画では何者かに操られていた事が判明する。モデルは映画評論家の町山智浩。
その他
- カワキ 謎の少年。物語は彼とボルトが青年となって対決するシーンから始まる。