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フォックス・マクラウドの編集履歴

2020-09-01 18:28:58 バージョン

フォックス・マクラウド

ふぉっくすまくらうど

フォックス・マクラウドとは、『スターフォックス』シリーズに登場する主人公である。

概要

スターフォックス』シリーズの主人公

雇われ遊撃隊「スターフォックス」の若きリーダー。G-ディフューザーシステムを搭載した小型戦闘機「アーウィン」に搭乗するパイロットでもある。


コーネリア軍の士官学校に所属していた時代、父フォックス・シニア(後のジェームズ・マクラウド)がブラックホールに吸い込まれて姿を消したことを知り学校を退学。以降はアンドルフ軍の船だけを襲う宇宙義賊として仲間たちと活動する。戦果を上げながらも金がないところをコーネリア軍のペパー将軍に注目され、彼の依頼で悪の科学者アンドルフ率いる大軍勢と戦いを繰り広げる。


『64』では故郷の惑星パペトゥーンにある宇宙アカデミーにてコーネリア防衛軍の士官候補生として勉学に励んでいたが、やとわれ遊撃隊「スターフォックス」のリーダーを務める父、ジェームズ・マクラウドがベノムで消息を絶ったことをきっかけに中退し、父の志を継ぐべく、ベノムから生還した初代メンバーのペッピー・ヘア、宇宙アカデミー在学時代からの親友であるスリッピー・トード、そして宇宙暴走族「FREE AS A BIRD」の元ヘッドのファルコ・ランバルディと共に新生スターフォックスを結成し、18歳で2代目リーダーに着任。ペパー将軍からアンドルフ軍殲滅の依頼を受けて出撃する。

容姿と性格

キツネの姿で描かれているのは宮本茂の提案によるものと、任天堂本社から近い場所に位置する伏見稲荷大社にちなんだものとなっている。


作品ごとによって顔つきや毛の質感などが異なるが、一見可愛いように思わせてかなりクール。基本的にはパイロットスーツの上に白地のジャケット、首にはスカーフという、戦闘機のパイロットを思わせる服装をしている。

頭にはT字型のヘッドギアを装着しており、通信用のイヤホンマイクやモノクル型の小型スクリーンなど様々な機能が搭載されている。


性格については、SFC版では初代作こそ描写されていなかったが、『スターフォックス2』にて「歯切れのいい爽やかな好青年」であることがわかるようになった。『64』以降のビル・グレイをベースに更に一回りくだけた感じと考えればいいだろう。前作の経験からパイロットとしても腕を上げ、余裕が出てきた現れかもしれない。


『64』以降の性格は正義感が強く非常に真面目で仲間思いであり曲がった事が大嫌いといった典型的な主人公タイプである。少々融通が利かないという短所も持ち合わせているため、それが災いして時折仲間と衝突する事もある。また、そういった生真面目さを持つために危険な任務では単独で引き受ける場合もあり、メンバーからもその事をたしなめられる事がある。『アドベンチャー』ではフォックス以外のメンバーが諸事情から全員バックアップに回っていたためにその事がわかり辛い節があったが、『64』や『アサルト』ではその一面が強く強調されている。

ちなみに『64』エンディングのペパー将軍に請求書を出すシーンで、彼の手書きの文字を見ることができる。


なお、シリーズを通して一度も母親に関する話題が出たことがないが、今村の話によれば64版以降のストーリーでは母親は惑星パペトゥーンに健在であるが、危険な遊撃隊稼業をフォックスが継ぐのに反対し、以後は疎遠になってしまったとのことである。

戦闘スタイル

シリーズを通して戦闘機「アーウィン」に乗って空中戦を行うが、64版以降では戦車「ランドマスター」や潜水艦「ブルーマリン」といった戦闘機以外のメカの操縦もこなしている。


『スターフォックス2』では標準型のアーウィン搭乗者である。


また、『64』の対戦モード(条件有)や『アドベンチャー』、『アサルト』、漫画『さらば愛しのファルコ』では白兵戦もこなしている。主にブラスターを手に戦うが、『アドベンチャー』ではクリスタルスタッフという魔法の棒を使って棒術で戦ったり、シャープクロウ族が使用しているホ

