特性の効果
初出 | 第五世代 |
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効果 | 自身の能力が相手によって下がると「こうげき」が2段階上がる |
概要
第五世代から登場している特性。
隠れ特性での所有者が存外多く、マンキー系統、カモネギ、ポッチャマ系統、ブニャット、ウォーグル、トルネロス、ボルトロス、ナゲツケサル、タチフサグマ、タイレーツがいる。
効果は自身の能力が相手によって下がると「こうげき」が2段階上がるというもの。
故に、「いかく」をくらうと結果として攻撃が1段階上がり、「キングシールド」を使った相手に直接攻撃を使うと下がった攻撃を特性で上げ直して無効にしてしまう。
うっかり「こごえるかぜ」とか「バークアウト」とか使っちゃったら目も当てられない。
能力が相手によって下がるとなのでインファイトなどで自分から下げたりダブルバトルで味方ポケモンの技で下げられた場合は発動しない。
所有者の多くが「こうげき」が高いので、「いかく」に強くなるのは非常に強力。
特にキリキザンは第6世代ダブルバトルにおいて一時代を築き上げたほど。
ダブルバトルは元々「いかく」が多いため特性が発動しやすいだけでなく、上昇した「こうげき」から放たれるタイプ一致先制技「ふいうち」で多くの相手を狩りやすい上に、ファイアローのひこう技・メガガルーラのノーマル技など多くの技を半減できるのが魅力だった。
厄介なギルガルドも特性のおかげで「こうげき」を下げられることが一切ない上に一致弱点まで突ける。
その「ふいうち」が弱体化した上に先制技を封じ込まれることが多くなった第7世代では失速している。
また、第7世代では新ポケモンのナゲツケサルが隠れ特性として「まけんき」を得た。
しかし、SMでは仲間呼びをする事で隠れ特性のポケモンと遭遇できるが、こいつは仲間呼びでケララッパしか呼ばないため、隠れ特性持ちを捕獲できないという問題点がある。
対となるヤレユータンも同じ問題を抱えているが、ナゲツケサルは通常特性が「レシーバー」(ダブル専用特性)なので、より際立ってしまっている(ヤレユータンには「せいしんりょく」がある)。
この問題点はUSUMになっても解決されていない。
だったが、2019/3/28にポケモンバンクにて解禁
第8世代、ポケモン剣盾のマックスレイドバトルでこの特性を持ったポケモンが出てきた場合は気をつけなければいけない。何故なら、☆3以上で発生するバリアーを破壊した際に防御と特防がそれぞれ下がるため、攻撃が4段階上がってしまうからだ。バリアを破壊したら速攻で撃破しよう。
またタチフサグマ、タイレーツ、ガラルサンダーがまけんき所有ポケモンとして新登場。タチフサグマは特性が3つともなかなかに優秀なので他の特性との選択になるだろう。タイレーツは強力な積み技はいすいのじんを持つ為相手の行動を読んで合わせれば一気に強化できる。ガラルサンダーはかくとうタイプとひこうタイプという補完に優れたタイプを持っている為、ダイマックスの追加効果で能力が下げられる事も多い現在のランクマッチで大活躍している。
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かちき……上記の「とくこう」版