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オーディーンの編集履歴

2020-07-07 11:10:29 バージョン

オーディーン

おーでぃーん

この記事では、レベルファイブのメディアミックス作品『ダンボール戦機』シリーズに登場する小型ロボット「LBX」のオーディーンについて記述する。

曖昧さ回避

  1. 北欧神話の最高神「オーディン」の異称・表記揺れ。また、以下のキャラもそこに因む。
  2. ゲーム『ファイナルファンタジー』シリーズの召喚獣オーディン(FF)
  3. 漫画『史上最強の弟子ケンイチ』の登場人物→朝宮龍斗

概要

大破したアキレスの後継機として開発されたLBXであり、アーマーフレームのタイプはナイトフレーム


バンの父親である山野博士が、プラチナカプセルに隠していた設計図を元に、コアスケルトン「VX-13」と共にタイニーオービット社で開発した。

本機の最大の特徴は、飛行形態への可変機構を初めて搭載したLBXであるという事だろう。飛行できるのはCCMの電波が届く有効範囲でもある100m圏内だが、コントロールポッドによる操作であれば半径50km圏内を自在に飛行する事が可能である。

飛行形態の可変機構を搭載したLBXは、後にオーディーン自身の後継機にあたるオーレギオンオーディーンMk-2、他にも、K・アーサーやオリオン等が存在しているが、そのどれもがオーディーンとほぼ同じ変形プロセスであり、この機体が後世のLBXに与えた影響力の強さが伺える。


オーディン エクストリームモード

また、機体性能を大幅に向上させるトランザムめいた特殊モードとして「X(エクストリーム)モード」を搭載。アキレスのVモード同様、使用時は機体が金色に光り輝く。


必殺ファンクションは、槍に溜めた巨大なエネルギーを放つ「グングニル」と、飛行形態に変形して相手に突撃する「JETストライカー」

他にも、アポロカイザーやイフリートとの対決ではアキレスも使用していた「ライトニングランス」を、暴走したイフリートとのラストバトルでは、レックスから教わった奥義「超プラズマバースト」も使用していた。


オーディーン……

続編の『ダンボール戦機W』では、1話目でアキレス・ディードの必殺ファンクション「ブラックストーム」により、四肢が断裂する程のダメージを受け、タイニーオービット社に修理に出される事になる。

その後、ミゼル編にてようやく修理を終えたが、メンテナンス中にベクターにゴーストジャックされていまい、タイニーオービットの社長室へと向かうバン達の前に立ちはだかる。

イカロス・ゼロパンドラトリトーンアキレス・ディードの4機を単騎で圧倒する程の力を見せつけ、さらにイカロス・ゼロをブレイクオーバーさせるも、山野博士が開発した新兵装「ルミナスシューター」を装備したアキレス・ディードの一撃によって完全に破壊された

つまり、オーディーンはアキレス・ディードに二度も破壊された事になる


さらに後のオールスターフォトバトルでは、設計図をサルベージして再開発した2号機として登場。

5年分の差があるにもかかわらず、ジンゼノンとの連携によって、アラタドットブラスライザームラクマグナオルタスに勝利している。


派生機体

オーレギオン

オーレギオン

W』にて、オーディーンを含む様々なLBXの要素を取り入れた究極のLBXミゼルへの対抗策として開発されたが……。詳細は個別記事参照。


オーディーンMk-2

白い翼

こちらも『W』にて登場。オーレギオンとは異なり、オーディーンの正式な後継機として開発されたLBX。詳細は個別記事参照。


聖騎士オーディーン

可変式戦闘機LBXオーディーン

アキレスカラーの白いオーディーン。

ゲーム版限定の機体だが、主題歌CDの特典としてプラモデル化もされている。


オーディーンJ

こちらもゲーム版にのみ登場する、マスクドJ専用のオレンジ色のオーディーン。

見た目こそただの色違いだが、マスクドJの徹底的なカスタマイズによって、内部構造は元機体とは全くの別物とも言える程に変化している

ウォーズ』の裏ランキングバトルでは、何故か仙道ダイキが僚機として使用している。


オーディーンM(ミリタス)

あけおめ

ダンボール戦機ウォーズ』にて、仮想国グレンシュテイムが所有するオーディーンの正式な量産機。詳細は個別記事参照。


装甲娘』において

「ハナゾノ リリコ」という名前で登場。CVは高野麻里佳。ミゼレムクライシス版での登場も決定しているが、実装時期については未定。


数年の時を超え……

2020年1月に、「LBXシャドールシファー」以来約4、5年振りとなる『ダンボール戦機』シリーズの完全新作キットとして、「ハイパーファンクション LBXオーディーン」が発売された。

変形ギミックの都合上他のハイパーファンクションよりも価格は高めだが、全体的なクオリティアップに加え、飛行形態への変形も手首の差し替えのみで可能になった等、非常に完成度の高いキットとなっている。

ファンなら是非とも手に入れておきたい。


余談

名前の由来が北欧神話の最高神「オーディン」であることは言うまでもないが、僚機のひとつであるフェンリルの元ネタは、神々の黄昏「ラグナロク」にてオーディンを丸飲みにした巨大な狼であり、原典で自分を殺したヤツが別作品では仲間になるとは、なんとも因縁のある組み合わせである。

ちなみに、もうひとつの僚機であるパンドラとは何の関係もない。


関連タグ

ダンボール戦機 ダンボール戦機W LBX ナイトフレーム 山野バン オーディーンM(ミリタス)

歴代バン機:アキレス / イプシロン(ゲーム及び漫画『ダンボール戦機外伝』のみ) / エルシオン / イカロス・ゼロ / オーレギオン / オーディーンMk-2 / アキレスⅡ

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