バーバイクを使って雪山などを疾走したりするなど、多方面で器用さがうかがえる。また、『アドベンチャー』で棒術と蹴り技を組み合わせたコンボを使用していた事や、『さらば愛しのファルコ』でフェンシングを披露したりシールズ大佐一味に跳び蹴りを喰らわせていた事から格闘戦もこなせる。

対人関係

ファルコ

相棒。両者共に助け合っている程仲良し。

スリッピー

士官学校時代からの友達。(スリッピーが)敵に追尾されたときは助けてあげている。

ペッピー

チームスターフォックスの古株パイロットでフォックスの父の知り合い。そのためかフォックスはペッピーを自身の親の如く頼りにしている。

クリスタル

クラゾア宮殿での出会い以来、相思相愛スマブラSPではフォックスとクリスタルのツーショットがある。

ビル

スリッピー同様、士官学校時代からの友達。

ウルフ

ライバル及び宿敵。だが、「貴様を倒すのはこの俺様だ。」とたまにフォックスを助けたりもするため、仲は意外と良い方かも?

パンサー

恋愛におけるライバル(?)。スターウルフのメンバーの中でも比較的優しくしてくれる。

スマブラ

もえきつね

スマブラシリーズ全作品に基本キャラクターとして登場。

デザインや声優は作品ごとに異なっている。また、カービィと共に全作品で声が新規収録されているファイターである。


赤いレーザーを発射する「ブラスター」や、相手の飛び道具などを反射する「リフレクター」といったスリッピーが開発したという設定の兵器をはじめ、「ファイアフォックス」等の特殊技や百裂キックやサマーソルトキックなど多彩な蹴り技を駆使した白兵戦を展開する。

シリーズを通して、歩き、走り、ジャンプスピードがそれぞれ速く、隙の少ない動きができるうえに、上方向に吹っ飛ばす力が強いキャラクターとなっている。


『DX』以降では通常のアピール以外にも、『スターフォックス』シリーズを題材にしたステージで下アピールボタンを短く押すことにより『スターフォックス』シリーズのキャラクターが通信で登場し、会話を繰り広げる「スマッシュアピール」が用意されている。

『DX』ではペッピー、スリッピー、ファルコの3人による『スターフォックス64』風の通信会話が展開され、『X』の「ライラットクルーズ」では『DX』の3人に、クリスタルウルフレオンパンサーを加えた7人による通信会話が展開される。また、フォックス本人もファルコの通信に登場する。


スターフォックスシリーズ参戦ファイター

Noファイター初出演
07フォックス64
20ファルコDX
44ウルフX

ファイター番号順

06.カービィ07.フォックス08.ピカチュウ

スマブラ64

ボタンワザ一覧
Bブラスター
↑Bファイアフォックス
↓Bリフレクター

『スターフォックス64』のデザインで参戦。声優は里内信夫氏。

ブラスターは初代だとでは連射性が低く、当たった相手が怯む、言わば現在のファルコと同じ仕様だった。

また、この時点ではマリオルイージと同じ重量だった。


スマブラDX

ボタンワザ一覧
Bブラスター
→Bフォックスイリュージョン
↑Bファイアフォックス
↓Bリフレクター

新たに横必殺技「フォックスイリュージョン」が追加。

「ブラスター」の連射性が高くなり、それに加えて相手が怯まなくなる仕様に変更された。前投げ以外の投げワザからの追い討ちにも使用されている。


前作ではマリオと同じだった重量が大幅にダウンし、ピカチュウより軽い軽量級になっている。それ故か(ステージや難易度にもよるが)クッパの突進がうまいこと当たるとノーダメ状態でも一発で星になってしまう

しかも落下速度はそれに見合わず非常に速いため、ふっとび時に浮きにくくお手玉コンボをされやすい。結果、軽い上にコンボされやすいため、一度攻められると脆い。

その上、誤って発動してしまいやすい横必殺ワザが制御が難しく長距離を移動するものであったり、そもそも速すぎる落下速度のためにちょっとした操作ミスでさえ自滅に繋がりやすい。


その一方でコンボは前作のように得意なまま、多くのワザのスピードや威力が向上し、同作で最高クラスの攻撃性能を手に入れている。プレイヤー間の評価ではダントツの最強に位置するが、実戦においてはよく撃墜しよく撃墜される、長所と短所がはっきりした尖った性能になっており、その性能をフルに発揮するのは難しい。


