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読む人を選ぶの編集履歴

2020-09-10 03:40:32 バージョン

読む人を選ぶ

よむひとをえらぶ

「誰もが評価できるものではない」類の書籍に対するある種の言い回し。

意味

小説マンガなどのストーリーが要の書籍のうち、およそ万人受けはしないと判断された書籍に対するある種の隠語


概要

クソゲーが出ないほうが喜ばしいが、ゲームが制作され続けそれに試行錯誤やドラマが伴い続けるかぎりクソゲーは出現し得る(大意)』とはクソゲーオブザイヤー界隈等の一つの真理として知られる…かどうかは分からんが、

登場してから約30年のゲームでさえこんな感じなのだから、人間がというアイテムを手に入れ、今から1000年以上前に編まれた『竹取物語』や『源氏物語』以来、それに物語…つまり個人の妄想を吹き込むことで無数に作られてきた小説マンガなんてそんなの比じゃないくらい魔窟であるのは想像に難くはないであろう。


そんな、過去から現在まで綴られ続けてきた幾多の迷作奇作問題作に付せられる遠回しな栄冠(?)が『読む人を選ぶ』という言葉である。


『読む人を選ぶ』と評価される理由


…といった具合から需要が少なからず狭まった内容であることが主な理由である。

平たく言えば、作品や作者と同じ感性や波長を持っていない限り理解共感感情移入が困難になっていることに集約される。



ただし、作品によってはその独特の世界観やカオス具合のトリコになって多数のカルト的なファンを生み出す事例もあり、必ずしも「読む人を選ぶ=駄作」という訳ではない。



どうしてこうなった?

たいていの場合は、作者の実力が及ばなかったり、センスのズレ具合が原因。構成等に行き詰るかいろいろと拗らせた末に超展開超理論に行きついてしまった場合も多い。つまり、身の丈にあった創作をしなかったか、最初から毒電波を受信していた場合に分けられる。

打ち切り等の際に、作者等が「私の力不足です」といったコメントを乗せるケースもある。


また、名状し難い大人の事情に振り回された末路であることも。


使用上の注意

隠語とはいえ、もはや使い古された言葉であるため乱用はお勧めしない。使う場合は、人間の感性は多様である=どんな作品にも一定のファンがいることに配慮すること。


関連タグ

人を選ぶ…語源

読者を選ぶ…表記揺れ

見る人を選ぶ/視聴者を選ぶ…テレビ・映画vre


マニア向け 玄人向け 人類にはまだ早い


三大奇書(日本三大奇書)=『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』…要するにこういう本がその筆頭である。


ガロ系…マンガ界におけるシュールアングラ路線の代名詞。蛭子能収が名を連ねていたり、さくらももこが中高生時代にファンであったりと、傾向だけでなく関係者も異様に濃く『が深い』人物ばかり。

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