概要
アニメ1期の主人公にしてゲーム版ではアプリアイコンという作品の顔役(2021年11月現在)を務めているスペシャルウィークとその史実における同期(1998年クラシック世代)で実装済の以下のメンバーの総称。作中では最強世代、ファンからは98世代、同期組とも。
ちなみに作品世界においても同級生として設定されている。
- スペシャルウィーク:17戦10勝(GI4勝)1999年JRA賞特別賞
- グラスワンダー:15戦9勝(GI4勝)1999年JRA賞特別賞
- セイウンスカイ:13戦7勝(GI2勝)
- キングヘイロー:27戦6勝(GI1勝)
主人公気質、武士の心を持つ大和撫子、本質は内気なハイテンションムードメーカー、天然系策略家、高飛車なようで面倒見のいい不屈のお嬢様、とそれぞれキャラの立ったメンバー。各メディアでも仲良くつるんでいる姿が描かれている。
史実での実績
上の5名のモチーフ元を含めて同世代で現役当時存在した国内の中央平地GIレースを総なめ(通算22勝)した。
現役時には外国産馬の出走制限が存在したため、該当するグラスワンダーとエルコンドルパサーは1998年のクラシックロード(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)には参戦できず、クラシック三冠はセイウンスカイ(皐月・菊花)とスペシャルウィーク(ダービー)が分け合った。出走制限のないジャパンカップではエルコンドルパサーが勝利している。
古馬時代になるとフランスへと転戦したエルコンドルパサーと短距離戦に活路を見出したキングヘイロー以外の3頭が1999年の国内古馬路線を戦う。スペシャルウィークとグラスワンダーが宝塚記念と有馬記念で直接対戦、いずれもグラスワンダーが勝利を収めている。同年末までにエルコンドルパサーが凱旋門賞、スペシャルウィークが有馬記念を最後に現役を退いた。
明けた2000年、グラスワンダーが宝塚記念での故障により引退する一方、ただ1頭GIでの勝利に恵まれていなかったキングヘイローが高松宮記念で待望の勝利を掴んだ。
2001年までにキングヘイロー、セイウンスカイも引退して5頭とも種牡馬に転じ、セイウンスカイ以外は産駒からGI勝利馬を輩出してこちらでも好成績を上げた。
2021年11月現在、グラスワンダーのみ健在。
ちなみに前記の事情もあり、5頭全てが相見えたレースは史実では存在していない。
ゲーム版ではキングヘイローの育成ストーリーのラストとなる有マ記念(ウマ娘世界では馬の字が異体字となる)で史実においてついに実現しなかった全員による頂上決戦が描かれる。
関連イラスト
関連タグ
97世代:1期上。1998年毎日王冠でエルグラを完封した異次元の逃亡者や、全員と対戦経験があり、全員引退したその年に黄金旅程の終着点を香港での劇的な勝利で飾った世界にしか勝てない奴がいる。
99世代:1期下。いわずとしれた世紀末覇王の世代。グラスワンダーの引退レースとなった宝塚記念でその覇王と最強の2番手が初のワンツーフィニッシュを飾り、世代交代を告げることになった。