ギガインパクト
ぎがいんぱくと
データ
初出 | 第4世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
ぶんるい | 物理 |
いりょく | 150 |
めいちゅう | 90 |
PP | 5 |
直接 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | この技を使用した次のターンは行動できない |
概要
第4世代から登場。
すべての力を込めて突撃する大技。その威力は凄まじく、受けた相手は閃光と爆発が発生する。
アニポケでは使用時にオーラを纏っている様子が確認できる。はかいこうせんと同じく連発してくるのもおなじみだが、そちらに比べて使用頻度は少なめである。
ケンタロスやブリガロンのようにゴツい最終進化ポケモンや、レジギガスやゼルネアスといった伝説ポケモンがレベルアップで習得する。ヨーテリーやキバゴのような初期ポケモン達が覚えたのに驚いたプレイヤーもいるのでは。
第4世代ではかいこうせんが特殊技になった為、物理技として用意され、実質は第3世代までの「はかいこうせん」と全く同じものであり、分類が物理になっている以外は「はかいこうせん」と全く同じ性能である。
そして唯一の直接攻撃ロマン砲である。
しかし、既に登場していた高い安定性があるおんがえしや安定性に加え追加効果が強力なのしかかり更には反動こそあるが威力が120と優秀なすてみタックルなど他のノーマルタイプの物理攻撃技の存在が大きかった。
第2世代の時点で「はかいこうせん」1発<「おんがえし」(最大威力)、「のしかかり」、「すてみタックル」2発であった為、代替技が登場した所で結局同じ様な使い勝手で収まってしまうのであった。
その上第4世代は様々な高威力技が誕生した世代。
やはり高威力技を2発撃った方がダメージの期待値が高くなる為、サブに置くのも辛い状態。
その為あまり使われなかったが、「はかいこうせん」が特殊化して使いづらくなったケッキングの新たなメインウェポンにはなった。
とは言え「はかいこうせん」同様その威力には惹かれるものがある。それを追い求めるのもこの技がロマン砲と呼ばれる所以と言えるだろう。
スキン特性持ちのポケモンが覚えることで1.2倍(XYでは1.3倍)にして極限まで威力を高めるのも魅力。
第7世代ではZワザで威力200を出せるため、この技の採用も増えていった。
地味に「はかいこうせん」を覚えず、「ギガインパクト」の方は覚えるポケモンが急増した世代でもある。
理由は謎。
第8世代だと威力は150と変わらないがダイマックス技の「ダイアタック」で無反動で放つことができる。
高い威力に加えて追加効果で素早さを下げられるため、タイプ一致でなくても採用されることがある。
ポケモンGOではレジギガスの専用技として実装されている。
スペシャルアタック(ゲージ技)として扱われており、威力はZワザの時と同じく200という破格の数値。天候ブーストがかかれば、240にまで威力がアップする。なお、現状、ブースト効果なしで200台に到達している唯一の技となっている。
フルゲージ技なので、ゲージを溜めるまでには時間がかかるものの、発動に成功すれば、レジギガス自身の攻撃力の高さやタイプ一致補正も相俟って、あの「はかいこうせん」を上回る圧倒的なダメージを叩き出すことが可能で、生半可な耐久力のポケモンであれば問答無用で粉砕してしまうほど。
ポケモンカードゲームでは、Dpシーズンのエレキブルに搭載されたのが初出。
この時は、「のぞむなら、自分の雷エネルギーを全てトラッシュする代わりに基本ダメージを倍にする」という仕様だった。
BWシーズンのムーランドに搭載されて以降は内容が変更され、「大ダメージを与える代わりに、使用したポケモンは次の番にワザが使えない」仕様になり、原作をそのまま再現する形に修正。エネルギー加速による連射はできなくなった。