「それで、今度はなんですの…厄日なんてものじゃないですの…不幸という底なし沼にはまったような気分ですの…」
概要
神浜市で民俗学者の父親を探している魔法少女。
世間に魔法少女の存在を周知するために父親をサポートしてきた。
ツンケンとして頑固な一面もあるが、人の良さと一所懸命さが覆い隠している。
同じ里見姓の灯花とは従姉妹だが距離を取っている。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 宝崎市 |
学校 | 宝崎順心学園 |
年齢/学年 | ラビと近い/中学3年生 |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 母親を父親と同じくらい穏やかにしてほしい |
固有魔法 | 不明 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | ? |
武器 | 芭蕉扇 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 春花らん |
人物像
行方不明になった父親を探しに、宝崎から神浜にやって来たお嬢様口調の魔法少女。使用人に氷室ラビがいる。父親で民俗学者の里見太助とともに魔法少女について調べていた。なお、両親は数年前に離婚しており、母親とは離れて暮らしている。
牛の角のような癖毛にウェーブのかかったベージュ色の切り揃えた髪とおっとりとしたタレ目が特徴で、わりと苦労人気質な性格。
八雲みかげからは「なゆたん」の愛称で呼ばれている。
里見灯花とは従姉妹に当たるが、過去に学者としての方向性の相違から父及び自身が研究している民俗学を小馬鹿にされて以来、彼女に対しては浅からぬ因縁がある(調べていた対象が対象なだけに、当時の灯花でなくとも馬鹿馬鹿しいと感じた人はいるのだろうが。また灯花本人は反省している模様)。
また、プロフィール説明文や魔法少女ストーリー第1話でも触れられているが、結構頑固な性格でもある。この辺は同じ宝崎出身で家族を探しに神浜にやってきた、そして周囲から頑固だと言われるいろはと似ている点ではある。
ちなみに外見(特に特徴的な部分)やその性格から高校生と思われがちだが、実は中学3年生。いろはも同学年だと知って驚いていた。もっともこれまでのシリーズにおいてマミや織莉子、葉月のように、同じ中3で性格的にも胸的にも(葉月の場合はさらに身長も加味)年上だと見ることが可能な魔法少女はいるが。
魔法少女として
牛の角に中華風のドレスを纏う女帝のような姿。武器は芭蕉扇。
魔法少女になった理由は、怒りっぽく、父のことを否定ばかりする母親への嫌悪から。教育熱心で那由他の勉強や習い事がうまく言っていないことに矛先が向くならまだしも、穏やかな性格の父ばかり辛く当たるのを見ていられず、うんざりしていたときに営業を受けて「ママをパパと同じくらい穏やかにしてほしい」と願った。
その結果として母親は穏やかな性格へと変貌した。自身の望んだ家庭を手に入れた那由他であるが、魔法によって生まれた家庭環境は徐々に歪んでいく。それもそのはず、以前のいがみ合っていた時の方が両親はうまくやって行けていたのだが、それが無くなったため二人にすれ違いが生じたのである。そして最終的に両親は離婚してしまう。那由他はこのことについて深い罪悪感を抱いている(第2部第4章第5話及び魔法少女ストーリー第3話より)。
ちなみにこの時太助は妻が変わったことについて「魔法少女の願いによる物」だとわかっていた。つまり那由他が契約し魔法少女になっていたことも察していたことになる。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×0 | ×1 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 23,664 | 7,036 | 7,120 |
コネクト「共同捜査開始ですの!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ]& Accele MPUP[Ⅶ]& HP回復[Ⅲ] |
マギア「文化的躍進の気流」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ]& 防御力DOWN & 確率でスキル不可(敵全/3T)& 状態強化解除(敵全) |
ドッペル「滑稽のドッペル」
専用メモリア「」
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | |
装備可能 | |
イラストレーター |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.40 |
「」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | ||
限界突破 |
活躍
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第2章『微笑みと火花』
4話より登場。半年前に失踪した父親を探しに神浜へやってきた。そんな最中にみかげと出会い、彼女や使用人と共に父親探しに出るが、事情を知らないとはいえ不運にもレナからはプロミストブラッドの一員と誤解されて追い回され、さらにはらんかからも自分たちの名を語る神浜の魔法少女として因縁をつけられてしまう。
しかし二葉さなと土岐すなおの加勢でどうにか助かり、みかげと共に調整屋に保護され、そこでかつて父が接触した七海やちよと出会い、そして因縁の相手である灯花と再会する。
第3章『内なる常夜の夜明け』
キモチの気配を感じ取っており、それの情報を提供する代わりにらんかを通して父の行方を大庭樹里に電話で尋ね、過去に太助が二木市の抗争を調停した事を知らされる。
しかし灯花から那由他を神浜に呼んだメールは宝崎市から送られてきた事を伝えられ、父は自分を発見して欲しくないのではと疑問に思う。
第4章『彼方の群青』
伯父である灯花の父の手引きで実母と再会。同じく太助を探す彼女から父に関する調査資料を入手し、手がかりである湯国市へ向かおうとするも、すぐに届いた太助の手紙に書かれていた諦めの一文を見てショックを受け、駆け出してしまう。
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
父の真意を確かめるため、ラビの出身地でもある湯国市に出発する。
期間限定イベント
第2章の一件を受けて、みたまの仲介で、中立的な立場のアザレア組に用心棒をしてもらう。
主役を務める。父や灯花のような風格を出そうと奔走するが…
余談
- 間違えられがちだが、名前の表記は「那由多」ではなく「那由他」である。
- 願いの結果として両親が離縁した経緯や、女帝姿と牛の角に加えて芭蕉扇を武器することから、おそらく彼女の魔法少女としての姿は、西遊記でお馴染みの牛魔王の側室とされる「羅刹女」という登場人物をモチーフとしていると思われる。
関連イラスト
関連タグ
里見灯花:従姉妹
里見メディカルセンター:彼女の叔父が院長を務める病院。