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怪獣(SSSS.DYNAZENON)の編集履歴

2021-06-12 12:27:39 バージョン

怪獣(SSSS.DYNAZENON)

だいなぜのんのかいじゅう

ここではアニメ『SSSS.DYNAZENON』に登場する怪獣達について記載する。画像は第1回に登場したシャルバンデス。

「何で怪獣は生まれてくるの?」


概要

SSSS.DYNAZENON』に登場する怪獣は、「発生源」に人の意思・感情が作用することで生まれ、成長する。

怪獣を発見した怪獣優生思想インスタンス・ドミネーションによりコントロール(『掴む』と表現される)することで、インスタンス・ドミネーション前よりも巨大化し、破壊活動を行う。


どの怪獣も不自然に取り付けられた様な、建造物を思わせるキラキラした角・部位を共通で備え、物体の浮遊やワープ、爆発などの「超能力」然とした能力を一つ持っている。

能力の発動時には周囲に光の粒子が撒かれるという共通点がある。能力によって怪獣優生思想の面々とは各自相性があるらしく、グレージョムギブゾーグジュウガ向きと言及されている。

怪獣によっては能力が未熟なことがあるが、その場合は影響を与えた人間自体が未熟だった可能性が高いらしい。


前作の物とは違い、産まれた時点では特に目的意識もなく徘徊しており、無作為に能力を発動する等の迷惑行為を働きはするものの、人間に対して明確な悪意を持った行動は取らない野生動物のような存在。

また、徘徊中の怪獣は青い目をしているが、インスタンス・ドミネーション後は赤い目へと変化する。


劇中ではフジヨキ台を中心に怪獣が定期的に発生しており、2代目は何者かが意図的に「発生源」を拡散させたと推測している。

ただしシズム曰く、怪獣優生思想によって産み出された存在ではないらしい。

第1話冒頭で何者かが白い石を町に向かってばら撒いていることと関係があると思われる。


ガウマや怪獣優生思想など「怪獣使い」を名乗る存在からの扱いは総じて「道具」「手段」「兵器」のような物であり、「生命体」とは見られておらず各個体への情は希薄。怪獣使いとしての教育を受けたガウマも、怪獣の発生などについては全く教わっていなかった。


一覧

怪獣の名前は基本的に心理学用語が由来と思われる。

登場回名前デザイナー操った人物能力名前の由来
第1回シャルバンデス西川伸司不明物体を浮かせるシャルパンティエ効果
第2回グレージョム酉澤安施ジュウガワープするグレーゾーン
第3回バーナドドン丸山浩オニジャ爆発を起こすバーンアウト
第4回ディドラス西川伸司ムジナ物体の次元を移し替えるディドロ効果
第5回ネオフォビア田口清隆(デザイン協力:雨宮哲)シズム物体をふやけさせる新奇恐怖症
第6~7回ブルバイン岡本英郎オニジャ、ムジナ重力を強くするダブルバインド
第8回ザイオーン坂本勝無しさまざまな場所に色を塗るザイオン効果
第9回ギブゾーグ板野一郎ジュウガ物体を軟化するギブソン効果
ゴルドバーン野中剛無し物体のサイズを変えるルイス・ゴールドバーグ
第10回ガルニクス丸山浩ムジナ(失敗した可能性あり)物体を過去に飛ばすツァイガルニク効果

余談

怪獣のデザイナーは前作からは坂本勝(キャラクターデザイン。ナナシを担当)、西川伸司(グールギラスなど)、丸山浩(ゴングリーなど)、板野一郎(ヂリバー)が続投。

新たに酉澤安施岡本英郎田口清隆後藤正行(グリッドマンなど)、野中剛(ダイナゼノンなど)が登板している。


特撮によくある着ぐるみの改造を意識しているのか、一部の怪獣をよく観察すると前作の怪獣の意匠を持っていたり、よく似た体形の個体も散見される。


関連項目

SSSS.DYNAZENON 怪獣優生思想

グリッドマン怪獣 怪獣(SSSS.GRIDMAN)

マイナスエネルギー:ウルトラシリーズにおいて、人間の感情が怪獣を成長させるという設定。

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