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ガルニクスの編集履歴

2021-06-08 23:07:51 バージョン

ガルニクス

がるにくす

ガルニクスとはアニメSSSS.DYNAZENONに登場する怪獣である。

概要

第10回『想い残した記憶って、なに?』に登場。

銀色のオブジェのような体に背中から赤いアンテナが突き出した四足歩行の怪獣。足を動かさずに移動する。


光の粒子を撒き散らして、物体を地面に影やシミのような黒い痕跡だけを残して音もなく消滅させ、消滅させた物体を体内に取り込んで過去の時間軸または前作に登場したバジャックの如く過去に似た夢に飛ばす能力を持つ。

劇中の描写から、本人にとって大切だったり、トラウマレベルを含めた心残りがあったりする思い出が選ばれているので、夢の中で現実とは違う行動をしないとトラウマが再現される点は原作悪夢を見せる怪獣にも近い。


夢・中 バジャック



ちなみに飛ばした先で南香乃のような故人と再会して対話できるほか、稲本さん山中暦のように心残りの内容が同じ場合は同じ過去または夢に飛ばしている節がある。


なお攻撃手段として、実体が見えなくなるほどの高速移動が可能。


ゴルドバーンのように怪獣優生思想インスタンス・ドミネーションを受け付けず、怪獣優生思想の連中を速攻で標的にした。……飛鳥川ちせの疎外感並みに強い過去への情動で生まれた怪獣ということだろうか。


活躍

7月4日だった前回からかなり経った時期に、すでに成長しきった姿で街中に佇んでいるところを怪獣優生思想が発見。オニジャいわく「久しぶりの怪獣」。

ムジナがインスタンス・ドミネーションを行使するものの、突如5000年前のガウマが脳内にフラッシュバックし、能力を食らって消滅。驚愕するオニジャやジュウガも取り込み、シズムも「これでみんな自由になれる」と、意味深な言葉を呟いて能力を食らう。


インスタンス・ドミネーションが有効だったかどうかは定かではないものの、活性化して能力を行使する。程なく南夢芽を皮切りに、麻中蓬や飛鳥川ちせ、2代目ゴルドバーンを残してフジヨキ台全てを取り込み、一帯を荒野に変貌させた。


取り込まれた体内では、夢芽は南香乃の生前、山中暦は大量の一万円札を手にした稲本さんに誘いを持ちかけられた中学生時代、ガウマは怪獣優生思想たちと怪獣使いとして国に仕え、と出会った5000年前、ナイトアンチとして新条アカネの元にいた過去、もしくはそれに似た夢に飛ばされていた。


しかし体内に侵入した蓬が過去を振り切り、取り込まれたガウマ隊の面々とナイトを助け出したことで帰還を許してしまう。合体したダイナゼノンに高速移動で突進するも、各機への分離で回避され、カイゼルグリッドナイトに合体されてしまい、高速移動で逃走。しかし出力を上げたカイゼルナイトサーキュラーの広範囲攻撃で真っ二つにされて絶命。体内に取り込まれたフジヨキ台の街や人々は元の姿に戻ったのであった。


余談

デザイナーはバジャックのデザインも担当した丸山浩。氏曰くいろいろギミックを考えていたが、採用されなかったらしい。


名前の由来はツァイガルニク効果と推測される。「人間は達成できなかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。」という事。


ガウマの過去に現れた二体の怪獣は、ゴングリーの初期案とバジャックである。


関連項目

SSSS.DYNAZENON 怪獣(SSSS.DYNAZENON)

ブルトン:ウルトラマンZでの登場時には、主人公を過去の世界に飛ばして故人と再会させ、葛藤を解くきっかけになった。今回の夢芽と香乃の再会も、これに近い形となっており、視聴者の間で話題となった。


ギジェラ:夢で人間社会を滅ぼそうとした同類。


レリエル:スタッフが関与した作品に登場した虚数空間である体内に相手を取り込む点と影繋がりなのが共通した敵。

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