概要
『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』の女主人公。
リメイク元である『ポケットモンスター金・銀』のマイナーチェンジ版『クリスタルバージョン』には女主人公が存在するが、『HGSS』では異なるキャラクターとして新規に書き下ろされた。
主人公としてのコトネ
ワカバタウンで母親と暮らしている。母親によると頑張り屋らしい。
パルパークでは父親の存在が示唆されている。
身長152cm・体重41kgで、男主人公よりも大柄である。
幼馴染としてのコトネ
ゲーム開始時に男主人公を選んだ場合、主人公の幼馴染として「コトネ」という名前で登場し、冒険のサポートをしてくれる。
連れ歩いているポケモンはマリル。コガネシティ近くの育て屋老夫婦は祖父母に当たる。
なお、幼馴染キャラが御三家ポケモンを持たないのは『HGSS』が初である。
ポケギアで彼女に電話した際に、時々聞くことができる「マリルの においを かいだら ぞうきん みたいな においがしたの! ちょっと ショックよねー」というセリフは、同作を代表する名言(迷言)としてよくネタにされている。
ただし、その後に「だから これから きれいに あらって あげるの!」と続けているため決して悪口を言っているわけではない。
容姿
服装はリボンの付いたキャスケット、赤いトップスにサロペット。
黄色の大きな肩掛けバッグにポケギアを付けている。
髪形は茶髪で跳ねたおさげ髪。男主人公と比べると容姿の違いが著しい。
デザインは海野隆雄氏が担当。
「『クリスタル』の女主人公を意識せず新規で作った」と『Nintendo DREAM』2009年11月号で発言しているが、その割には髪形や色の組み合わせ、腿辺りや帽子にラインが入っている点、襟の形状など、『クリスタル』の女主人公と似た部分も存在している。
ちなみに母親のデザインも異なり、『GSC』では黒髪で左右を輪の形に結んでいるのに対し、『HGSS』では茶髪で跳ねたボブカットになっている。
ポケスロンに参加する際は濃いピンク色のジャージを着用する。
この時のグラフィックでは帽子を脱いでおり、前髪は真ん中分けになっている模様。
他媒体でのコトネ
ポケモンマスターズ
「ポケモンと 一緒なら どこまでだって 大丈夫!」
CV:千本木彩花
好奇心が強く活発な少女。先輩トレーナーであることに自信を持っている。
過去にレッドと戦ったこともあるらしい。
バディはチコリータ→ベイリーフ→メガニウム。☆5の草サポートバディーズ。
原作でNPCとして登場する際のマリルの話がネタとして拾われており、こちらの彼女もマリルを持っている模様。ポケモンセンターでのセリフによると泥の中に落ちて変な臭いが付いてしまったとのこと。
バディーズ性能は攻撃技は「エナジーボール」のワンウェポン。更に「ひかりのかべ」で特殊攻撃に対する耐性をフィールドに設置することが可能。
バフ技は急所1段階上昇の「クリティカットG」を持ち、トレーナー技の「あがってくよ!」は攻撃・特攻・素早さを全体1段階上昇とやや控えめだが、天候が晴れになっているとこの効果が2倍になる。
バディストーンボードには「晴れ時技ゲージ加速2」・「晴れ時HP回復1」と言った晴れ関連のパネルが多くあり、目玉は「B技後晴れ化」のパネル。バディーズ技を打つだけで天候を晴れにすることができるため、晴れパのパーツとして活躍が可能になる。
他には「クリティカットG:技後急所率アップG1」によって実質「クリティカットG+」へとランクアップすることも可能。
サポートの中でもバディーズ技を打つことに意味を持つバディーズなので、EX強化が待ちきれずに☆5のびしろを既につぎ込んで解放を待っているユーザーも多い。
2020年8月にシーズン限定衣装で登場したときの相棒ポケモンはプリン。☆5のフェアリーアタッカー。
衣装は浴衣をワンピース風にアレンジしたと思われるもの。
基本的にシーズン限定衣装のトレーナーは通常版と同じ声が使われているが、コトネとダイゴには専用の声が収録されている。
実装時にはエピソードイベント「夏だ 海だ 音楽だ!」が開催された。
約1年後の復刻開催の時にはEX強化も解放された。カラーはプリンと同じピンク色の浴衣へとチェンジができるようになる。
バフ技は急所率2段階上昇の「クリティカット+」と技ゲージ回復と同時に攻撃・特攻1段階上昇のトレーナー技「オンステージ!」。このトレーナー技は自身が眠り状態の時バフ効果2倍とHP回復効果が付きつつ眠り解除ができるが、アタッカーであるプリンが眠り状態になることはかなり稀なので、後半の追加効果はおまけみたいなものになる。
パッシブスキルによって自身の攻撃・特攻を行動するたびに確率で上昇させることができる。
更に「相手にB技後眠り付与」よってバディーズ技を使うことで相手を眠り状態にすることが可能。EX強化すると眠り効果も全体へと伸びる。
バディストーンボードには「マジカルシャイン:急所時威力上昇3」・「相手眠り時B技威力↑5」と言ったシンプルに火力上昇させるもの、「P技後素早さアップ2」といった自身を強化するシンプルなものが多く、初心者にも使いやすい構成になっている。
主人公をモデルにしたキャラクター
これらの派生作品に登場する人物は、それぞれ主人公をモデルにした一人のキャラクターとして独立しているため、リンク先を参照し混同を避けることをお勧めする。
アニポケ
CV:中島愛
『ダイヤモンド&パール』の第143話~147話に「コトネ」として登場。
語尾に「~ってことね」をつけるのが口癖。
所持ポケモンはマリル、チコリータ、キリンリキ。ただし、チコリータはウツギ博士から貰ったものではない。
ポケットモンスターSPECIAL
第9章でクリスタルが『HGSS』の女主人公の衣装に着替えている。
関連イラスト
関連タグ
クリス…『GSC』の女主人公
ヒビキ…同作の男主人公
シルバー…ライバル
ハート…公式名が判明するまで暫定的につけられていたタグ