「俺とお前は、戦う事でしか解り合えない!!」
概要
53体存在するアンデッドの中でどのカテゴリーにも属していない、またどの生物の始祖でもない特殊なアンデッド。
基本武器は腕に付いた鎌だが、1番の特徴はこの鎌で倒したアンデッドをカードに封印できる点である(他のアンデッドは他者を封印できない)。
バトルファイトでジョーカーが勝者となる(=その世界でアンデッドがジョーカーのみとなる)と身体から無数のダークローチと呼ばれる怪物を産み出し、地球上の全ての生命をリセットさせてしまう(ちなみにこのルール、なんとゲームの中の世界でも適用されてしまう模様)。
遥か昔より冷酷非情な戦闘マシーンとして他のアンデッドから恐れられていたが、ヒューマンアンデッドの力や様々な人間との出会いによって「愛」を知り、自分の運命に立ち向かっていく事になる。
ちなみにラウズカードとなった場合、使用すると「あらゆるカードの能力を得られる」というまさにバトルファイトの切り札となる効果を持っている。
前回のバトルファイトではヒューマンアンデッドがジョーカーに勝利したらしいので、カテゴリーの低い彼が優勝出来た理由の一つかもしれない。
ツール
アンデッドラウザー
他のアンデッドはベルトのバックルがウロボロス型(内部にカテゴリーなどが記載)になっているが、ジョーカーはハートを模した形のラウザーになっており、中央にラウズカードをラウズする事でそのカードのアンデッドに擬態し、能力を使用する事ができる(後にディケイドが使用するカメンライドの先駆けと言えよう)。カリスや始の姿も、あくまでそれらのアンデッドの姿を借りているに過ぎない。
他のアンデッドを封印するジョーカーの力、アンデッドの力を得るアンデッドラウザー、そしてお気に入りなのかジョーカーが好んで擬態していたマンティスアンデッドが纏う鎧であるカリスベイル。
この世界ではこれらの要素を参考に、ライダーシステムが開発されることになった。
ブレイド以降の客演
原典とは異なり、人間の細胞と封印されたカテゴリーAアンデッドの細胞から作られた人工アンデッドのラウズカードという設定で、『ブレイド』本編でいう改造実験体トライアルシリーズやケルベロスに近い位置付けになっており、胸から緑色の破壊波動を発射する能力を得ている。
詳しくは四条ハジメの項目を参照。
ディケイド率いる大ショッカーの幹部として登場。
ブレイドとカリスからジョーカーの力を吸収したアナザーブレイドがモノリスを出現させた際、モノリスからジョーカーらしき異形がウジャウジャと湧いて出ようとしていた。最終的にアナザーブレイドが撃破された事でモノリスも消滅し、それと共にジョーカーも全て消滅している。
その他
- デザインモチーフは二股の帽子を被ったジョーカーのイラストから、触角の長いカミキリムシが選ばれている。
- 尖った爪先や足の模様など、その他もトランプのジョーカーのイラストからヒントを得ている。
- ジョーカーの亜種として、『アルビノジョーカー』が存在する。
- 「ジョーカーアンデッド」という名義は商品名上の都合という側面が強く、本編中および視聴者からの呼称としては単に「ジョーカー」と呼ばれる事が多い。
関連タグ
ブラックビート:カミキリムシがモチーフ、青いカブトムシモチーフのヒーローと縁が深い、といった共通点がある
エースキラー:バトルスピリッツではジョーカーアンデッドと同じく、自分のアタックステップ時に相手スピリットのアタックステップ時効果1つをコピーして自らのアタックステップ効果として使用出来る。
ゴブリンスレイヤー…やる夫スレ版においてゴブリンの上位種ゴブリンロードのAAにジョーカーアンデッドが使われている
バットファンガイア・リボーン…ラスボスとして認識されてはいるがイマイチしっくりこないラスボス繋がり。あちらは理性のない怪物でファンからも「実質ラスボスはビショップ」と言われてしまっている。ちなみにこれを『剣』における状況に置き換えると、実質ラスボスはギラファアンデッドとなり、ビショップ同様二号ライダーに倒されていることになる。
エージェント・アブレラ、ジャアクキング:同時期のニチアサにおけるラスボス。
平成ライダーラスボス