スマブラX

ボタンワザ一覧
Bブラスター
→Bフォックスイリュージョン
↑Bファイアフォックス
↓Bリフレクター
切りふだランドマスター

デザインが『コマンド』をベースに大幅なアレンジを加えたものに変更された。声優は『アサルト』で担当した野島健児氏。


僅かに重量が増えたことに加え、全体的なスピード低下の傾向とコンボが繋がりにくい特有の仕様による影響により、『スマブラDX』と比べると耐久性が増したが、それに合わせて攻撃面もマイルドなものになった。

現時点ではシリーズ内で一番弱いフォックスとされているが、それでも中堅上位レベルの強さは堅持している。


「最後の切りふだ」は「ランドマスター」。一定時間ランドマスターに乗り込んで戦うことができる。


アドベンチャーモード『亜空の使者』では、単身アーウィンに乗り込んで戦艦ハルバードに攻撃をかけるも撃墜されてしまい、墜落した先でディディーコングレックウザに襲われている場に遭遇し、ディディーと協力してレックウザを退ける。その後はディディーに半ば強引に連れられる形で共に行動を始める。


スマブラfor

ボタンワザ一覧
Bブラスター
→Bフォックスイリュージョン
↑Bファイアフォックス
↓Bリフレクター
切りふだランドマスター

意外にも声優は『64 3D』準拠ではなく、野島氏が続投している。


自身の性能は弱体化したものの、それを遥かに上回るほどにシステム面との噛み合いが良く、強キャラの座に返り咲いた。

『X』の時もそうだが、「よくコンボし、よくコンボされるファイター」というエースプレイヤー向けと呼ぶにふさわしい個性が際立っている。


スマブラSP

ボタンワザ一覧
Bブラスター
→Bフォックスイリュージョン
↑Bファイアフォックス
↓Bリフレクター
切りふだチームスターフォックス

ゼロ』をベースにしたデザイン・声優(大原崇)で登場。


最後の切りふだが「チームスターフォックス」に変わり、遂にアーウィンに乗り込むようになった。

一方で横必殺ワザの「フォックスイリュージョン」がシールドされるとすり抜けず目の前で止まるようになり、リスクが上がった。


灯火の星』のオープニングでは彼のブラスターから画面に登場し「今日こそ決着をつけてやる!」という彼のセリフから始まっている。

「なぜ彼が仕切っている(ような立ち位置にいる)のか?」という声も一部ではあるが、64から参戦しているメンバーの内、一番セリフを喋っても問題のないキャラクターではある。


勝ちあがり乱闘のお題は「無限の宇宙」。

原作で一戦ずつ進めると違う惑星へ移動するシステムを意識しており、惑星に来たことのある(または出身者の)ファイターが登場。ラウンド6のウルフ戦は『スターフォックス64』の再現。


声優

日本語音声

里内信夫:『64』、『スマブラ』(初代、『DX』、「惑星コーネリア」「惑星ベノム」での通信シーン)

野島健児:『アサルト』、『スマブラ』(『X』、『for』、「ライラットクルーズ」「オービタルゲート周域」での通信シーン)

大原崇:『64 3D』、『ゼロ』以降の作品

英語音声

マイク・ウェスト:『64』、『64 3D』以降の作品

スティーブ・マルパス:『スマブラ』(「惑星コーネリア」「惑星ベノム」での通信シーン)、『アドベンチャー』

ジム・ウォーカー:『アサルト』、『スマブラ』(『X』、『for』、「ライラットクルーズ」での通信シーン)

関連イラスト

フォックス・マクラウドフォックスとトリッキー

関連タグ

スターフォックス

大乱闘スマッシュブラザーズ


ペッピー・ヘア

スリッピー・トード

ファルコ・ランバルディ

クリスタル


ジェームズ・マクラウド

ヴィクシー・マクラウド

マーカス・マクラウド


喜多川祐介…スマブラでコラボしているキャラクター。コードネームフォックス、父を亡くしている、残念なイケメン…と、似ている点が多く見られる。

外部リンク

スマブラSP参戦動画

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