ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

闇金ウシジマくんの編集履歴

2021-04-09 11:03:00 バージョン

闇金ウシジマくん

やみきんうしじまくん

真鍋昌平による闇金・アウトロー・バイオレンス漫画。確認ですが闇金は犯罪です。

「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」



概要

作者は真鍋昌平ビッグコミックスピリッツ小学館)にて2004年24号から2019年14号にかけて連載された漫画作品。

「十日で利息五割」という法外な利息で金貸しをしている闇金業者「カウカウファイナンス」に客として訪れるクズ達の様々な人間模様を描いた問題作である。

その物語の性質上、債務者達は悲惨な目に合うことが多く、(殆どのケースが自業自得とはいえ)救いようのない顛末を迎えることが多い。

本作も含めた真鍋作品全てに言えることだが、作品世界やキャラクター造形が非情にリアルに作られているため、読む者の心にズドンと響く内容となっている。

また題名も含めタイトルは全て「○○くん」という形で統一されている。これは作者曰く、サラ金の自動契約機「無人くん」からイメージしたとのこと。

また独特のセリフ表現を持ち

(例:「回収出来ンスか?じゃねェ」「回収すンだよ‼」)

ネット上でよく使用されているワードである「金ねンだわ」の元ネタは本作から来ていると言われている。


山田孝之主演のテレビドラマ版が毎日放送により制作され、2010年にTBS系列のごく一部で放送された。また、2012年には映画化されており、この時にもTBS系列の一部および福井テレビフジテレビ系列)、青森朝日放送北陸朝日放送鹿児島放送(いずれもテレビ朝日系列)、日本海テレビ長崎国際テレビ(いずれも日本テレビ系列)、TOKYOMX(独立局)で放送されている。さらに2014年にはドラマ第2弾が制作され、TBS系列28局中26局およびTVQ九州放送テレビ東京系列、RKB毎日放送の代替)、福井放送(日本テレビ系列・テレビ朝日系列クロスネット)で放送された。なお、ドラマ第2弾終了後には映画版第2弾も公開されている。

そして2016年には映画版・テレビドラマ版の完結編が制作されている。映画版は事実上の二部構成となっている。テレビドラマ版は福岡県のネット局がRKB毎日放送に戻った(ドラマ第1弾を放送した実績がある)ほか、秋田テレビ(フジテレビ系列)が追加されたが、それら以外は第2弾のネット局と同一。

なお、琉球放送ではテレビドラマ版を全く放送した実績がない。


ストーリー

「トゴ」(十日で利息五割)という法外な利息で金を貸す闇金会社「カウカウファイナンス」を経営する男・丑嶋馨(ウシジマカオル)の下には、今日も様々な人が金を借りにやってくる。

借金地獄に苦しみながらも自分の強欲さから逃れられない人々、自分で自分の首を締め上げる事しかできない者、そして追い詰められた果てに自分を見つめ直し更正する人たち。

これは闇金に関わってしまったが故に人生を変えることになる人たちの物語。

果たして悪いのはウシジマくんか、はたまた彼にすがりつくことしかできない哀れな債務者達なのか…


登場人物

丑嶋馨(うしじまかおる)

で、いくら必要なの?

闇金融「カウカウファイナンス」を経営する若社長。23歳。

後がなくなった女性債務者に対して売春送りも辞さない厳しい取り立てを徹底する高利貸しだが、客の状況に応じてトイチに下げてくれたり、自殺を図ろうとして思いとどまった債務者に紹介料等を差し引く暴利を行いながらも労働施設に送り、その結果いい方向に転がるケースもある。

逆に追い込まれて逆ギレし、警察に通報するなど脅しをかけた債務者に対しては、全裸で縛り上げた上、蜂蜜を身体に塗り富士の樹海に放置するなど凄惨な報復を行う。

読者からはある種の「ダークヒーロー」として認知されており、誌上の悪役コンテストでも堂々の一位に輝いた。

債務者の前では「田嶋」という偽名を名乗る。


柄崎貴明(えざきたかあき)

「カウカウファイナンス」のNo.2。格闘家を目指していた時期があり、腕っぷしの強さは折り紙付き。

丑嶋とは中学時代からの付き合いで、彼を深く尊敬しており、丑嶋からの信頼も厚い。

しかしその出会いは最悪の一言に尽き、当時クラスのボス的存在だった自分に、転校してきて間もない丑嶋が反抗的な態度を取った為、竹本以外のクラスメイト全員を強制的に引き連れて集団リンチを行い、丑嶋の退院後に1人ずつ全員がお礼参りをされるという報復に遭っている。

その後の鰐戸三兄弟との一件で、結果的に丑嶋に守られたことへの感謝が、現在の力関係の元となっている。

電話の対応のしすぎが祟って耳から膿が出たほど仕事熱心で、経理も担当している。

大晦日を船橋の実家で母と丑嶋の三人で過ごしたこともあり、普段も丑嶋のスケジュールを細かく把握したり、まめに飲みに誘ったりしている。

加納とも中学の頃からの付き合い(加納は当時のクラスではNo.2だった)だが、いつも会話がない。

しかし仲が悪いというわけではなく、加納が結婚し退職することを聞いた際は一度激昂しその場を離れる素振りをみせつつも陰で男泣きしながら喜んでいた。

丑嶋が逮捕された時期は被害者に話を付けに行ったり、事務所を警察の強制捜査の前に移動したり、更には「ヤクザくん」編終盤では肉蝮の急襲を受けて窮地に立たされた丑嶋を間一髪で助けたりと、何かと身を尽くした。丑嶋が買ってくれた高級ペンを肌身離さず持っている。

方向音痴で、カーナビ付きの車で道に迷う。債務者に使う偽名は「柄原」。


池田信彦

「バイトくん」編の登場人物。リンク先を参照。


森下タク

「闇金狩りくん」編の登場人物。リンク先を参照。


小川純

「ギャル汚くん」編の登場人物。リンク先を参照。


イケメンゴレンジャイ

「ギャル汚くん」編の登場人物。リンク先を参照。


愛沢浩司

「ヤンキーくん」編の登場人物。リンク先を参照。


鰐戸三蔵

複数のエピソードに登場する人物。リンク先を参照。


宇津井優一

「フリーターくん」編の登場人物。リンク先を参照。


中田広道

「楽園くん」編の登場人物。リンク先を参照。


神堂大道

「洗脳くん」編の登場人物。リンク先を参照。


獅子谷甲児

「ウシジマくん」編の登場人物。リンク先を参照。


肉蝮

リンク先を参照。


大久保千秋

実写版オリジナルキャラクター。リンク先を参照。


犀原茜

実写版オリジナルキャラクター。リンク先を参照。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました